この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
7月
7月30日(水)晴れ
朝の早いワシらは朝食前に散歩へ。ホテルの一階では朝市が開催されていた。ホテルの中で朝市なんて! ロビーから聞こえてくる琴の音はBGMではなく生演奏だった!まったくここでは驚きの連続だ。
朝食がまた素晴らしいのは言うに及ばず。これも「ぽごしっぽよ」に任せよう。
食後はすぐ近くにある世界的パティシエの辻口なんちゃらのカフェでお茶した。ケーキの味はさすがのクオリティ。これも「ぽごしっぽよ」に任せよう。

宿を後にして電車でのんびり金沢に戻った。 金沢では周遊バスに乗ったりしてゆるく過ごして、夜は義理の両親とステーキハウスへ。最高の肉とビールでここ数年では感じたことないほどの満腹感だった。 義理の両親が高齢なのに極めて元気なのが何より嬉しかった。 久しぶりの金沢の夜は幸せだった。

「能登の夏」

能登の夏 瞼は重く 海青く

7月29日(火)晴れ
今日から二泊三日で里帰り。とは言っても他に企みのあるワシら。名にし負うあのサービス日本一と言われる加賀屋に泊まること。以前から一度は最高のサービスというものを体験したかったのだ。

早朝の便で小松まで飛んで、バスと電車を乗り継いで和倉温泉は加賀屋へ。チェックインには早いので能登島にある水族館に行くことにした。 この水族館が予想以上に素晴らしくてたっぷり楽しめた。でかいでかいジンベイザメが目の前を悠々と泳いでいく姿に圧倒されてしまった。 他にもイルカやオットセイのショー、ペンギンの散歩、幻想的なクラゲの水槽、BGMにあわせて踊るマダイの群れ、アザラシの芸などたっぷり堪能した。

さて、加賀屋に戻ってからはその接客ぶりを観察しまくり。 まずは玄関にずらりと並ぶ仲居さんたちのお辞儀のウェーブ。いやこれはちょっとこっ恥ずかしい。 宿は巨大な建物でとにかくスケールがすごい。売店はちょっとした商店街。宝塚みたいなショーが見れるシアターがあったり、ゴージャスなバーがあったり、部屋に案内される間も見所がたくさん。
部屋に入るとまず抹茶とオリジナルの和菓子が出る。その後に煎茶が出る。仲居さんは部屋に案内するまでの間にワシらの体格を観察して、浴衣は後から持ってくる。 細かい手つきやお辞儀の仕方まで完璧に教育されてる。
風呂に行くとおじさんがあちこちにいて、勝手のわからない人にすぐ教えてくれる。草履は他人のものとごちゃ混ぜにならないように札がつけられる。棚に置いておくと殺菌してくれる。
風呂の後はお待ちかねの食事だが、その前に副支配人が直々に部屋まで御礼に来る。手をついて深々とお辞儀をされるとこちらも背筋が伸びる。ワシらのような安部屋の客にそこまでするかと驚くばかり。
食事の詳細は「ぽごしっぽよ」に任せるが、これだけのマンモス観光ホテルとは思えないほどのクオリティでビックリ??大量に作ってこれだけおいしいなんてちょっと不思議だ。厨房を見てみたい。
食後は売店をぶらついたり、近くのお祭りを見に行ったり、ラウンジでゆっくりしたりとたっぷり楽しんだ。 ちなみに加賀屋の人は廊下の真ん中は歩かない(真ん中は客が歩くから)と聞いたので観察してたら確かにみんな端を歩いてた。いやはや徹底されてるもんだ。すごいな。
おもてなしの極意を学ぶには確かにこの宿は素晴らしい参考になることがわかった。



「おもてなし」

真の意味 能登で教わる おもてなし

7月25日(金)晴れ
おふくろが福岡の病院に緊急入院してすったもんだの数日だったが、幸い大事にいたることはなかったので一安心。
付き添いで来福した姉夫婦にも会えたので良かった。こういうことがあると家族が集まれることが唯一の喜び。家族の大事さをしみじみと感じることができる。
それにしても長い人生のほとんどを苦労し続けた母が、今まで何もなかったかのようにあっけらかんと笑う姿には頭が下がる。大したおっかさんだ。

