8月29日（金）晴れ

午後に「ひろみ屋」さんにパソコンのメンテに行った。どうでもいいけど奥さんはキムタクのファン。部屋にでっかいポスターが貼ってある。
「キムタク好きなんですね。」
「はい！好きですね。」
「コンサートとか行くんですか？」
「はい！毎年。」
「やっぱみんなと一緒にキャーキャー言ってるんですか？」
「はい。言ってます。でも年々声が低くなってます。」
ここで爆笑してしまったのはちょっと失敗だった・・・。
帰りに明太子もらった！ちょーラッキー！帰ってから夜早速食べた。やっぱこればい。明太子はひろみ屋たい！！

「カーコンビ・セト」さんから。今日はアウトドアのプロのセトさんにいろいろサバイバルの教訓を教わった。興味深いのはウエアの話。最近のシャツとかは汗をすぐにすって蒸発させるのでべたつかないらしい。それにジャンパーとかも軽くてものすごく保温がいいらしい。金額的に少し高くなるけど、それだけでも遭難した時に生きていられる日数が違ってくるそうな。数千円けちって安物着て、その代償が命なんてのはまったく馬鹿げてる。ちゃんとした値段のもの買おうと思ったえしぇ蔵であった。

「あゝ緒方家物語」　第11回

ワシはてっきり緒方家の子供はさおちゃまとともちゃんの二人と思ってた。実はもう一人いた。ハムスターのひなたちゃん。今日お母さんがカゴ持って来たから何かと思えばかわいいハムスター。さおちゃまが大学の頃に飼い始めたらしい。
さおちゃま：「初めて家に持って帰って来た時はお母さんは、『なんねそんなねずみみたいなもんこうてー！』て気持ち悪るがってたくせに、今じゃ私やともちゃんより扱いがいいんです。旅行とか行ったらお土産のリストの家族の名前の一番下にひなちゃんてちゃんと書いてあったりするし、ご飯とか私とともちゃんには『あんたたちなんか適当に食べときなさい。』て言うくせに、ひなには『ヒナチャ〜ン♪』とか言いながらえさあげるんです。」
お母さん：「ひなちゃんはご飯作りきらんめーもん。あんたたちは自分で作れるやない。」
さおちゃま：「『ヒナチャ〜ン♪』とかどっから出しよるかわからんような声出して。おかーさんのあんな声聞いたことない。」
お母さん：「おとーさんも『俺も聞いたことない』て言いよった。」
お母さんはそう言いながら初物の栗をひなちゃんにあげてた。その時も『ヒナチャ〜ン♪』て話しかけてた。
お母さん：「前に逃げ出した時があって、そん時はオーブンレンジの中に潜りこんどって出きらんかったとです。しょうがないけん、オーブンレンジ解体して助けましたよ。」
さおちゃま「私その話知らんばーい！」
お母さん：「え？・・・・・（ちょっとあせるお母さん）・・・・・そうやったかいね？」

午後は「吉村運輸」さん。久しぶりにアホ蔵さんがいた。新車を見せてもらった。ついでに写真も撮ってきた。真っ白のワンボックスと真っ赤のリカちゃんを並べて、「なんか紅白饅頭みたいですね。」とワシが言ったら、「俺も今同じこと考えてました！」と言ってた。今日はせっせとアホ蔵さんのために画像も貼れる日記をホームページにつけた。これでアホ蔵日記もパワーアップ！

その後「ムラオ商事」さんに行ったら久しぶりにムラオ社長の登場！すんごいでっかくなってたのでびっくりした。
「社長、でっかくなりましたねぇ。」
「90キロになった。せんせーは何キロ？」
「63キロです。」
「うそお！27キロも違うと？」
社長は身長があるから90キロでもデブには見えない。あれでウエイトとかしたら多分すぐにベンチ100キロは上げれそう。うらやましかー。

