へへい赤ちゃんそっちへ歩くと蜂蜜たれるぞ気をつけろ〜・・・♪

朝から「コスモ不動産」さんへ。システムをいっちょ作った。旅行の穴埋めで今日は2回分の作業をした。午後は「福岡システムテクノ」さんへ打ち合わせに。それが終わると大野城の「米の大城屋」さんへシステムの修正に行った。おもしろかったのは大城屋さんのお父さんがぼそっとワシに質問してきたことだった。
「あんた、独身ね？」
「いいえ、結婚してますよ。」
「そうね・・・・えらい赤い派手な車に乗っとうけん、独身か思った。」
「はははは・・・」
「・・・・レースカーんごたしとるね。」
「はい。」
「・・・・よー走ろう？」
「走ります。」
お父さんしげしげと眺めてた。お父さんスポーツカー好きなんかなぁ？
夕方は博多に戻ってきて、取引先のEさんと「スタールバンシス」で打ち合わせ。いつも仕事を頼んでるのに顔を会わせるのは今日が初めてだった。店の前に止めてるリカちゃん見てびっくりしてた。
「いやぁ〜・・・・派手ですねぇ・・・・日記に出てくるみんなのリアクションがわかりますよ。すごい〜。あーデジカメ持ってくればよかった。今度持って来て下さい。」
「なんで私が持ってこないかんのですか！」
そしてコーヒー飲みながら打ち合わせしたけど、しきりに「うわー本物だぁ〜・・・・ほんとに本物のえしぇ蔵さんですか？なんか日記の感じと違うー。」と言ってた。そんなこんないろいろ話してたら窓の外を知ってる顔が歩いててこっち見てびっくりしてた。そして店の中に入ってきたその人はお久しぶりのえうりさん。ESE会以来だった。「いやーお元気ですか？わたしこの近くに職場があるんですよ。また飲みに行きましょう。」と少し話しをして、えうりさんは去って行った。まったくどこで誰に会うかわかりゃしない。悪いことはできん。
打ち合わせが終わって帰る時にEさんを博多駅まで送ってあげた。「わーい！リカちゃんに乗れるー！」とえらい喜んでた。あっちからこっちから眺めて「すごいー」と感動してた。それにしてもリカちゃん有名になったもんやなぁ。人気投票にリカちゃん入れたらおもしろかったかも。

午前中用があって「九州外語」に行った。ミスター・イトーに「イトーさんにも票が入ってましたよ。」と言ったら片方のマユだけつりあげてニヤリと笑ってた。アヤシー！事務室にはN野さんもいて、3人でまた映画の話になった。ワシが「シリーズものになってしまった映画は1だけがよくてあとはつまらんのばっかり。」と言ったらN野さんが、
「シリーズで全部いいのは、ナニワ金融道ですよ。わたし全部ビデオにとってます。あと網走番街地も傑作ですよね！」
なんかN野さんの違う一面を見たような気がした。横でミスター・イトーがゲラゲラ笑ってた。そしてまたマトリクスの真似してた。
「キアヌ・リーブスがこう構えてぴゅーんて飛んで行こうとしたら上から水が降ってきて、それはカトリック！（←一人でツッコミ入れてる）」
「すいません、お邪魔しました。今日も日記ネタいろいろありがとうございます。」と言って学校を後にした。

その後、宗像の個人のお客さんに行って、古賀のT物流さんに行って、若宮のお客さんに行った。今日も途中すごい雨が降った。もう雨はいらん。なんか今年の雨の降り方は強烈や。

「あゝ緒方家物語」　第7回

急遽さおちゃまに呼び出されて午前中は「緒方石油店」さんへ。叔母さんがおいしいお茶を入れてくれたが、その後にさおちゃまがアイスコーヒーを入れてくれた。
「せんせー、ちょっとアイスコーヒーというものを作ってみましたが、いかにもおいしくなさそうなんですよね。これは飲まない方がいいでしょう。よかったですね、先にお茶が出てて。」
そこで叔母さんが、「どら、さおりちょっと飲ませてみて。」と言って一口すすった瞬間、顔をしかめて「うわぁ〜・・・・」とつぶやいたのがおかしかった。さおちゃまには是非、オアシスコーヒーのアイスコーヒーを飲んで頂きたい。
話題が人気投票の話になって、「おとーさん、今うちがトップを独走中らしいよ。どうする？」とさおちゃまが言うと、野球好きのお父さんが「阪神タイガース状態や。」と言ってた。1位になったら何かプレゼントしますと言ったら、さおちゃまの頭に悪魔のひらめきが！
「せんせー、もし私が緒方家から独立して出馬して、私が優勝したら賞品は私だけで独占できるんですよね？」
と言ったので、
「そうですよ。でも緒方家が優勝したらさおちゃまだけ賞品なしですよ。」
と答えたら、
「そういうことになりますね・・・」
とちょっと悩んでた。しかしさおちゃまは危険な賭けに出ることにした。単独で出馬することに決めたそうな。そういうわけで今日から投票の選択肢に「さおちゃま」が加わる。

