この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
5月
5月29日(月)晴れ
筋トレメニューがまたマンネリ化してきたので少し変更した。重いウェイトでセット数を少なくしてたメニューを、軽くしてセット数を増やした。引き締めるにはその方が効果的なのでしばらくはこの方向でいこうと思う。
走る日が増えて筋トレが週1回になりつつあるので、2回に戻さないといけない。

[ メニュー1 ]
ダンベルプレス 10回×2セット
ナローグリップダンベルプレス 10回×2セット
ダンベルカール 10回×4セット
ダンベルリストカール 10回×3セット
ディクラインナローハンドプッシュアップ 30回×2セット

[ メニュー2 ]
サイドレイズ 10回×2セット
フロントレイズ 10回×2セット
ダンベルアップライトローイング 10回×2セット
ワンハンドローイング 10回×2セット
プローンローリング 10回×5セット

ランニング 月間100km

「信念」

信念が あれば自宅で ライザップ

5月23日(火)晴れのち曇り
今日は福大病院の診察の日。手術して2ヶ月を経過したが、結局ほとんど腫瘍に変化は現れなかった。A先生の口調からかなり改善を期待していたんだが、どうも空振りだったようだ。
どうやら血流を止めきれてないとのことで、また同じ内容で2回目の手術をすることになった。今度はどうなるだろうか?もう前回ほど過度に期待しないようにしておこう。後の落胆を和らげるために。

こんな珍しい症状がなぜ自分に起こるのか?というやるせない思いに何度も苦しめられたが、前回入院した時にまわりの患者さんを見て、多くの人が自分の症状に同じ思いを持ってることを学んでからは、苦しみが以前ほどではなくなったような気がする。
苦しいのは自分だけじゃない。みんなそれぞれ戦っている。だからワシも出来る限りのことはする。
あとは結果に対面する時の心構えをしておくだけだ。

「血管腫」

ため息も つき飽きるなり 血管腫

5月21日(日)晴れ
実家の法事で日帰り帰省。久しぶりの対馬。 相変わらず街に活気はないが、初夏の対馬は日差しも風も心地良かった。
今回の法事は数軒合同でお寺で行われた。見覚えのある顔はほとんどいない。もう対馬とのつながりがどんどん薄くなっていくのを感じる。故郷に異郷を感じるようになったらもうダメだな。

姉貴夫婦と両親と一緒に昼飯を食べることができたから良かった。こういう時間を大事にせんといかんよな。後できっといい思い出の一つになる。

ワシは対馬のためになることを何もしていない。このまま何もせずに一生を終わるのはあまりに故郷に対して不義理だ。働ける間に必ず何か貢献しよう。育ててくれた恩返しをしよう。

「蜂」

花に舞う 羽音変わらぬ あの頃の
蜂は今みる 幾代前か

5月10日(水)曇り
今日は「雷山千如寺」さんの5月の恒例行事「御経会」。平日にも関わらず多くの人が集まった。







一所懸命デジカメで撮影したものより、いい加減にスマホで撮影したものの方がはるかにいい。写真を撮ることが最近虚しくて仕方ない。撮影の工夫をカメラの進歩があざ笑うかのようだ。

昨日やった筋トレのメニューはいつもと同じなのに、なぜか今日は全身筋肉痛がひどい。それなのに仕事が終わってから10km走った。一歩踏み出すごとに身体が揺れるのでその度に全身が痛む。苦行のようなマラソンだった。終わった時の疲労度はひどかった。今夜は早く寝よう。

「スマホ」

撮影の 腕を隠せる スマホかな

5月6日(土)曇り
連休後半は山!早起きして、しばらくご無沙汰だった九重連山へ
今回チャレンジするのは「三俣山」。今まで何度も横を通ったり、遠くから眺めたりして、次は登ろうと思っていたのがようやく実現した。 ルートは大曲登山口からスガモリ越え経由で登るというおそらく最短コース。だが道が悪いので足はしっかり疲れた。





今回のお昼はお湯を沸かしてパスタを作った。初の山パスタ。とは言ってもお湯に麺を入れるだけというラーメンとなんら変わりない作り方。まぁ最初は手抜きということで。からすみのパスタだったが、なかなかにおつな味で、きちんとした環境で作ればもっとおいしかったのではないかと思う。



