黒文字や

六本松や草香江周辺というのは表通りを通ってもそれほど良さげなお店が視界に入ることが少ないのでおいしいものにありつけないのかなと思われがちですがそうではありません。一つ裏の通りとか路地の奥とかに隠れているのです。だから車では駄目です。歩きかチャリでぶらぶらすることをお勧めします。例えばこのお店などはまるで見つけて欲しくないかのような場所にあるから初めて行った時はビックリしました。とりたてて目立つ看板もなく、入口もよくわからないほどです。でもそういうお店が営業を続けているということはそれは探し出しても行く価値があるということを意味しています。古民家をうまく改装した店内は居心地がよく、一見和カフェの印象を受けます。たしかにぜんざいや団子などもあって和カフェとも言えますが、メニューを見ると結構なバラエティです。基本的に飲み物は緑茶、抹茶、紅茶、コーヒーとあります。そしてパンケーキやフレンチトーストがあるかと思えば、ナポリタンやカルボナーラ、オムライス、カレー、メンチカツなどもあります。洋食屋的な面もあると言えます。だからお茶するもよし、ランチするもよしというお店です。ちなみに店名の由来ですが、和菓子を食べる時に木を削って作った小さなナイフみたいなものを使うでしょ?あれを「黒文字」というそうで、そこからきているそうです。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区草香江1-7-41
092-726-6358

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です