筑穂町から小倉へ抜け1件まわってから、高速で古賀まで戻ってきて「T物流」さんへ。そして最後は「戸次染店」さんに行って終了。しっかし蒸し暑い1日やった。ふぅ〜。

朝、駅前のYさんとこでおもしろい話を聞いた。Yさんは昔、住吉に住んでたので山笠かついだり、どんたくに参加したりしてたそうな。それで当時のどんたくの話を聞いたら、今のパレードて全然違ったのでびっくりした。なんたって男も三味線が弾けんといけんかったそうな。三味線弾いたりしゃもじたたいたりしながら、どこのどの家に入って行ってもいいそうな。完全な無礼講。だからどの家もお酒とご馳走を用意して待ってたそうな。どの道を通るかも自由。にわか面かぶって練り歩いたそうな。そっちの方が全然楽しそう！と思った。昔の博多ってちょっとあこがれるものがある。

S商会さんに行ってから昼からは「ウイルホーム」さんへ。社長は出かける時にいつも「あれと、あれと、あれは持ったし、これも持ったし・・・よし！じゃ行ってきます！」と行って外に出て5分以内に「あれを忘れとった。」と必ず1回戻って来る。今日もそうだった。1回戻ってきて忘れ物取ってから「じゃ行ってきます！」と出ていったが社長の机見たら携帯電話が置いてあった。

その後、今週は変則で「吉村運輸」さんへ。今日は保育園の保護者会の資料を作るように言われた。例によって奥さんが横で説明された。
「保育園やからこーなんか、かわいく作って下さい。かわいく言うても、楽しかったでしゅーとかじゃないですよ。かわいいイラストとか入れてちゅーことです。」
外ではアホ蔵さんがせっせと自分のトラックを洗ってた。しかしよくあんなでかいトラック運転するなぁ。ワシとかリカちゃんでさえ手にあまるっちゅーに。

学校ではパソコンの検定試験。みんな少し緊張してた。こういう時の試験官の心境というものはいいもんだ。にゃはは。ともみが「せんせー、わからんかったら教えてくれるやろ？ね？せんせー優しいけん。」と言ってたが今日だけはワシも鬼になるのだ。始まるまでは少し不安げだった生徒たちも、試験を始めたら結構すらすら出来てた。アホのもんちゃんが自分が思ってるより簡単だったみたいで、早く出来てた。それが本人嬉しいらしくて、試験中にニコニコしてた。単純なやっちゃ。試験終わったら嬉しそうに言ってた。
「せんせー、どうですか。授業の時はちゃらんぽらんでもやる時はやるんですよ。わっはっはっは。」

ちえが髪型を変えてた。こういう時は気付いてあげないといけない。これから先生という仕事につきたいという人に助言します。女の子が髪切ったり、髪型変えたりしたのにはいち早く気付いてほめてあげなければいけない。教師としての鉄則ですな。疲れるバイ。
「せんせー、髪型変わったでしょ？」
「え？・・・・（しまったー気付いてなかった・・・）」
「あーひどいー、気付いてなかったとー？」
そういう時はボケるしかない。わざと
「あ！なんか変わったねぇ！」
「もーせんせーわざとらしー！」
横でケンジがゲラゲラ笑ってた。

昼休みにれーこさんがもくもくとパソコンしてた。
「れーこさん、検定よく出来てたねぇ。すごいねぇ。」
「できてた？ほんとにー？」
「れーこさん、日本に来てどれくらいになると？」
「もうすぐ3年です。それまでは上海にいました。」
「日本語はこっちに来てから覚えたの？」
「そうです。」
「すごいねぇ。ぺらぺらやん。」
「すごくないです。まだまだです。」
日本語もぺらぺらで、英語もよく出来て、パソコンの検定もよく出来てた。この子の才能はマジすごか。