最後は天神の個人のお客さんのとこへ。結構長引いてしまった。終わったのが9時。帰りに「濃麻呂」でタンメン食べた。あーやっぱここのタンメンおいしい〜。

びっくりしたことがあった。なんとリカちゃんと全く同じ車を見かけた。初めて見た。今まで色違いは見たことあるけど、同じスポーツパッケージで赤というのは今日が初めて。思わずおーい！って呼びそうになった。久留米ナンバーやった。
今日は午前中は「戸次染工場」さんで染物の写真撮りをした。なんとも美しい染物に感動！こういう伝統工芸大好き！なんか創作意欲をそそられた。めっちゃきれいなホームページにしようと今から燃えてる。めらめら。
午後は「コスモ不動産」さんへ。新しいシステムに着手。その後久しぶりに「マイテレホン」の石田しゃちょーの自宅に行った。しゃちょーって基本的におしゃれだから家の中もインテリアがかっこいい。そういうとこで勉強になったりもする。「なんか儲かる話はないね？」と言いながらきしめんすすってた。
今日は早く終わったので新宮駅のコミセン和白のジムに行った。がんばった。
身長177センチ・体重63キロ・体脂肪率17.8％
もっと肉をつけなければ！筋肉にする肉がない！

神様・・・もしも一つだけ願いが叶うのでしたら・・・私に二度と胃カメラを飲ませないで下さい・・・。

夕べから食事を抜いて、今日は朝から病院へ。夕べ「福岡のお医者さん」というサイトで見つけた「輝栄会病院」へ行った。受付をしてから体温を測って、診察室へ。検査しましょうと言われてまずは採血。それからレントゲン。それから超音波で調べるやつ。これが結構笑える。なんで笑えるかというとお腹にジェルを塗られて、機械でずーっとなぞられるわけだが、これがくすぐったくてしょうがない。笑いをこらえるので大変だった。
そして・・・最後の検査・・・胃カメラ・・・なんと恐ろしい響き・・・もちろんワシは初体験。もうバリウムの時代ではないらしい、だいぶやり方が変わってた。まずは胃の中をきれいにする液をキャップ1杯くらい飲まされる。それから喉に麻酔をかけるためのこれまた液を口に入れ、喉まで入れて飲み込まずにじっとしてる。これって結構つらい。飲み込みそうになる。しばらくしてこれを吐き出して、今度は看護婦さんがのどになんかスプレーする。そしてそれでうがいをする。それが終わると先生の登場。
「はい、横向きに寝て下さい。」
口にあかちゃんのおしゃぶりみたいなのをくわえさせられる。そして先生いきなしチューブ入れる入れる！ワシは思わずオエー！っとかなっても・・・
「大丈夫、大丈夫、鼻で息して下さーい。」
「オエ、オエオエ〜！」
「鼻で息して下さ〜い。」
「オエ、オエオエ〜！」
「もうちょっと奥まで入れますね。」
「オエ、オエオエ〜！」
苦しみもがくワシの横で看護婦さんと先生が必死になってる。そこはまさにＥＲ状態。
「もうちょっとですよ。鼻で息して下さーい。」
「オエ、オエオエ〜！」
「あとちょっとです。鼻で息して下さーい。」
「オエ、オエオエ〜！」
「あと1枚です。鼻で息して下さーい。」
「オエ、オエオエ〜！」
「鼻で息して下さーい。」
できんとですよそれが。なかなか。ホントに死ぬ思いだった。胃カメラとはこんなにつらいものか。終わった時は疲れ果ててた。
その後待合室で結果を待った。診察室で先生に言われた。
「全くどこにも異常ありません。」
・・・・・・・・・・・・・・安心したけど、全く異常がないなんて・・・・胃も十二指腸も全く潰瘍がなくて、血液検査も異常なしだそうな。健康やないか。なんか安心するために行ったようなもんやな。でも「輝栄会病院」には感謝。

変則技で午前中は「マツノデザイン」のセガールしゃちょーのとこへ。しゃちょーは今日はワシが作業してる横でずーっと熱く語っていた。何をかというと、今しゃちょーが立ち上げようとしてる”プロジェクトＲ”について。これは何かというと、今までは店やオフィスを作ってくれと言われてただ作るだけだったけど、これからは作った後に商売がうまくいくように、アフターフォローまで充実させないといけないというもの。例えば飲食店を始めたいという人のためにお店を作るのはもちろん、税金・保険・不動産・施工・看板・ホームページ・・・など、あらゆる面で応援していくわけで、まさにいたれるつくせり。各分野にはそれぞれエキスパートとグループを組んで取り組むということで、ワシはホームページの部分をお手伝いすることになった。Rとは「Refresh」「Revolution」「Rebuild」などのRをとってる。なかなかいい発想だと思う。