今日はとにかく霧がすごかった。風に流されてたまに青空がのぞいたが、頂上では白一色だった。一昨年の韓国岳を思い出した。

下山する時に下を見ても見えるはずの坊がつるは霧に覆われていた。今ワシは山本謙一の「修羅走る 関ヶ原」を読んでるところだが、よくいろんな歴史小説で「夜明けの関ヶ原は一面霧で覆われており、それが徐々に晴れていくにつれて山の上からは敵味方の大軍勢が見下ろせた」みたいな記述を見るがこんな感じだろうか?と思いながら歩いた。
ところでふと思ったが、”軍勢が山を駆け下りる”なんていうが、傾斜もあって木や藪も邪魔だろうから駆け下りるのも一苦労だったろうな。まぁそれはどうでもいいけど。

4時過ぎに帰宅した。渋滞がなくて良かった。

「霧の海」

霧の海 もはや浮世の 気配なし

5月4日(木)晴れ
いつも金沢に帰省しても意外と金沢の街自体を楽しんだことは少ないので、今日の午前中は姫と2人でぶらぶらと「金沢城公園」へ。天守閣こそないものの、お城は観光用にきれいに整備されて多くの客で賑わっていた。兼六園とはまた違う魅力があった。





特に再現された「玉泉院丸庭園」は実に見事だった。一度失われたものをよくぞここまで再現したものだ。作業に携わった人たちの達成感はかなりのものだったろう。



歩き疲れたので「漆の実」で抹茶と和菓子でちょっと休憩。この和菓子がまたうまいんだな。

次は「鈴木大拙館」へ。ワシは知らなかったが鈴木大拙は金沢出身の世界的に有名な哲学者だそうな。たくさんの著作を残しているので今度ちょっと読んでみようかなと思う。
ちなみに建物がなんともモダンでかっこよく、これを見るだけでも来る価値はあると思った。



お昼は義母と合流して姫のいとこがいる「福寿司」に行った。今回久しぶりの再会。姫と結婚して間もない頃、何度か一緒にスキーに行ったがあの頃は小学生だった。今では立派な寿司職人になっていてビックリ。しかも腕も気風も良く客あしらいもうまくて、小説にでも出てきそうな完成された寿司職人という感じだった。だがワシのことは覚えてなくて、「どうも初めまして」と言われた。
握ってもらった寿司のうまいこと!ネタはよし腕はよし。話も弾んで素晴らしいひとときだった。これは帰省のたびに食べに来ないといかんなとしみじみ思った。



その後はまた義父の見舞いに行って、夕方に義母と別れて空港に移動した。そして夜9時に無事帰福。
ワシは久しぶりの金沢だったが、観光旅行のようにたっぷり満喫させてもらった。

「少年」

あの少年 笑顔は同じ 寿司職人

5月3日(水)晴れ
今日は義母と3人で氷見までドライブ。天気に恵まれて最高の気分。
目的地は「SAYS FARM」というフレンチレストラン。ここは葡萄を栽培し、自前でワインを作って売っている。小高い山の上にあって見晴らしも最高だった。富山湾越しに立山連峰が見えて見事だった。
繊細な料理も非常に良かった。ちょっと芸術的ですらあった。いい時間を過ごさせてもらった。



帰り道に「ひみ番屋街」という氷見の道の駅に寄った。ここはたくさんのお店が集合したちょっとした商店街のような造りで鮮魚や乾物がたくさんあって面白かった。休みのせいかすごい客でごったがえしていた。



海岸線のすぐ近くにあるのでそこからも海越しに立山連峰がきれいに見えた。海越しに雪を残した山々を眺めるなんて九州ではできない不思議な体験だった。



夜は姫の実家で義母の手料理と「ひみ番屋街」で買ってきたもので宴。このしろやほたるいかなどで飲むビールは最高。

「立山連峰」

立山の 雪は富山の 海のさき

5月2日(火)晴れ
今日から2泊3日で姫の故郷金沢へ帰省。午後の飛行機で出発し、夕方に金沢到着。
義母と合流して入院している義父の御見舞に行った。 足を怪我してはいるが義父は元気そのもので安心した。義母もそうだがいつ会っても全く変わらないから驚く。この様子だとかなり長生きしそうだ。

夜は義母と3人で今金沢で人気の中華「梅梅」で北京ダックやら餃子やらを本当にたらふく食べた。こんなに満腹になるのは久しぶりというくらい。話もはずんで楽しい夜になった。

「親の恩」

親の恩 己も老いて 身に沁みる