ちひろが高校の時の英語の教科書持ってきてワシに読めという。感動する話だからだそうだ。
「感想聞かせてね、せんせー。おもしろかったじゃだめよ。感動したとかじゃだめよ。」
家帰ってからの仕事が一つ増えた。
今日はちひろがカメラ持って来てたので、あすかとなおとたくちゃんとしずこさんも入れてみんなで写真撮った。なんかみんないい子ばっかりや。学校楽しかー。

八女・星野・久留米方面まわり。リカちゃんは快調に走り回った。午後からは「星香園」さんに遊びに行った。
「しっかし、しんぐさんも日記ばよぉーかったし書きよんしゃあですねぇ。」
「かったし？かったして何ですか？」
「きちんとっちゅーことです。」
「牛島教授、今日も八女弁講座お願いします。八女弁ていうか、星野弁ですね。”牛島教授の星野弁講座”をESEグルメの中のコーナーにしていいですか？」
「やめて下さいよ（笑）」
「それでは今日も何か一つ新しい言葉をお願いします。」
「えーっと・・・・がばですね。」
「がば？」
「そうです。すごいっちゅーことです。例えばですね、『これ食ったらがぁばうまかったば〜い』みたいな感じで。」
「すごくおいしかったってことですね？強調するわけですね？」
「そうです。ランパブとか行った次の日とかに、『がぁばよかったぁ〜』とかね。」
「ランパブですね。」
「そうそう（爆笑）。」
「教授、次は何ですか？」
「歯がすびく。」
「歯がしみるってことですか？」
「いいえ！しみるのではなく、すびくとです！（強調）こーなんか神経をズキッっと走るような感じ。このへんが（後頭部を指差しながら）すびくとです。断じてしみるとは違うとです。すびくとです！これはもう他の表現方法はありません。」
牛島教授の教えをメモとっていると、裏から事務のH富さんが出て来られて言った。
「またインターネットのせるとですか？そしたらすぼてわかります？」
「すぼですか？」
「すぼ。上からすぼんしてきてどんこんならん！みたいな感じで使うとです。」
「何ですか？土砂降りってことですか？」
「いいえ、違います。」
そこで牛島教授が障子のさんを指でこすって、「うわーすぼんしとぉー」とつぶやいたのでわかった。
「ほこりってことですか？」
「そうです。そうです。あとはかぼちゃのことをぼうぶらって言うたり、手ぬぐいを手のごいて言うたり・・・」
牛島教授がそこでちゃちゃを入れてきた。
「この人は矢部の出身やけ、またちょっと違うとですよ。更に奥地やけんですね。秘境ですよ秘境。」
「ひどかー社長。」
「俺ん友達が矢部に遊びに行ってから3人帰って来てないですもんね。なんか夜な夜な儀式がありよるらしいです。」
横でH富さんはゲラゲラ笑ってた。

「Off the groud」結構好き。

朝は駅前のYさん、それからS商会さんに行ってから一路那珂川へ。「ウイルホーム」さんではいつも奥さんが笑わせてくれる。
「せんせーって肌白いですよねー。いいですねー。うらやましいわぁ〜。焼けないんでしょ？」
「夏になんぼ焼いても9月には元に戻ってます。」
「わたしなんて夏に焼いたのが年明けまでもちますよ。」
そう言いながら奥さんはせっせと日焼けどめを塗ってた。

今日はこの後「吉村運輸」さんに行った。例によって社長と奥さんにいじめられた。何日か前に社長からきたメールに社長と奥さんが睨んでる写真が添付されてたので、返信で「魔除けに使います。」と送ったもんだから、「しんぐさん、よくも魔除けとか言うてくれたねぇ〜」とか、リカちゃんの傷のことを日記で読んだみたいで、「またリカちゃんぶつけたとー？」とかいろいろ言われた。でも今日は途中から奥さんは社長を攻撃し始めた。
「あんたの髪の色は似合うてないそ。なんかそれってエアコンのフィルターみたいじゃ。」
それを聞いてワシがプッと噴出したもんだから、「何笑いようとー？」と社長に言われた。

最近は奥さんの指導のもとでホームページをリニューアルしてるが、作業中ずーっと奥さんは横で見てる。
「････････････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・」（←横で黙って見てる）
「・・・う〜ん・・・」
「どうしたですか？なんかうまくいかんですか？」
「え？はい。なんかですね・・・」
「ええです！ええです！説明せんでええです。続けて下さい。」
「はい。・・・・・」
「････････････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・」（←真剣な目で黙って見てる）
「あれ？ないなぁ・・・」
「なんか探しもんですか？」
「いやぁ、ここのこれがですね・・・」
「ええです！ええです！説明せんでええです。続けて下さい。」
「はい。」
「････････････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・」 （←じーっと黙って見てる）