午後に「コスモ不動産」さんに行ったけど、パソコンの作業中になんとブレーカーが落ちてしまった。エアコンやらコピー機やらいっぱいつけたから。しかもブレーカーが外にあるからワシと社長と汗だくになりながらブレーカー探したりして大変だった。
それから「ウイルホーム」さんへ。今日は社長はお留守。お留守の時はしっかり宿題が机の上に置いてある。それをこなしてから今度は「ムラオ商事」さんへ。Ｈ社長の抱えたトラブルを解決して本日の仕事終了。今日は2時くらいから急に天気が悪くなってきた。台風や〜。

両親を空港まで送ってから、「緒方石油店」さんへ。ショウケの方からの道が水害の時の土砂崩れで未だに通れないから八木山バイパスで行った。くそーいつになったら復旧するちゃろー？

「あゝ緒方家物語」　第9回

本日はお母さんから飛ばし始めた。
「せんせー、わたしこないだお葬式に行ってきたんですけどね、お葬式って笑ったらだめでしょ？そういう時ってささいなことがやたらおかしくありません？その時もですね、お葬式終わった時に、もうかなり年配のおばあちゃんがバス間違えて乗ろうとしてたんですよ、そしたら誰かが真面目に、「おばあちゃん、そのバスは火葬場行きよ。乗ったらだめよ。」って言ったんですよ。もうそれがおかしくておかしくて、必死で笑いこらえてましたよ。」
この話聞いた時、ワシも爆笑してしまった。
今日はさおちゃまの妹のともちゃんも家の仕事のお手伝いをしてた。さおちゃまがワシの横で言った。
「せんせー、ともちゃん日記の存在知らなかったんですよ。それで昨日教えたら一生懸命日記読んでましたよ。そして何が一番面白かった？て聞いたら、おばあちゃんの話が笑えたって言ってました。」
いつもお客さんがいない時はさおちゃまとともちゃんは二人で事務所できゃっきゃ騒いでる。だが今日はともちゃんの一言からけんかが始まった。
さおちゃま「あんたちゃんと化粧せな、しみになるばーい。」
ともちゃん「しみができるとか20代の考えよ。10代はそういうこと考えんと。」
さおちゃま「なんてー！！！」（←ともちゃんの首を絞め始めた）
ともちゃん「お・・・おねーちゃん・・・なんて・・・し・・ししゃ・・・ご・・・にゅうしたら・・・30代や・・・」（←首絞められながら苦しそうにしゃべってる）
ワシが横で「二人はよくケンカするんですか？」て聞いたら二人声を揃えて、
「ケンカとかせんよねー？」
と言って握手してたが、お互い力いっぱい相手の手を握って、二人とも顔は痛みでゆがんでた。
そうやってるうちに今度は携帯の話になった。
さおちゃま「ともちゃん、あんた夕べ長電話しすぎよ。」
ともちゃん「おねーちゃんとか、彼氏おらんけん、誰からもかかってこんねー。」
さおちゃま「なんてー！！！」（←またともちゃんの首を絞め始めた）
ともちゃん「お・・・おねーちゃん・・・けーたい・・・もっとっても・・・いっしょやん・・・だ・・・だれも・・・かけてこん・・・けん・・・メールもぜんぜん・・・こ・・・こんし・・・」
叔母さん「さおりは基本料払いよるだけやろう」
おとーさん「さおりそのうち携帯解約するよ」
叔母さんとおとーさんの側面からの攻撃にさおちゃまは更に激怒、それでもともちゃんは更に挑発する。
ともちゃん「せんせー、おねーちゃんになんかメール送ってやって下さい。」
さおちゃま「うるさーい！！！」
そこでワシが「日記にさおちゃまの携帯のメールアドレス書きましょうか？」と言ったらさおちゃまは「やめてくださーい！」と叫んでたが、ともちゃんは「お願いします。」と言ってた。それを聞いてまた怒るさおちゃま。今日の姉妹対決はすごかった。

