この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
4月
4月30日(土)曇り時々雨
Youtubeで某ホテルの料理長のレシピ動画を発見したので、お昼にナポリタン、夜に納豆オムレツで参考にした。どちらもいつもよりおいしくできた。さすがプロのレシピは違うな。
午後はいそいそと買物に行って鯖を買ってきて、晩飯は鯖の煮付け、納豆オムレツ、豆腐のみそ汁にした。
デザートはハーゲンダッツのアイス。トリュフチョコがうまかった。
 
おとといアマゾンで買った The Rolling Stones の「Shine a lite」が届いたので一人で堪能した。これは数年前の正月に一人で見に行った映画で、絶対にDVDを買おうと決めてたやつ。あの時の感動が甦った。こいつは永久保存ものだな。
それにしてもカッコイイ。60代でも路線を維持するあの姿勢こそホンモノの証だ。

明日は街へ繰り出すぞ。
  
「転がる石」
 
40年 転がる石に 苔つかず
 
4月29日(金)晴れ
午前中、「ウイルホーム」さんを訪問しただけで今日の仕事は終わり。午後から連休突入。といっても今日と明日は姫が仕事なので特に予定はなし。家でたっぷり読書三昧。「トム・ジョウンズ」全4巻が連休中に終わりそうだ。
 
愛車ピブちゃんが最近の黄砂でかなり汚れていたので久しぶりにプロにきっちり洗ってもらおうとスタンドへ。室内もタイヤもばっちり洗ってもらったらなんと2時間半もかかった!だがさすがにプロだ。隅から隅まできれいになった。お出掛けの準備は万端だ。
 
今日の晩飯はワシが担当。久しぶりにロールキャベツを作った。いつも作るたびに失敗するのがキャベツの枚数。余分に用意しておかないとキャベツの葉が破れたりして包むのに足らなくなる。今日もそれで足らなくなって急遽追加で茹でた。出来上がりの味はまぁ普通。レシピがボブアンだからまぁこんなもんやろう。
明日もワシが晩飯担当。明日は和食にする予定。魚が食いたいな。
 
「ロールキャベツ」
 
ロールキャベツ パン粉入れすぎ ちょい固め
 
4月27日(水)曇り時々雨
今日は4件。仕事が終わってから「粕屋のお客さん」と高砂の「練」に飲みに行った。大事な話があって飲みに行ったんだが、あまりに料理がうまいので話はしばしば中断した。「これうまいねぇ」「何が入っとるちゃろ?」とか思ってしまう。おいしい料理は会話を止める力がある。社長もえらく気に入っていた。
それにしても大将の腕は大したもんだ。前に行ったのはだいぶ前になるが相変わらず独創性に富んで、旬をとらえて見事なもんだ。和の料理は芸術だと改めて思わせるものばかりだった。
やっぱりなぁ。飲食店たるもの客をうならせるもの提供してなんぼだよな。素人のワシが、「これ、ワシが作ったほうがまだうまいんじゃないか?」と思うようなレベルのものを出していては話にならんよな。その点、今夜は何度うなったかわかりゃしない。
また行こう。次回は誰と?
 
「料理人」
 
料理人 器に描く 季節かな
 

4月25日(月)晴れ

中国鍼灸院」へ。一週間は漢詩で始まる。

「風和人爽」
 
呉炳宇

燕来日漸暖、(燕来りて日漸く暖かく、)
花開葉添新。(花開きて葉新しさを添える。)
風和人覚爽、(風和みて人爽を覚え、)
雲集雨将臨。(雲集りて雨将に臨む。)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

燕が来るごとなったらだいぶぬくうなるし、
花も咲いて新緑もきれいかね。
風もゆるうして気持ちんよか、
雲ん出てきて雨降ってきそうやね。

たった漢字20文字並べただけなのに、読むと目の前に春の情景が浮かぶから不思議だ。漢詩は漢字で描く絵画だな。読むだけでも美しいが、本来なら中国語の発音で読むと耳にも心地いい。今日は先生が中国語で読んで下さったが、音楽のように抑揚があって実に美しい。結局は中国語の発音が分からないと本当にいい漢詩は作れないってことだな。