久しぶりに「華えい産業」さんに行った。董先生相変わらず元気ハツラツ。今日はおもしろい話を聞いた。中国では男は料理できないと結婚できない時代があったそうな。先生の若い頃はそうだったらしい。だから先生もかなり料理はうまいらしい。福岡に来て中華料理を食べに行ってもやはりどこもおいしくなくて、「自分で作った方がうまい」そうな。普通、男性はきれいな女性を見ると目の色がかわるけど、中国の男性はおいしそうな料理を見ると目の色がかわるらしい。とにかく食に対するこだわりがすごいらしい。さすが四千年の歴史は違う。

あちこちまわって、8時頃土砂降りの中、家に帰りついた。ハンパじゃない土砂降りで車庫入れしようにもミラーもなーんも見えない。どうしよう？ここはいちかばちかいつもの感覚にたよってやってみよう！いつもやってるようにやれば入るはずだ！そーっと、そーっと、入るはず入るはず入るはず・・・・
ガーリガーリ。
・・・・また？また太田外科？まじで？もー完全に運転に自信なくした。主治医の先生には既に電話しておいた。金曜日から入院の予定。

7月6日（日）曇り

筑穂町コース。「太田鈑金」さんから。ワシがパソコンで作業してる横で太田さんがぼそっと言った。
「最近なんかパソコンの世界に置いていかれてるような気がするんですよ。これっておやじですよねぇ？」
言われてみればワシも最近の流行とか一切知らない。これこそおやじやな。
それはそうと最近リカちゃんのファンベルトがなくから太田さんに交換してもらおう。

「あゝ緒方家物語」　第6回

期待されてるのでサボるわけにはいかない。
今日もせっせとシステムの修正をしてたら、さおちゃまが横にきて言った。
「せんせー、こないだ家族みんなで日記読んでたんですけど、『せんせーはここに来てパソコンで作業しよるとになんであんなに会話を覚えとうちゃろうか？そんなこと不可能よね？』って話してたんですよ。『録音しようちゃないと？』とか、『作業するフリして実はパソコンに入力しよーちゃないと？』とか（笑）。」
言われてみれば、ワシっていつも何かおもしろいことを探しているのかもしれない。それでおもしろい話が耳に入ったら記憶するようにできてるのかもしれない。仕事の大事な話は忘れることはあるけど・・・。
そうそう、今日は叔母さんが、「せんせー、これ聞いてみらんですか。おもしろいですよ。」と言って、綾小路きみまろのCDを貸してくれた。貸し出し期間は一週間らしい。

土砂降りの中、香椎のNさんとこに行ってデジカメの操作を教えて、それから高速飛ばして太宰府まで行って久しぶりに「名田植物園」さんに行った。名田さん相変わらず元気そうだった。なんでも最近はまん盆栽というのがはやってるらしい。ミニ盆栽に小さい人や動物のフィギュアを置いて楽しむというもの。「へ〜・・・」とか言いながら眺めてたら、「それあげます。」と言われた。ちょーラッキー！いつもいろんなものを貰うけど盆栽は初めて。しかもフィギュアまで一緒にくれて、早速家で飾った。めちゃかわいい。姫も喜んでた。朝水やり、夕方霧吹き。忘れんようにせな。

ちなみに帰り際名田さんはリカちゃん見て唖然としてた。やっぱインパクト強いんやなぁリカちゃんてば。

しつこい？だってかっこいーちゃもん。

いつものようにお客さんからお客さんに飛び回ってるときに急に知らない外国人から電話がかかってきてビックリ！パソコンのメンテをしてくれとのこと。多分ティモちゃんの紹介やろうな。名前を聞かれたから、「しんぐ。でも外人の友達はヨッシーて呼ぶよ。ヨッシーて呼んでいいよ。」と言ったら、
「わたしはエリックです。みんなは僕のことを”変な外人”と言います。」
と言ってた。なんかこの人もおもしろい人かもしれない？？

「ウイルホーム」さんに行くといつも社長はにこやかに迎えてくれる。「まぁまぁ、まずはコーヒーでも飲んで。」と自らコーヒーを入れてくれることもある。「はい、コーヒー。おいしいよ。愛は入ってないけどね。」
横で聞いてる事務のTさんが爆笑してた。