メールの来ないさおちゃまを励ますメールはこちらへお願いします。↓
saori@s-harvest.com（期間限定のアドレスです。）

（おまけ）
おとーさんは人気投票の授賞式がどこであるか知りたいと言ってた。何を着ていくか決めるからだそうな！もう優勝した気分のおとーさん。


昼飯食ってから「吉村運輸」さんへ行った。ワシが釜山に行ったという話をしたら・・・
奥さん「あ、また黙って行っちょーし、ちょっとちょっと（社長を呼んでる）、しんぐさん韓国に行ってきたそ、また黙って行ってきたそ、お土産たのもーておもーちょったとに。」
社長「しんぐさんさ、こんど一緒に韓国行こうや、夫婦でさ、4人でさ、楽しいよ〜。」
奥さん「しんぐさんはあんたとは行きたくないそ。」
社長「しんぐさん、イースター島ってしっとる？あのモアイ像があるとこ。あそこいいよー。一緒に行こうや。」
奥さん「だけん、なんであんたと一緒にしんぐさんが行かないけんのん。」
社長「ああいう遺跡とか見るの好きじゃない？俺好きなんよー。行こうよ。」
奥さん「遺跡うんぬんの問題より、なんであんたと一緒やないといけんのかって。」
社長「だって俺、しんぐさん好きやもん」
奥さん「しんぐさんは行きとうないていいよるそ。ねーしんぐさん？」
こういうシチュエーションの時が一番返事に困る。どっちにも悪くないように返事するには何と言えばいいか？ワシにはわからない。ただそこでニヤニヤ笑ってた。

帰って来て、夜家で事務処理してたら「ランドリー・キッチン」のしゃちょーから電話があった。
「おおおぅぅ〜しんぐさん。待ってますよ。」
「は？何ですか？どこでですか？」
「飲み屋で。・・・・・・約束してなかったかね？」
「ええ多分・・・・してないですよ。」
「そうやった・・・・・・ではまたいつか、お会いしましょう。」
しゃちょーはいつも笑わせてくれる。

代車だったもんで。

ちょっとご無沙汰の「太田鈑金」さんへ。ぶいちゃん（RVRの名前）が車検なので持って行った。太田さんとこも飯塚の大水害で大忙しだったらしい。あの水害で廃車になった車はかなりあるらしい。なんでも300年に1回の集中豪雨だったそうな。一体どんな降り方だったのか？釜山にいたワシには想像がつかない・・・。

次に行った「オアシス珈琲」さんも水害の後片付けがまだ残ってると言われてた。1回の作業場にある冷蔵庫が浮いたそうな。コーヒー豆もだいぶやられたらしい。社長の話を聞いてるとほんと大変だったみたいだ。
今度雑誌に社長と奥さんのひとみさんの写真が載ったので「オアシス珈琲」さんのホームページに載せないといけない。社長の最愛なる”ひとみさん”のネットデビューや。

午後は香椎のNさん宅へ。今日はメールの使い方を指導した。甥とメールアドレスを交換してるのに、Nさんがうまく送れないので「まぁだ〜？」と催促が来てたらしい。「せんせー、これでやっと甥っ子にバカにされずにすむ。」と喜んでた。

最後は「ランドリー・キッチン」の社長のとこへ行った。ドスのきいた声で言われた。
「おおお〜ぅ、しんぐさん、なんかいい話はないね、儲かる話は。」
「儲かる話ってどんな話ですか？」
「儲かる話っていうのはね、誰かが困っとうていう話よ。困っとってなんとかして欲しいていうとこに商売が生まれるとよ。誰かが喜んどるていう話は1円にもならんと。勉強なったろ？」
「なるほど！勉強になりました。」
社長はいつも冗談まじりにすごいためになることをチラッと言ったりする。さすがだ。

夜は両親連れて4人で姫推薦の宗像の「こんな店」に行った。普通の民家でおばちゃん2人がやってる家庭料理の店だが、これが超よかった。料理もよかったし、高台で夜景もきれいだった。1日1組しかとらないからワシらだけでのびのびできた。この店は癖になるかもしれない。