「燕」
 
新緑や 燕来たりて 腕まくり
 
4月24日(日)晴れ
午前中は「マツノデザイン店舗建築」さんにお邪魔してセガールしゃちょーが先月買われた新しいパソコンのメンテナンスをした。このパソコンの性能は半端じゃない!かつてのpen4を8つ搭載したくらいの速さがあってしかもメモリは12GBと来た。12GBげな!なんぼWindows7がメモリを食うと言ってもこれだけあればどんな作業もスイスイだ。しかも最新のフォトショを積んでるときた。言うことなしだ。画面も24インチワイドでめっちゃでかい。きっとストレスフリーで仕事ができることだろう。
 
午後から「ブライダルミュージアム ビッビ」さんに寄ってから、髪を切りに「ギャルソン」さんへ。
 
ワカガシーラ坂本さん:「今日はどんなふうにしますか?」
ワシ:「増やして下さい(笑)」
ワカガシーラ坂本さん:「はははは!」
ワシ:「お約束ですね。」
ワカガシーラ坂本さん:「短めで?長めで?」
ワシ:「長めで。もう少ないんで」
ワカガシーラ坂本さん:「わかりました(笑)」
ワシ:「やっぱお客さんの中には波平みたいな人もいるでしょ?」
ワカガシーラ坂本さん:「いますね」
ワシ:「どうしろっちゅーの?みたいな」
ワカガシーラ坂本さん:「はははは!」
ワシ:「私もはげたら坊主にしようかな。今おしゃれで坊主にする人多いですよね」
ワカガシーラ坂本さん:「いますねー」
ワシ:「でも逆に坊主のほうが頻繁に手入れしないといかんでしょ?」
ワカガシーラ坂本さん:「そうですね。2週間に1回は刈らないとだめですね」
ワシ:「1ヶ月に1回じゃ毬栗になりますよね」
ワカガシーラ坂本さん:「なりますね」
ワシ:「でも1回分の料金が安いか。バリカンだけですからね」
ワカガシーラ坂本さん:「大人は上のほうは鋏で切りますよ」
ワシ:「そうなんですか?」
ワカガシーラ坂本さん:「みんな頭の形が違いますからね。へこんでる部分があったりしたらそこだけ色が黒く見えたりしますから」
ワシ:「あー!はげたじいちゃんとか頭へこんでる人いますよね。なんでへこむんですかね?」
ワカガシーラ坂本さん:「皮膚がたるんだりしてできるみたいですよ」
ワシ:「どっかにぶつけてへこんだとかじゃないんですね?」
ワカガシーラ坂本さん:「はははは!それはないでしょう」

「育毛剤」
 
育毛剤 汝希望の 光なり
 
4月22日(金)曇り時々雨

フィールディングの「トム・ジョウンズ」が届いた!通販で買ったものが届いた時ってのは嬉しいもんだ。しかも今回はオークションなのに新品のようなきれいな本が届いたので更に嬉しい。さぁしばらくは「トム・ジョウンズ」に浸るかな。これもモームによれば世界10大小説の一つだから期待するところは大きい。
 
今日のお昼は某串揚げ屋さんに取材がてら食べに行った。噂通りなかなかの美味で大満足。ここはネタのオリジナリティが素晴しい。やっぱ串揚げはネタに工夫が欲しいとこだな。ここはその点文句なし。いづれESEグルメで紹介するとしよう。
先日、姫と行った某ビュッフェもよかった。そこは既に評判がいいことは知っていたから確認に行ったような感じだ。しかしあれでどうして採算がとれるのか不思議。
明日も1件行く予定だが、そこはまぁそれほど期待していない。それにしてもいいお店の少ないのには悲しくなる。ここ数ヶ月は「お!」と思う店は1割もない。外食産業これじゃいかんよな。
 
「取材」
 
一口で ため息ばかりの 取材かな
 

4月20日(水)晴れ
昨日は寒かった。冬の上着にしなかったことを後悔した。「雷山千如寺」さんに行ったら溶け残った雪があったから驚いた。夜の間に降ったらしい。今日は晴れたが風は冷たく感じた。急にこんな気候になると調子狂うな。
 