今日は気持ち的にも体力的にも少し余裕があったので夜10km走った。これで今月も目標達成。

「母」

八十路前 苦労背負えど 笑う母

7月21日(月)晴れ
一昨日は8kmラン、昨日は油山登山だったのでさすがに今日は早朝ランはやめて散歩にした。高宮2丁目から寺塚の「サイラー」まで。結構距離あるので往復5kmぐらいの散歩になった。ふくらはぎが痛い……。
ただ「サイラー」で朝食をとりたかったからそのコースにしただけで他に意味はない。「サイラー」は朝7時から開いて、イートインもできるから素晴らしい。実は昨日の登山の昼食もサイラーのパンを持って行って頂上で食べたが、やはり「サイラー」のパンは素晴らしい。常に福岡のパン屋の最高水準にいるのではないかと思う。
今日の経験を生かして、「サイラー」目的の朝ランコースを設定しようと思う。いい朝になるのは間違いない。

さすがに連日の疲労が積もって日中はぐったりしていた。夜はベランダでイタリアン。きりっと冷やした白ワインで。

「コース」

朝食の うまさで決まる ランコース

7月20日(日)晴れ
今回は連休以来の登山で油山へ。いくらワシらが軟弱登山隊だからといって油山のようなハイキングの山は軽すぎるだろうと今まで敬遠していたが、すぐ近くにあるのに登らないわけにもいかんだろうと今回のチャレンジになった。だがワシらは甘かった。これが結構きつかった。なめてた分、余計きつかった。距離はないんだが傾斜がきつくて、おまけにこの暑さで汗の量が半端じゃなく、あげくに道に迷ってかなり体力を消耗した。
ここはいろんなコースがあるので8月にまた違うルートで登ってみようと思う。





下山してから「油山もーもーランド」に行って牛乳とアイス!かなり久しぶりに行ったので(20年ぶりくらい?)、記憶は全然残ってなかったが、アイスのおいしさには覚えがあった。

その後は那珂川方面に山を下りて、「清滝」で温泉に入ってから帰宅した。いい汗をかいた一日だった。

「山登り」

楽勝と 信じてろくな ことはなし
道にまよえば どれも難山

7月15日(火)雨
ついに今回のFIFAワールドカップも終わってしまった。今回はなんか非常に複雑な心境だ。ブラジルに優勝して欲しくて応援していたが、ドイツに惨敗する以前にネイマールが負傷して出場できなくなってから一気にワシのテンションが下がってしまった。まぁ正直なところブラジル優勝でネイマールがMVPというのが見たかったのだ。だからあのスニガの飛び膝蹴りでワシのワールドカップは終わってしまった。後の結果はどうでもよくなった。
それにしても今回はがっかりの連続だった。イタリアも応援してたので早々に1次リーグで消えたのには本当にがっかりした。それとロナウド率いるポルトガルももっと頑張って欲しかったし、スペインなんて全然心配してなかったのにさっさと帰って行ったのには失望した。
誤審も多かったと思う。何よりスニガの飛び膝蹴りがお咎めなしなんて!選手のダイブが多いから惑わされるのはわかるが、スニガはとらないかんでしょう!他にもいろいろおかしな判定が目立った。
決勝戦のドイツ勝利はさすがはドイツという感じで感心したが、MVPがメッシというのを聞いた時には「ハ?」と思った。いや、メッシもよかったけど、もっと頑張ったのいっぱいいたやろ!と言いたかった。ドイツのクロース、ミュラー、ノイアー、コロンビアのロドリゲス、オランダのロッベン……そのへんが受賞せんといかんのやないの?と。
 
まぁそんな感じで、ワシ的にはどうも不完全燃焼で終わった今回のワールドカップだった。

「祭典」

祭典の 過ぎて心は ロシアかな

7月14日(月)曇りのち晴れ
数日前に姫からえしぇ蔵クッキングの要請が来たので今日はワシが飯当番。筋トレをする日でもあるので同時進行するという変なワシ。
今日はイワシの塩焼き、かぼちゃの煮つけ、味噌汁、冷奴という純和風。スーパーでイワシがあまりにうまそうだったのでこういうメニューになった。仕上がりはまずまず。何よりイワシに脂がのってたのがよかった。

「えせ板前」

えせ板前 素材の良さで 腕隠す

7月13日(日)曇り
今日は昼前から姫と大濠公園方面に走りに行った。お濠の蓮を見ながらゆっくりと。そして帰り道にある洋食屋でランチして、買い物してから帰った。あちこち寄り道したので13kmになった。シャワー浴びた後、さすがに疲れたので爆睡。こんなたっぷり昼寝したのは久しぶり。
今日は曇りで直射日光がなかったし、少し風があったから走るにはちょうどよかった。今月はあと22kmなのでまぁなんとかなりそうだが、来月の暑さが心配だ。

