この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
2月
2月29日(土)雨
先日、天神のデパ地下を歩いたらコロナウイルスの影響なのか人が少なくてガラガラだった。だから今日あたり車で移動するのも道が空いてるだろうと思ったが道路状況は変化なかった。いつものように高速も下道も渋滞。

それにしてもこの21世紀の情報社会になってまでもデマで踊らされる人が多いことには驚いた。人間は時代を経て賢くなるものではないのかもしれない。悲しいかな。

コロナウイルスに関するネタ。
25日に開催された真言宗大覚寺派福岡教区の講習会に雷山の和尚さんの手伝いで参加させて頂いたが、冒頭で教区長が挨拶した時にコロナウイルスのことをコアラウイルスと言ったのがツボにはまって、笑いをこらえるのが大変だった。そういうウイルスならかわいいから蔓延して欲しい。

今日、大牟田の「古雅書店」さんにお邪魔したが、そこで北杜夫の「楡家の人びと」全3巻を買って来た。北杜夫の代表作なのにまだ読んでなかった。久々の文学小説。ゆっくりじっくり読もう。



「デマ」

文明を いまだ踊らす デマゴーグ

2月25日(火)曇りのち雨
午後から「福岡サンパレスホテル」へ。真言宗大覚寺派福岡教区の講習会に参加した。「雷山千如寺」の和尚さんが「神仏分離」について講演されるということで、ワシがその資料作りと当日のパワーポイントの操作を担当した。

和尚さんは関係各所に出向いて古い資料を細かく調べ、その調査結果をわかりやすくまとめてプレゼンされた。非常に勉強になった。いつも見ている福岡の神社仏閣を例にあげて説明されたのでわかりやすかった。
意外だったのは神仏分離は国の方針だが、廃仏毀釈というのは国が指示したことではなかったということ。いわば世論の勢いが行き過ぎた結果であったという事実には本当に驚いた。

それにしても明治初期にお寺に関係した人々は本当に苦労したんだなとしみじみ感じた。やはり社会に大きな変革がある時には大きなメリットに喜ぶ人がいる一方で、そのしわ寄せに苦しむ人もいるということだな。

「歴史」

ひとつくる 歴史のあとの 汗なみだ

2月19日(水)晴れ

今日は筋トレとウォーキングのみ。トレーニング連続4日目ともなるとさすがに疲れてるので軽めに。
今日の大濠公園は天気もよく風が全くなかったので、いい写真が撮れた。



夜でも10℃越してるので全然大丈夫。月曜日に比べたら天と地ほどの差がある。

今年に入って仕事が楽しく感じられる。もしかすると5年ほど続いたトンネルから今年は脱出できるのかもしれない。

「散歩」

走る人 見てると散歩も 早くなり

2月17日(月)曇り時々雪

今頃になって福岡に初雪。しかも風も強いので体感温度はかなり低かった。
そんな日にも大濠公園に走りに行くワシ。姫に「マジで?」と言われた。

雪まじりの突風が吹き荒れる夜の
大濠公園には走ってる人はほとんどいない。散歩の人はなおさら。走ってる間ほとんど一人旅状態だった。身体が温まるまでの最初の一周はまさに苦行だった。
だがこういう一番つらい日を経験することで、他の日がつらくなくなる。極寒の中、手足むき出しで走る箱根の選手のことを思えばこれくらい我慢しなければ。

「極寒」

大濠の 気温と人数 比例する

2月14日(金)晴れ

車の中は20度にもなる暖かさ。窓を開けて走った。

バレンタインデーということで、姫が食事をおごってくれた。自宅から歩いて1分の「アル・バーカロ」。大好きな店だったのに今月末で閉店。だから最後の思い出にここのディナーを選んでくれた姫に感謝。

まだ上がったことなかった2階の席を予約し、けやき通りを見下ろしなが食事した。雰囲気は抜群。
ランチで料理に申し分ないことは知っていたが、ディナーはより力が入ってる感じでどれも本当においしかった。
ワインも状態よく保存されていた。すぐ家に帰れるという安心感から結構飲んでしまった。













あぁそれにしても次はどんな店になるのだろうか?「アル・バーカロ」に匹敵する店であることを祈りたい。

「リゾット」

リゾットの 米のひかりや これでよし

2月11日(火)晴れ

すっきり晴れた朝。早起きして大濠公園経由西公園のトレラン。
西公園を2周して大濠公園を1周。



その後は六本松へ。朝7時から開店してモーニンぐもやってるという「フスクコーヒー」へ。
結構なボリュームのホットドッグとスープ、ヨーグルト、そして抜群にうまいコーヒーでまったりと朝食。これは最高だった。朝ランの時のモーニングのスタメンに決定。





朝ランの時のモーニングは、赤坂に来てから選択肢がぐっと増えたのが嬉しい。

「西公園」

坂の下 夜明けの空と 西公園

2月9日(日)曇り時々雨

ちょっと腰をいためたので今日は筋トレもランも休み。なんというか、休みの日に何も運動しないことにどうしてこうも罪悪感を感じるのだろう?

時間が有り余っているので録画しておいたスーパーボウルをじっくり見た。アメフトをこんなにじっくり見るのは本当に久しぶり。しかも感動的なスーパーボウルとなって大満足だった。

夜は姫が「大正屋 椎葉山荘」の豆乳鍋を見事に再現してくれた。めちゃめちゃうまくて焼酎がすすんだ。

「腰」

無念かな ちょっと休めと 腰がいふ

2月4日(火)晴れ

仕事で移動中、ちょっと時間がある時は本屋にふらっと入ったりする。車が止めやすいのでブックオフになることが多い。

最近のブックオフはまずゲームの棚があり、そしてずらっと漫画の棚。その奥の方に少し本棚がある。もはや本屋という表現がしっくりこない状態。

そして本棚を眺めてみると、今どきの流行作家の作品がほとんどで、ワシが求める明治から昭和の文豪たちの作品を探すのは難しい。夏目漱石、川端康成、三島由紀夫、太宰治などのビッグネームでも本当に数少ない。

こうやって文学の世界も変わっていくのだろうか?絵画はいくら古くても忘れられることはないが、日本文学は現代人が読まないからという理由で忘れられていくのだろうか?

日本社会の成長段階における人々の喜びや悲しみが生み出した名作の数々は、平和と無気力の世界では一顧だにされないというのはなんとも寂しいものがある。

「日本人」

文学と 道を違(たが)うや 日本人
新しきはよし 古きはなおよし

2月2日(日)晴れ

久しぶりの朝ラン。7時前にスタートしたけど大濠公園には既に多くのランナーがいた。ワシはそのまま西公園へ。先週覚えたトレイルランコースを2周して大濠公園に戻り、帰宅した。











朝食後、ジムへ。みっちり筋トレした。今日は結構攻めたと思う。

お昼は姫と散歩がてら近くのカレー屋へ。午後は買い物。

夜はミラノで買って来たパスタソースを使ったパスタと、きのこのソテー、チーズ、「アロ」のパンにキャンティをあわせて宴。

その後、田中陽希さんの「グレート・トラバース」の録画を見た。たまらなく山に登りたい気分になった。

そんな感じの日曜日。

「元気」

走っても 筋トレしても 疲れない
無駄に元気な 五十代かな