::: 和菓子・甘味 :::
 
和菓子 浪花屋
中央区薬院4-3-1092-531-1998molis
添加物をいっさい使わない、和菓子専門店です。ケーキなどの洋菓子におされて、和菓子の専門店が少なくなったこの頃では、戦前からやっているこのお店はとても貴重な存在です。桜餅、柏餅、くず饅頭、大福・・・・和菓子って、ときどき妙に食べたくなりませんか?ここのお勧めは、つくね芋に抹茶とつぶあんが入った抹茶饅頭、卵黄ふわふわの黄身しぐれです。たまには日本茶と和菓子で日本人するのもいいかも・・・・・ところで、桜餅の葉っぱって食べるの?食べないの?
菓千亭
古賀市千鳥2-22-3092-942-2332えしぇ蔵
ここは非常におもしろい「洋風団子」の店です。なんでもオーナーの波多江さんは26歳で千鳥屋の工場長になったつわもの。ドイツにわたり修行を重ね、その時学んだことと素材を団子にぶつけてみたとのこと。でその結果はというとこれが団子なのに甘すぎなくてしかもやわらかくてうまいんですな。試みは見事に成功してるわけです。洋菓子のテクニックや素材をいかした団子というわけです。お店のショーケースもよくのぞかないと一見ケーキ屋に間違えてきたかな?という感じに団子が並んでます。餡子とかは団子のまわりを囲んでなくて、団子の上にのかってます。みたらしや草団子などのお約束は勿論、カスタードやブルーベリー、チーズなどなど、とにかくいろんな団子があります。

