この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
11月
11月19日(日)晴れ
昨夜は遅くまで遊んだので今朝はゆっくり。朝飯は近くにある「松之助」でパンケーキを食べた。これがまたうまかった。朝から満腹。

荷物をホテルに預けて行動開始。まずは「八坂神社」と「丸山公園」をブラブラと。

その後、祇園にできた「HUBLOT」のお店を覗いた。敷居が高いが勇気を出してお店の中へ。ブルジョア層御用達の素晴らしい芸術品を見せてもらっていい経験になった。

次に「錦市場」で買い物してからホテルに戻って荷物を取り、京都駅ビルへ。
「原了閣」でカレーを食べ、また少し買い物してから新大阪へ移動した。
京都と博多を直接新幹線で移動すればいいものを、セコいワシらは新大阪と京都の間は在来線の新快速を利用する。
さすがに疲れたのか、新幹線の中ではずっと寝ていたのであっという間に博多駅に着いた。

今回は秋の京都に行ったつもりが、気温はすっかり冬の京都だった。だがそのおかげで錦秋の都は堪能できた。

「京の秋」

京の秋 まぶた閉じれば 永観堂

11月18日(土)雨のち曇り
2日目の朝は雨だった。まずは近くのパン屋で買物。その後、ホテルのとなりの伊右衛門カフェで朝ご飯。玉子かけご飯のセットの大盛りにして、今日のためのエネルギーを充填。

今日の最初の目的地は、ちょっと遠方にある「源光庵」。借りていた自転車を返して、地下鉄で出発。更にバスに乗り換えて到着。



「源光庵」の紅葉はまさにピークだった。小雨に濡れて鮮やかだった。 有名な丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」も見れた。



本堂の血天井を見上げた時はあまりの迫力にしばしそこから動けなかった。天井板に残るシミは大量に流れた人の血だ。戦国時代に伏見城にて孤軍奮闘し、最後は自刃した鳥居元忠ら武将たちの血だ。はっきりと足跡も残ったいた。この光景には本当に心を打たれた。



次にお隣の「光悦寺」をちょっとだけ覘いた。ここは紅葉のトンネルが素晴らしかった。



再びバスの乗って「平安神宮」の近くへ移動し、大人気のうどん屋「おかきた」でお昼を食べた。
雨はすっかり上がっていた。 いつもすごい行列ができると聞いてたがその通り。かなり待たされたが、その甲斐ある美味しさだった。
ちなみに隣のうどん屋の「山元麺蔵」も大人気でこちらの行列もすごい。隣あった2軒のうどん屋の両方に行列ができる様子はちょっと珍しい光景だ。

午後はまたバスに乗って、「永観堂」へ。ここは今回の旅の一番の思い出になった。全山の紅葉は見事に色づき、息をのむほどの美しさだった。これだけでも京都に来た甲斐があるという感じだった。赤や黄色といっても木によって様々なグラデーションや葉の形があって、飽きさせなかった。 以前来た時は違う季節だったので、秋のこの素晴らしさは初体験だった。
また秋に京都に来ることがあれば是非再訪したい。











次はお隣の「南禅寺」へ。「永観堂」もそうだがここも多くの観光客で賑わっていた。紅葉も見れたが、なにせ「永観堂」の感動が圧倒的だったのでもはや感性が動く余地はなかった。





その後は焼き芋を食べながら「哲学の道」をブラブラと歩いた。そして「よーじやカフェ」でお茶休憩。





せっかくここまで来たからということで、久しぶりに「法然院」にも寄った。あの静寂をまた味わうことができた。



陽も落ちたところでバスと地下鉄を乗り継いでホテルの近くまで戻った。
ブラブラと歩いていると、NHKの玄関にある大きなモニターで大相撲をやっていて、設けられたベンチに座って見ている人たちがいたのでワシらも結びの一番だけ見た。

その後はNHKと同じ並びにある本屋に寄ってなぜか本など買ってからホテルに戻ってしばらく休憩した。

一息ついた後は再び地下鉄に乗って夕食へ。
まずは「イカリヤ523」で軽く前菜をつまみながらワインを飲み、次に「京都ネーゼ」に移動してパスタとドルチェを食べた。ワシらの旅行で初の夕食ハシゴ!しかもどちらも美味しくて大満足だった。

ホテルに戻ってまた大浴場でさっぱりしてから就寝。まる一日遊びきった。

「永観堂」

錦秋の 都やここに 永観堂

11月17日(金)晴れ
今日から毎年恒例の「12ヶ月全ての京都を楽しむ」シリーズで京都へ。今年は11月。紅葉の京都を楽しみに来た。テーマもズバリ「錦秋の都」。

なるべく長く時間をとるために早朝から家を出て8時33分の新幹線に乗った。おかげで11時半には京都に入ることができた。
今回の宿は移動の利便性を考えて「三井ガーデンホテル京都三条」。荷物を預けて近くのレンタルサイクルで自転車を借りていざ出発。

