ラ・ボンヌ・アドレス

Posted By えしぇ蔵 on 2018年2月25日

日本に海外の料理が入ってくると、ほとんどの場合日本独自のアレンジがなされて、オリジナルとは若干異なる方向へ進化していくというのはよくある話です。味覚にも国民性がありますから、どの国においても外国の味が徐々にその国の味に近いものになっていくというのはある程度仕方ないことだとは思いますが、日本の場合特にその進化のスピードが速く、幅が大きいように思います。そうやって進化を続けていく過程において、誰かがふと立ち止まって、原点に戻ってオリジナルを大事にしようではないかと考える人々が出てくるのもこれまたよくある話です。ケーキの世界もいつのまにやら日本のケーキは日本人の舌にあった独自のものとなっていますが、ヨーロッパ、特にフランスで長年育まれてきたあのオリジナルの味に戻ろうではないかという方針のお店もやはりあるわけです。これは個人的には大いに歓迎するところであります。こちらのお店の商品は「ケーキ」というより「フランス菓子」という表現の方がしっくりきます。甘味がしっかりとしているところにお店の主張を感じます。見た目も美しく、非常に細かい作業の結晶として出来上がった芸術品のようです。一品一品が完璧な仕事で生まれているという印象を受けます。食べる時の一口ごとの感動が全然違います。プロの仕事を味わってるという感じです。原点回帰の大切さを教えてくれます。えしぇ蔵個人的にもかなりお気に入りで、御用達ケーキ屋さんの一つにしています。皆さんも是非、本物の「フランス菓子」を味わって下さい。

(えしぇ蔵)

福岡市南区塩原4-10-13
092-555-5635


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