今時の飲食店の中には、「うちには何でもありますばーい」、「何でもたのんじゃってーん!」という店がいっぱいありますけど、まぁだいたいそういう店ほどまずいという傾向は否めないと思っているえしぇ蔵です。「うどんもあるしカレーもあるよ」、とか「焼肉もあるし寿司もあるよ」、とかいうやつは裏を返せばどちらも極めてませんということが言えるわけで、なぜなら一つのジャンルを極めるだけでも一生かけても間に合わないくらいだからです。だから自分のとこはこれだけは誰にもまけん!というのをただ一つ持って、それに人生かけてるようなお店っていうのは絶対においしいわけです。例えばこの店の場合はそれが”団子”なわけです。本当にどこにも売ってないような新しい味と食感の団子を食べさせてくれます。こういう未知の味とのめぐりあいをさせてくれるお店には我々は本当に感謝すべきなのです。そしてそれを生み出すまでのお店の人の努力に敬意を払うべきです。ショーケースにならぶ”カスタード”、”ブルーベリー”、”みたらし”、”いそべ”、”きな粉”、”草団子”、”抹茶”...これらは”芸術”と表現してもいいと思います。この味を見つけるまで大変だったろうなぁという感慨が、一口食べればわいてきます。甘さもひかえめで上品な作りでバラエティにとんでておまけに安い。インターネットで買うこともできるから遠い人は古賀までわざわざ行く必要もない。(えしぇ蔵は近いし、あのきれいなショーケースが見たいからお店まで行きますけど...)これにちょっといいお茶があればもう最高の日本のおやつという感じ。スーパーのみたらし団子買うお金をこっちに使いましょう。そして感謝して食べましょう。
蜂楽饅頭
早良区西新4-9-18-1092-822-5599molis
言わずと知れた、回転焼き(80円)のお店です。外の皮には蜂蜜がたっぷり使用され、黒あんは特定の北海道産小豆、白あんは北海道産のてぼ豆と、素材にこだわり、昭和40年以来変わらない味を守っているお店です。いつも並んでます。夏でも並んでます。冬はますます並んでます。ここは並ぶのが当たり前になっているので、みんな素直に並んでいます。でもこういうお店は出来上がる過程を見ながら待つことも、ひとつの楽しみなのかもしれませんね・・・・・(ほんと上手にあんを削ぎ取るんですよねぇ)出来たてのパリッとした皮もおいしいけど、包まれた紙袋の中でしっとりとなった皮もまたおいしいですよねー。でも、またそれを家のトースターで少し焼いたりしてもおいしい!じゃあじゃあ、継ぎ目から二つに割って、あんを上にしてトースターで焼いて食べたことは?ない?ない?ない方はぜひ試してみてください。・・・・・めちゃくちゃおいしいです!で、牛乳があったりなんかすると、もう・・・・・しあわせ・・・・・。
餅・饅頭の汐見堂
東区千早1-7
東区名島商店街
092-681-6916
092-671-1470
えしぇ蔵
名島とか香椎とかに住んでる人ならほとんどご存知なのではないでしょうか?本当にいろんな人から紹介がありました。あそこの10円饅頭はうまいと。しかしですね。これがめったにお目にかかれないわけです。なぜかというと開店と同時にあっという間に売り切れてしまうからです。えせ姫に買いに行かせたら、開店12時だから12時10分に行ったところなんと売り切れ!どうりでいつも開店前から行列してます。そういうわけでえしぇ蔵は未だ食ったことありません。でも他の商品も全然うまいので紹介します。柏餅も桜餅もおいしゅうございます。餡子がいいですねぇ、甘さがしつこくなくて。餅も餅米しててこれまたいい!お茶のおともにどうぞ。ただし!ここは店内私語禁止です。お店の人の集中力が落ちるからだそうです。すごかー。10円饅頭食べるなら開店30分前は当たり前のようです。それとこれは20個からじゃないと買えないです。そして1人100個までしか買えません。、100円握って「10個ちょうだい」なんて言わないように。土日月&祝日は休みで開店は12時です。
千石焼
東区千早5-13-22092-661-7820えしぇ蔵
回転焼きってたまに食べたくなりません?でもこれもまたどこのでもおいしいというわけにはいかんのですねぇ。まぁ選ぶときのこつはだいたいお店の感じが古いとこがいいですね。おじいちゃんおばぁちゃんがやってるような。長年やってる年配の方たちっていうのは自分の仕事に誇りを持ってて、お客さんの満足最優先という考えの人が多いからだいたい外しませんね。ここはその典型的な例ですね。ここの千石焼はまずかわのしっとりした優しい感じがいいんですね。なぜかというとミルクが入ってるからです。なんかちょっとホットケーキみたいな感じがします。その中にあんこがたっぷり。豆は北海道産げなですよ。黒、白、うぐいすあります。大きさは少し小ぶりですが、これがちょうど食べやすいんですよ。そんでもってたったの70円。夏場だけのかき氷もいいかも。メインは回転焼きですが、和菓子も種類あります。苺・栗・芋・梅大福、おはぎ(ノーマル・ゴマ・きなこ)サクラもち・・・などがあります。和菓子もお試しあれ。
竹鶴饅頭本舗
東区和白東5-22-9092-608-0055ぼう
