菓千亭

Posted By on 2009年7月1日

ここは非常におもしろい「洋風団子」の店です。なんでもオーナーの波多江さんは26歳で千鳥屋の工場長になったつわもの。ドイツにわたり修行を重ね、その時学んだことと素材を団子にぶつけてみたとのこと。でその結果はというとこれが団子なのに甘すぎなくてしかもやわらかくてうまいんですな。試みは見事に成功してるわけです。洋菓子のテクニックや素材をいかした団子というわけです。お店のショーケースもよくのぞかないと一見ケーキ屋に間違えてきたかな?という感じに団子が並んでます。餡子とかは団子のまわりを囲んでなくて、団子の上にのかってます。みたらしや草団子などのお約束は勿論、カスタードやブルーベリー、チーズなどなど、とにかくいろんな団子があります。

今時の飲食店の中には、「うちには何でもありますばーい」、「何でもたのんじゃってーん!」という店がいっぱいありますけど、まぁだいたいそういう店ほどまずいという傾向は否めないと思っているえしぇ蔵です。「うどんもあるしカレーもあるよ」、とか「焼肉もあるし寿司もあるよ」、とかいうやつは裏を返せばどちらも極めてませんということが言えるわけで、なぜなら一つのジャンルを極めるだけでも一生かけても間に合わないくらいだからです。だから自分のとこはこれだけは誰にもまけん!というのをただ一つ持って、それに人生かけてるようなお店っていうのは絶対においしいわけです。例えばこの店の場合はそれが”団子”なわけです。本当にどこにも売ってないような新しい味と食感の団子を食べさせてくれます。こういう未知の味とのめぐりあいをさせてくれるお店には我々は本当に感謝すべきなのです。そしてそれを生み出すまでのお店の人の努力に敬意を払うべきです。ショーケースにならぶ”カスタード”、”ブルーベリー”、”みたらし”、”いそべ”、”きな粉”、”草団子”、”抹茶”...これらは”芸術”と表現してもいいと思います。この味を見つけるまで大変だったろうなぁという感慨が、一口食べればわいてきます。甘さもひかえめで上品な作りでバラエティにとんでておまけに安い。インターネットで買うこともできるから遠い人は古賀までわざわざ行く必要もない。(えしぇ蔵は近いし、あのきれいなショーケースが見たいからお店まで行きますけど...)これにちょっといいお茶があればもう最高の日本のおやつという感じ。スーパーのみたらし団子買うお金をこっちに使いましょう。そして感謝して食べましょう。
 
(えしぇ蔵)
 
古賀市千鳥2-22-3
092-942-2332


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