「贅肉」

走らねば もはや不快な 身体なり
されど残れり 腰の贅肉

7月11日(金)晴れ
かつてないほどのすごい台風が来るというからしばらくは走れないかもしれないと思い、少しでも走れそうな天気があれば走っておこうと頑張った結果、台風が全く大したことなかったのでこの5日間で40kmも走ってしまった。ちょっと足が痛い。明日は休もう。

気温が高いと走るのは逆に危険だ。どれくらいの温度まで大丈夫か試しているところだが、今のところ30度ではまだいけるようだ。だが夏場はなるべく夜か早朝にしたほうがよさそうだ。とにかく汗の量がすごい。体中の水分がなくなりそうな勢いだ。夏場でまた体重減るのではないだろうか?

台風対策を施したバルコニーを元に戻すついでに掃除した。台風のおかげでバルコニーがきれいになった。また夕陽を眺めながらビールを飲むべし!

「バルコニー」

台風の それて片付く バルコニー

7月7日(月)雨
極めて身体の調子はいいが、中国鍼灸院」さんには通い続けるワシ。

「信疑」

呉炳宇

信中人言明立、(信の中に人言明らかに立つ)
疑藏ヒ矢暗発。(疑はヒ矢を蔵して暗きより発す)
疑心戦争引爆、(疑心戦争を引爆し)
互信和平衛家。(互いに信ずれば和平家を衛る)

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

信ていう字には人と言の字が入っとるばい
疑ていう字にはヒと矢の字が入っとるばい
疑う心が戦争ば起こすとたい
信じ合えば平和になるとたい


今日は帰りが遅くなったが、雨は降ってなかったので久しぶりに夜のラン10km。今週は台風で雨が多くなりそうだから走れる時に走っておかないと。

「信」

信の文字 解する国の 少なさよ

7月6日(日)雨
朝ランしようと思って5時に起きたが雨で断念。起きた時には降ってなかったが、準備して外に出た時に降り始めた。おかげで1日の長いこと!朝食を済ませて掃除を終えてから、午前中にも関わらず姫とジムに行った。
ジムで計測したら体内年齢が26歳になっていた!これまでの最高値。26歳といえば東京から福岡に戻って2年目。まだサラリーマンの頃だ。姫と結婚して2年目。しかしあの頃は体力はなかったから今の方が身体の状態はいいかもしれない。

それにしてもよく降るな。一日中降りっぱなしだった。

「二十六」

微妙なり 見た目は古き 二十六

7月5日(土)曇り


昨日から1泊で大阪出張。ファイルメーカー社のカンファレンスに参加してきた。2つのセミナーに参加して、ワークショップも見てきたがかなり勉強になった。やはりたまにはこうして情報収集に行かないと独学では置いて行かれる。今回はいかに自分が最先端からほど遠い位置にいるかを思い知らされた。
それにしてもファイルメーカーの進化の度合いには本当に驚かされる。かなり高度なことがどんどん簡単にできるようになっていく。このソフトは開発者とユーザーの差をどんどん縮めていく。あんまり進化されるとワシら失業だな。
今回得た知識を早速いろんな顧客のソフトに応用しようと思う。

「最先端」

最先端 あらずと知るや 中之島

7月1日(火)晴れ
さて7月だ。暑くなるぞ。仕事、勉強、トレーニングのモティベーションを下げないようにしなければ。

今月は1度は15kmランに挑戦してみようと思う。だんだん長い距離に身体をならしていこう。

春から毎日英語を勉強している。それと並行して実はイタリア語も勉強している。言語というのは本人が「話したい!」と思わない限りなかなか習得できないのではないかとつくづく思う。今は両方とも早く流暢に話せるようになりたくてウズウズしている。だからサボるどころか空き時間があれば全て言語の勉強に使っている。
何かを習得するためのモティベーションを下げないこつはそれを趣味にしてしまうことだと自分では思っている。今は言語の学習が趣味の一つになった。筋トレやマラソンで得たコツだ。
まずは1年後。そして次は5年後。どれくらい話せるようになってるか?イメージするとワクワクする。

「継続」

とりあえず 続けりゃ得るもの ゼロでなし