新宮駅前で和菓子の製造直売をしている小さなお店です。中学を出てすぐに修行に入り、15年間の修行をへて今年でこの道45年のおじちゃんは、福岡では貴重な存在だといえるでしょう。「最高の材料を使いたい」「旬の素材を、それが一番いきる形にしたい」..その言葉が語るようにおじちゃんの作る和菓子は、最高の素材が最高の技でぎゅっとつまっています。京都の吉野葛を使ったくず饅頭は皮の部分が厚めで、おおぶりで、これで80円!は驚きです。おじちゃんの研究の結果、桜餅は道明寺粉よりもち米がいいという結論に到ったとか。生菓子もぜんぶおじちゃんのオリジナルで、なんとも上品な色合いと美しいフォルム...デパ地下なら200〜300円で通用するであろう作品も120円! お茶会などで遠方から買いに来る人がいるのもうなずけます。京都で和菓子の修行中の息子サンから、「どうして技術をそんなに安く売るのか」と言われても、和菓子を限られた人の高級な嗜好品にしたくないおじちゃんは値上げをしようとしません。「天神のほうに店を出したら」という引き合いにも、「ちょっと田舎のほうで、のんびりとやりたい」と、おじちゃんは動こうとはしません。本当に和菓子を愛しているんだなぁと思います。できたての酒饅頭を「ほらっ」て手渡ししてくれたり、愛情一杯のおじちゃんに会って和菓子談義に花を咲かせてみてはいかがですか。
あさひ飴本舗 菓蔵屋(かぐらや)
甘木市堤古賀茶屋0946-22-3945えしぇ蔵
創業明治19年ですよ。来ましたねぇ〜。老舗ですよ。老舗って好きですねぇ。外れが少ないし。ここは甘木特産の三奈木砂糖という砂糖を使った飴が看板商品です。「阿さひ飴」とか「棒あめ」とか「葛あめ」とか是非お試しあれ。年配の方は「懐かしい」と感じるはず。昔の味を守ってますよ。ここの飴はどうも独特の調合法らしく、それは家伝として伝わってるとか。ま、老舗はみんなそうでしょうけど。苦労して編み出した技術があるからこそ、特徴が出せて、いつの時代も愛されるものができるわけですね。飴の他にも「三奈木饅頭」や「栗もなか」、季節の生菓子などいろいろあります。洋菓子も少しあります。秋月や朝倉の風情を楽しむ時にはちょっとここに寄ってみるのも一興ですな。
播磨屋本店 福岡店
博多区店屋町1-35-1F092-262-1105えしぇ蔵
なにもえしぇ蔵はメジャー志向に対抗してるわけではありません。会社が大きくても全国区でもおいしいものを提供してるとこは紹介します。こちらは兵庫県に本店があるせんべい屋さんです。なんだ、メジャーなせんべい屋なら他にもいっぱいあるじゃないかと思うでしょう。まぁまぁ、そう言わず播磨屋さんのを食べなっせ。ちょっと違う。何かが違う。何が違うんだと言われても困りますが何かが違う。だいたいせんべいはあんまり食べんけどここのは食べるという方もいます。昔の本当の手作りのせんべいの味をまだ継承してるのではないかと思うわけです。最近のは形と堅さこそせんべいだけど、味は後からとってつけたような不自然さがあるでしょ?ここのは味が自然なんですよね。だからあきないです。よくお土産とかにせんべい持ってったりしますけど、どうせなら播磨屋さんの持ってって喜んでもらいましょう。
中洲ぜんざい
博多区上川端町3-15092-291-6350えしぇ蔵
ぜんざいとかおしることか、いわゆる日本の伝統的な甘味というのは、日本の歴史の中で生活の知恵から徐々に形ができていって、日本の風土や日本人の体質にあった”おやつ”として確立されていったのではないかと思うわけです。日本人としては、他のデザートよりもより大事にしていくべき存在ではないかと思うわけです。でも今では”なんちゃって甘味”のお店も多いわけで、なかなかホンモノにはめぐり合えません。ですからこのお店みたいなホンモノは貴重です。甘いといってもいろいろありますが、こんな上品な甘さを出すなんていうのは本当に職人芸だと思います。感服の他ないですね。いわゆる食べたあとにしつこさが残る甘さではないのですよ。歩き疲れてふらっと入ったこの店で甘味を頂く。いーじゃないですか。非常にいーじゃないですか。上品な甘さに疲れも癒されます。当然ですが季節によっていろいろメニューも替ります。夏のカキ氷も好評です。ぜんざいはお持ち帰りもできます。日本人として、そして福岡に住む者として、こういうお店を大事にしましょー!
長者原饅頭
粕屋郡粕屋町長者原317-8092-939-0543えしぇ蔵
このお店の前を通るたびに、「ここは絶対うまいはず!」と直感がしてました。そしてある日、粕屋のお客さんのとこで「これおいしいですよ」と出されたのがこのお店のぼたもちとさくらもちでした。食べてみたらもうその絶妙な甘さに感動。ワシの直感も捨てたもんじゃないなと思いました。自分でもお土産として誰かに持って行くとすごい喜ばれます。なんというか、甘さがおしつけがましくないといいますか、自然なんですよね。だから飽きないです。あんこが嫌いていう人がたまにいますが、ここのを一度お試しあれ。ここのならいけるかもですよ。やぶれまんじゅう、黒糖まんじゅう等のまんじゅうもどれもうまいし、塩豆大福なんてそのやわらかさがなんとも言えません!はぁ〜日本人に生まれてよかったぁ〜て思いますよ。これぞ正しい日本人のおやつですね。こういう昔からの日本の素朴な味をひっそりと守ってる小さいお店というのは、我々日本人は決してないがしろにしてはいけないのです。
駒屋
中央区大名1-11-25 駒屋ビル1F092-741-6488えしぇ蔵
日本人の正しいおやつ、和菓子。日本のオリジナルなのに街を歩いても目に入るのはケーキ屋ばっかり。もっと和菓子屋さんがんばってぇ〜という思いもあって、和菓子屋もどんどん紹介しますよ!和菓子のお店とくればやはり老舗はおいしいですね。昔の味を守り続けてるお店ははずれが少ないです。駒屋さんもかなりの老舗です。福岡のド真ん中、若者の街大名にあります。休みの日には若者でごったがえすような賑やかな街中にこれほどホンモノのお店があろうとは!嬉しくなりますねぇ。天神近辺で遊ぶならちょっとここの和菓子を買って食べて下さい。1個100円前後で安いし、小ぶりなので食べやすいし、それにこの上品な甘さ!これこれ、日本人の体にいい甘さ、後口さっぱりの甘さ、これですよね。やぶれ饅頭、さくら餅、豆大福、かしわ餅・・・おばちゃん全部頂戴て言いたくなる。この味でこのロケーションだからやはり人気もすごいです。売り切れが早いから、どうしても食べたいのがあるなら午前中に行きましょう。この味ずっと守り続けていってほしいですね。