まずは昼飯。以前トライして、貸切でフラれた地鶏料理の「馳走いなせ屋」へ。ここで毎回恒例の親子丼と担々麺を食べたが、どちらも気絶しそうなくらいにうまかった。どうやっても再現できないだろうなと思った。 飲食店なるものお金をとるなら、こういう素人に全く再現を諦めさせるような圧倒的な質のものを出して欲しいもんだ。

満腹になってまず向かったのは「京都御苑」。あの広い御苑の中をところどころ紅葉しているのを眺めながらのんびりサイクリング。



御苑を縦断して、次に向かったのは洛北にある紅葉の名所「圓光寺」。京都の紅葉のイメージ写真によく採用される有名な庭がある。 紅葉の度合いはまずまず。観光客が多くてゆっくり写真を撮るのは厳しかった。



更に奥に足を伸ばして「曼殊院」へ。門跡寺院として格が高いこのお寺は山をかなり登った所にある。自転車で登るのはかなりきつかった。 ようやくたどり着いたはいいが、ここの紅葉は今ひとつだった。



自転車のおかげでかなり遠方まで来ることができた。やはり京都は自転車の方が断然効率がいい。
ホテルの方に帰りながら、途中で雲母漬けのお店とパン屋に寄った。 そしてひょっこり見つけた「虎や」のカフェで安倍川餅と酒饅頭を食べて休憩して、ホテルに戻った。

既に夕方だったのであまり時を置かずに夕食のお店「アジェ」へ移動。以前利用して、安くて美味しい焼肉に感動したので再訪した。どの肉も美味しくて再び感動に浸ることができた。

満腹になった上に酒も入っていい気分になった状態で「清水寺」のライトアップを観に行った。 夜にもかかわらず観光客は多かった。 現在修復中なので建物はとにかく、ライトアップされた紅葉はピークには今ひとつだったがそれでも綺麗だった。





自転車で一気にホテルに戻って、ホテルの大浴場でゆっくり温まってから寝た。 洛北や清水寺の坂を自転車で登ったのでかなりいいトレーニングにもなった一日だった。

「圓光寺」

散りもみじ 庭埋め尽くす 緋毛氈

11月7日(火)晴れのち曇り
タイ バンコクの旅 回想録

・「微笑みの国」とは言うけどそんなに微笑まない。むしろふてくされたような表情をよく見た。

・タクシーは運転手と予め料金を交渉してから乗るのがいいということで姫が空港からホテルまでの料金を交渉したが、結局運転手の言う料金で乗った。ボラレたなーと思っていたが、後で現地の人に聞くと良心的な値段だった。運転手を疑って申し訳なかった・・・。

・道路が整備されてない。歩道が狭くでこぼこして歩きにくい。すぐ頭上にものすごい量の電線が絡まるように走っている。歩行者用の信号はないので車道を横切る時は命がけ。

・建物の中は予想したほど冷房がきつくはなかった。シンガポールの時は寒かった・・・。

・暑いけど日本の夏のような不快な暑さではない。日陰に入ればホッとする。こういう暑さは好きだ。

・チャオプラヤ川は汚い。水質は最悪らしいが別に泳ぐわけではないのでまぁいいかと。

・「アユタヤ」は感動した。あそこは行くべきだ。下手に修復せず、荒廃したままなのがいい。

・都心部の渋滞がひどいとは聞いてたが、噂通り。降りて歩こうかと何度思ったことか。

・「王宮」には世界中の観光客が集まって、様々な言語が聞こえた。なんかそういうの平和でいいなと思った。

・自撮りする人も多いが、動画を撮る人も多い。中にはYoutuberもいたかもしれない。

・タイのマンションは外観は立派だが中の施工は結構テキトー。まぁそんなもんか。日本のマンションが凄すぎるのだろう。

・タイ語の知識はゼロだが英語でほとんどなんとかなる。しかもタイ人の英語もテキトーだからこっちも気楽に話せる。結構住めるかもと思った

・BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)の整備が急ピッチで進んでる。10年後、20年後のバンコクは便利な街になってることだろうと思う。将来が楽しみだ。

・やはりマンゴーを筆頭にフルーツはおいしい。だがタイ料理は二日で飽きる。イタリア料理なら毎日でも大丈夫なんだが・・・。


以上。タイはリピート決定。

「ワイ」

ワイされて ワイを返して タイ気分