大月堂伊田駅前店
田川市伊田町14-170947-44-2843えしぇ蔵
その昔、日本のエネルギー資源の主役は石炭でした。今ではかすかにその面影をとどめるのみですが、かつては福岡県内のあちこちに炭鉱がありまして、その周辺の町は栄えに栄えました。田川もそういった町の一つです。あの「炭坑節」発祥の地とまで言われてます。こういった炭鉱の町では肉体労働の人が多いためか、甘いお菓子を作って売るお店が成長しました。過酷な労働で疲れた体への糖分の補給として必要とされたのでしょうか?そうして生まれたお菓子は筑豊地区にはたくさんありますが、このお店の「黒ダイヤ」はその代表ともいうべきもので、絶対に外せないでしょう。手作りの黒砂糖を使い、昔ながらの製法を守って今も作られてます。その名の通り、石炭のような形で黒光りしてます。羊羹とくれば「甘すぎるのでは?」と心配する人もいますが、この「黒ダイヤ」はしつこい甘さではありませんのでえしぇ蔵もオススメです。まさに炭鉱の町ならではの商品ですね。こういう”昔を偲ばせる”お菓子というのはずっとずっと後世まで受け継いで残して欲しいなと思います。
兎月
中央区六本松3-8-11092-751-1541えしぇ蔵
皆さんどういう和菓子が好きですか?これはおそらく意見が真っ二つに分かれるのではないでしょうかね。甘さ控えめの方がいいという意見と、和菓子はしっかり甘くないと!という意見と。どちらを良しとするものではないですよね。これは好みの問題です。だからESEグルメで紹介する和菓子のお店もおおよそ2種類に分かれますので、ご自分の好みにあいそうな方を選んで下さい。こちらのお店はしっかり甘いです。いわゆる昔風というか、元祖和菓子って感じ。非常に素朴な味がします。お店自体がそんな感じですもんね。いい感じに古いんですよ。こつこつと家族でやってきましたって感じ。こういう仕事のペースとか規模を変えずにこつこつとやってるお店って非常にえしぇ蔵心理とらえます。お金よりも客の満足や仕事の質を優先してるというのは聞かなくてもわかります。いいお店は商品が物語りますからね。これからもずーっとそのペースで頑張ってほしいなと思います。
御菓子処 五島
中央区赤坂3-1-21092-731-5100えしぇ蔵
高級和菓子は何をもってその価値を高めているのでしょうか?味はもちろんですが、それにプラスしてやはり”品”でしょう。お菓子そのものが非常に優雅で品がある。そのへんがポイントではないでしょうか?その”品”を出すには味の追求と同じく、努力と創意工夫が必要不可欠でありまして、それを表現できるということはかなりのつわものという証明になるのではないでしょうか?こちらのお店のショーケースはまさに食べれる宝石が飾ってあるような印象を受けます。本当に美しい。そして見た目も味も非常に品があります。優雅です。食べる前に鑑賞してしまいます。”気品のある日本文化”を目と舌で堪能できます。あ〜日本人でよかった〜って思ってしまいます。お店のつくりもモダンな中にも和を感じさせて、清潔で美しいです。行徳先生も御用達ということですがさすがですね。こういったお店のファンになる人はきっと気品ある人が多いことでしょう・・・。
中村屋
中央区今泉1-19-18092-741-2571えしぇ蔵
あやおやさんのご紹介です。こちらも老舗です。和菓子の老舗にはずれなし。国体道路に面して西通りからもすぐの場所という、いわば福岡の最も賑やかな地区にあります。なにげに歩いてると行き過ぎるような小さなお店で、古く狭い造りからかなりの歴史を経てきたというのはすぐにわかります。ここの和菓子のうまいこと・・・。よく和菓子は甘すぎるから嫌いだと言われる方がいますが、本当においしい和菓子というのは決して甘すぎません。甘さの質が違うんですね。適当に作れば甘いだけでしょうが、伝統の技が作り出す甘さは品があるんですよ。だから後口もさっぱりしてます。なんせ丁寧に作られてるのがわかりますから一口でがぶって食べるのが惜しいです。思わず味わいながら食べてる自分に気づきます。それにしてもこんな繁華街にあるとは意外です。長い間こつこつと和菓子を作りながら街の変遷をずっと見て来られたんでしょうね。いろんなお店の栄枯盛衰・・・だが本当にいいものは常に変らず。また変るべきにあらず。これからもずーっと頑張って頂きたいです。
御菓子司 山月堂
筑紫郡那珂川町五郎丸2-5092-952-6928えしぇ蔵
とみーさんのご紹介です。那珂川という町は住宅街というかベッドタウンというか、普通の民家がたくさんある町でしてその中にまさかこんなおいしい和菓子のお店がぽつんとあるなんて普通気づかないですよね。特にここは通りにも面してないのでえしぇ蔵も紹介がなかったら一生気づくことはなかったでしょうね。民家の一部をお店にしたという感じの造りで、狭いんですけどきれいな店内にはうまそーな和菓子が待ってます。決して種類は多くないんですが、それだけに並んでる商品への自信を感じますね。なんといっても看板商品の「レアチーズ大福」。これ本当にたまらんですよ。口に入れたとたんにふわ〜っととけていく感じで、「あれ?そういえば噛んだかいな?」って思うくらいやわらかい食感がなんとも言えません。これははまりますよ。プリン風カスタード大福も好評です。なんというか、アイディアが素晴らしいですね。和菓子というのは伝統の味を守るって感じがしますけど、そこに一工夫加えるのもいいもんです。ちょっと食べてみらんですか?
和菓子処 つしま屋
春日市若葉台西6-10092-584-4155えしぇ蔵

対馬出身のえしぇ蔵がこのお店を紹介せずにおらりょうか。その名のとおり、オーナーは対馬のご出身。対馬の厳原という町に「渡辺菓子舗,」という老舗の和菓子屋があります。厳原町はもちろん、対馬中で有名です。そのお店の看板商品の「かすまき」は対馬銘菓です。わかりやく言うとドラ焼きが筒状になった感じです。カステラのようなきじで餡子を巻いてあります。なんでも昔参勤交代から帰って来た殿様の無事を祝って考案されたとか。食べやすい形で若い頃はそれをぱくっと一本食ってましたね。えしぇ蔵にとってふるさとの味なのです。つしま屋のオーナーはこの「渡辺菓子舗,」で修行をされて独立されました。その味はしっかりと師匠の技を受け継いでるなぁと思うわけです。他にも対馬の和菓子が揃ってます。故郷を離れたところで故郷の味に出会うと嬉しいもんですねぇ。そりゃ応援もしたくなりますよ。

ささ舟
福津市中央6-11-280940-43-2027
えしぇ蔵
町の誰もが知ってて、自分も小さい頃から知ってて、自分の親もずっと知ってて、みたいな和菓子屋さんがあなたの住む町にもないですか?いわゆる老舗。どんどん派手になっていくわけでもなく、かといってつぶれたりはしない。こつこつと自分の仕事をして着実な商売で信用を積み重ねている。そんなお店、探せば1軒くらいありますよね。もしあるなら大事に大事にしましょう。福間や津屋崎の町(今の福津市)で長年にわたってゆるぎない信用を築いてきたお店の仕事はやっぱり違いますよ。地元の人々に愛されるはずです。その熟練の技を堪能して下さい。どれから食べたらいいかわからない人には小さいのが6個くらい入ったお試しセットみたいなのがありますからそれがオススメ。

おやつモダン 花野季

西区今宿青木1059-29092-805-1788えしぇ蔵

”自然体を伝えたい”というその姿勢にまず共鳴しました。飾らずに気取らずに自然体。いいじゃないですか。素材を生かした洋風、和風のお菓子たち。味で心を和まそうとさせる姿勢には拍手を送りたいです。面白いのは和洋折衷の品揃え。一番人気の半熟プリン、和風な感じの白ごまプリンなどのプリンいろいろ、おはやぎやだんごなどの正統派和風お菓子、絶対にはまること間違いなしのシフォンケーキ・・・などなど、ちょっと面白いラインナップです。お店の上にデッキがあってそこでお茶することもできます。天気のいい日はそこでちょっとゆっくりなんて最高ですよ。ギフトもありますから贈り物にも最適。お隣にある「母屋」(店の名前です)では花野季のデザートが食べれるカフェスペースで、簡単なお食事もできます。有料道路やその下の道を通ってたんでは絶対に見つけれない横道にありますのでよぉーっと探して下さい。

ひた屋福富
うきは市吉井町12930943-75-2465えしぇ蔵
文藝春秋社発行の「「CREA due eats おいしいものは日本中から取り寄せる。 2」で紹介され、一躍日本中から注文が来るほどの大ヒットとなったのが、このお店の看板商品である「葛ようかん」です。これは本当に珠玉の名品です。めっちゃおいしいですよ。適度な甘さといい、食感といい、たいがい和菓子にうるさい人でも納得するのではないでしょうか?やはりこれは素材の良さが大きく影響しているのでしょうね。吉井町の水は良質ですし、小豆は最高級の北海道産、葛は秋月産です。これらのよい素材が匠の技であんなにもうまい葛ようかんになるのですね。ほんとに芸術的なうまさです。お店の中にお茶屋がありますので買ったものをそこですぐに食べれます。お茶はサービスです。格子戸越しに白壁が見えてなんとも風流なお茶屋です。葛ようかん味わうにはもってこいの雰囲気です。吉井の情緒ある古い町並みを散策することがあれば、ちょっと寄ってみてはいかが?
和菓子 処たがわ
博多区千代3-19-1092-641-2374 ぼぅ

博多せんしょうには昔ながらのよい店が多く入っていますが、この和菓子処も手作りにこだわり、真心こもったお菓子を作り続けているお店です。緋毛氈のひかれた平台の上にずらりと並ぶ商品を身近に見ながら、おばちゃんと会話しつつ今日のおやつをゆっくり選ぶのが楽しい。すぐ後ろの工場で職人さんがもくもくと作業している姿も見られます。定番の和菓子から、その季節ならではのお菓子まで、どれも価格が安く抑えられているのも嬉しいですね。餡のバリエーションが豊富なミニドラ焼きもお土産にとても喜ばれる一品です。 ひとくち豚まんも好評です。今日のおやつはどれにしますか?

平野松栄堂
大野城市牛頸4-3-13092-596-2346えしぇ蔵

よく「あの店のぼたもちはおいしかったよ」とか話を聞いて食べてみますけど、まぁ確かにおいしいけどどこか商業的な感じというか人工的というか、今一つ何かが足りないなと感じること多かったわけです。それでその理由を考えてみたんですが、要するに自分が子どもの頃に食べたおばあちゃんのぼたもちが基準になってて、それと比べてしまうからだということがわかりました。ではそういうおばあちゃんの手作り的ぼたもちを探せばいいじゃないかということになりますが、そんなもの売ってるわけがないと半ばあきらめていたところにこのお店を発見して感激でした。これですよ。これぞおばあちゃんのぼたもちですよ。素朴で優しい手作りの味です。今は亡き母方のばあちゃんが作ってくれたぼたもちの味を思い出してちょっとじーんと来ました。日本人の味だなぁと思いました。このお店はなんと商品これだけですよ!ぼたもちだけです。すごくないですか?全国に誇れる味だからこそできることです。いやぁ素晴らしい。この素朴だけど愛情あふれる日本人の味をどうぞ多くの人に伝えていただきたいと思います。

茶房 きくち
太宰府市宰府2-7-280120-259250えしぇ蔵
太宰府と言えば何ですか?天満宮?博物館?いいえ、梅ケ枝餅です(キッパリ)。太宰府という町、特に天満宮周辺は福岡の中でも数少ない古き良き日本を感じさせてくれる場所です。外人の友達が来たら連れて行くのは太宰府か秋月がお約束ですよね。そんな情緒ある通りを歩いているとあるわあるわ、梅ケ枝餅の店。製法はどこもそれほど変わらんやろう、どこかで適当に買ってみるか・・・なんて思ったら大間違い。きくちの梅ケ枝餅はちょっと違いますよ。えしぇ蔵はこのお店で食べた時に今までさんざん食べてきた梅ケ枝餅は違う種類だったのか?と思ったほどです。それくらい特徴があります。餅の部分の食感が独特で、あんこもしつこくなくぺろりと食べれます。後味もすっきり。これなら3個はあっという間に食べれます。一体何がこれだけの違いを生むのでしょうか?おそらく見えない部分でいろいろと試行錯誤、創意工夫しこの味を確立させていかれたんでしょうね。外人に限らずお客さんを太宰府に連れて行くならきくちの梅ケ枝餅は必須です。並んででも必須です。
御菓子処 梅園
太宰府市宰府2丁目6-16092-922-4058えしぇ蔵

「御用達」という言葉に弱いのです。皇室御用達、○○家御用達・・・なんか重みのある言葉ですよね。「御用達」という言葉を使うようなところがいい加減なものを選ぶはずないですよね。それは自分たちの名誉にも関わりますからね。ですのでかなり慎重に吟味して選んでいると思います。このお店は「太宰府天満宮御用達」です。すごいすねぇ。やっぱ重いですねぇ。1946年創業のこのお店は今や太宰府には欠かせない存在です。代表作の「うその餅」を始め、「宝満山」、「梅守」、「鬼まつば」などなど、優れた逸品が揃っています。店先に着物を着た参拝者が和菓子を選んでいる姿など実に日本的でいいものです。間口は小さいけど良い古さを残しているあのお店の雰囲気も好きです。「御用達」として責任ある仕事をし続けるホンモノの技をご堪能下さい。

高砂屋

久留米市城南町5-300942-32-6341えしぇ蔵

米、豆、小麦粉などの穀物を販売されている「穀物屋」の隣にあるお店です。同じ森光商店のお店で、建物も同じで中は「穀物屋」さんとつながっています。ここは自社の工場で作ったオリジナルの豆菓子のお店です。なんと昭和初期から豆菓子を作られているそうです。お店のモットーが素晴らしいのですよ。「最高の品質でお届けすること」、「決して大量に生産しないこと」、「自動機械に頼らないこと」・・・だそうです。なんと素晴らしい。モットー聞いただけでファンになります。手作業で丁寧に作られた豆菓子には味に優しさがあります。こういう商品は贈り物には最適ですね。これぞほんとに心のこもった贈り物ですよ。粉ふき黒糖そら豆、抹茶黒大豆、醤油大豆と昆布、南瓜の種紫いも味、粉ふき生姜そら豆・・・などなど、いろんな豆菓子そろってます。自由に組み合わせて詰め合わせもできます。子どもさんにもこういうお菓子を与えてあげて欲しいななんて思ったりもします。

饅頭・菓子手づくりの店 かとう
八女市津江179-20943-22-7107えしぇ蔵
江田建設」さんの紹介です。八女市内には”バルビゾンの道”というしゃれた名前の道がありまして、その道沿いにあるのがこのお店です。仕事で店の前を通るたびにえしぇ蔵の動物的勘が、「ここはきっとおいしい」とささやいていましたが、紹介があって食べてみたらやはり正解でした。和菓子というのは京風のような上品でハイセンスなものもいいですが、田舎にいくと見かける、おはぎ、やぶれ饅頭、いきなり団子、柏餅・・・みたいな素朴なものもいいですよね。このお店はどちらかというと後者にあたります。全て当日の朝に作られたという手作りの味は、お店の商品というよりもおばあちゃんが孫のために作ってくれたみたいな印象を受けます。おいしいのはもちろん、作り手の食べる人のことを思う暖かさを感じます。饅頭類もおいしいのですが、特筆すべきは豚まんです。これは感動もののおいしさです。一口食べた後、じーっと見入ってしまいました。寒い季節には是非どうぞ。商品は何しろ手づくりですから大量にできないようで売り切れるのも早いようです。あらかじめ電話で確認したほうがいいでしょうね。こういう素朴な味っていうのは日本人の心の故郷ですね。
宰府まめや
太宰府市宰府2-6-15092-925-0181えしぇ蔵
太宰府で食を楽しむ方法はいろいろあります。梅ケ枝餅を食べながら参道をぶらつくのもよし、茶店でゆっくりと茶を飲むもよし、お昼にはそばをすすったり、たまには奮発して懐石を楽しんだり、帰りには和菓子のお土産なんてのもいいですね。そこにもう一つプラスして頂きたいのがこのお店の豆菓子です。参道沿いにありますのでぶらぶらと歩いていると目に付くと思います。小さな店内に様々な豆菓子がずらりと並んでいます。あらゆる豆を様々なアレンジで商品化し、豊富なラインナップとしていますので、必ず自分の好みのものは見つかると思います。食べてみれば伝統の技とモダンなアイディアが非常にいい形で融合していることがわかります。そのへんにお店の努力を感じますね。お土産や贈り物に抜群ですし、お茶タイムのおともにもいいですね。今や欠かせない太宰府の味の一つです。
通販もされています。http://www.saifu-mameya.com/
野田製菓本舗
八女市大籠2940943-22-3043えしぇ蔵

クロボウやるから
泣き止めと
母の背中で
泣き止んだ 
あの日の続きを
今泣こう 
黒棒恋し
母恋し
 
これは洋画家の井上三綱がこのお店のために書いた詩です。初めて読んだ時、思わず涙ぐんでしまいました。誰しも郷愁を誘うお菓子というものがあると思います。子どもの頃に食べたあの味、久しぶりに口にするとあの頃の楽しい思い出が甦る・・・みたいな。それがどんなお菓子かは地域や時代によってそれぞれ違ってくると思いますが、その中に黒棒の名前をあげる人は必ずいると思います。あの黒糖の甘さが懐かしくなり、えしぇ蔵もたまに食べたくなります。あの黒棒ですが一体どこの誰が最初に作ったかははっきりしていないそうですが、現存する黒棒のメーカーさんの中ではかなりの老舗になるのがこの野田製菓本舗です。明治25年創業の歴史を誇ります。伝統を基礎に常に改良が加えられた製法により、現在の味に到達しています。小麦粉、黒糖、卵などの原材料を厳選し、一本一本手作りされています。最近はハチミツ入りが人気とのこと。黒棒食べたらあなたも涙するかも?
ホームページから通販で購入できます。野田製菓本舗 http://www.nodaseika.com/

 

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