先日、ヤフーオークションでフィールディングの「トム・ジョウンズ」を落とした。どこの本屋に行っても見つからない作品なので正直かなり嬉しい。到着が楽しみだ。
1冊だけだとあまり割安感がないが、3冊以上のものが揃いとなるとオークションはお得だ。今はそれほど送料もかからないし、これを利用しない手はない。今狙ってるのはゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」とディケンズの「デイヴィッド・コパフィールド」。この2つもめったに手に入らない。誰か出品してくれんかいな。
 
最近、一つの小説の構想が浮かびつつある。もう少しで全体像が見えてくるんだが、なかなかうまくいかない。今度のは完成したら投稿しようと思う。駄目もとだ。やるだけやるのみ。
 
「名残雪」
 
雷山の 桜戸惑う 名残雪
 
4月18日(月)曇りのち晴れ

中国鍼灸院」の呉先生の患者さんの中には、先生の漢詩をワシが博多弁に訳したものを楽しみにされてる方もいるらしい。そう聞くと頑張って訳さないわけにはいかない。

「桜」
 
呉炳宇

水退復興始、(水退きて復興始まり、)
地裂花仍開
。(地裂けども花しきりに開く。)
国難有壮士、(国難に壮士有り、)
災大育師才。(災大なれば師才育つ。)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

水が退いたら復興が始まったばい
地面が裂けてん花はおんなじように咲くと
国がやおいかん時はすごか人が出てくると
災いが大きい時はリーダーが育つとたい
 
今回はこんな感じで。いかがでしたでしょうか?

先生のところに行くといつも愚痴を聞いてもらう。あぁワシも先生のように何があろうと泰然自若という境地に到達したいやね。まだまだ修行が足りん。すぐに右往左往する。目指すところは明鏡止水。

「八重桜」
 
まだ散らぬ 耐えて華やぐ 八重桜
 

4月16日(土)曇りのち晴れ
本日は筑後day。春日の「不動産のトーカイ」さんが終わった後は、久留米の「スマイルホーム」さん、八女の「江田建設」さん、星野村の「星香園」さんとまわった。
江田専務も牛島さんもみんなみんないろんな悩みを抱えて頑張ってるんだな。ワシなんざ少ないほうだ。これぐらいで愚痴っていては他の人に申し訳ない。黙して働けだ。
 
さてさて、売上を上げなければ。一つの作戦が外れたら次の作戦。それが外れたらまた次の作戦。攻め続けること。歩き続けること。

「春霞」
 
春霞 かかる山川 我がこころ
 
4月15日(金)晴れ
そして今日も忙しい。「ウイルホーム」さん、「コンフォルタ」さん、「リバティ」さん、「戸次染工場」さんとまわって、最後は「雷山千如寺」さん。
雷山の桜はまだきれいだ。ここは春夏秋冬いつ来ても楽しませてくれる。最近、また「雷山千如寺」さんを舞台にした小説を構想中。今度は大衆小説でいく予定。本当に創作意欲をそそるお寺だ。おそらくこれからもいろいろ書くだろうな。
 
昨日、「大新住宅」さんでは夜7時半から勉強会をされてたし、今日は和尚さんが夜7時からお出掛けされていた。ワシの忙しいという次元はまだまだだな。みんなもっと頑張ってる。ワシも負けられん。
 
「救い」
 
ものおもふ まもなきほどに 汗ながす
いまはそれこそ 救いなりしか
 
4月14日(木)晴れ
ヘアーショップ ムーヴ」さん、「新郷商会」さん、「東部ハウジング」さん、M島さんとまわってから博多駅筑紫口へ。「雷山千如寺」の和尚さんのご好意で、「九州八十八ヶ所百八霊場会」の総会の場においてプレゼンをする時間を作って頂いたので、バッチリ営業してきた。反応があるといいんだが。その後は「大新住宅」さんへ。すごいハードな一日。帰ったらくたくた。

ディケンズの「オリバー・ツイスト」を買って来たので読み始めた。これは読み出したら止まらないタイプの作品だから気をつけないといけない。仕事の妨げになる。
 
「虚しさ」
 
働けど 見えぬ出口の 虚しさよ
 
4月11日(月)晴れ時々曇り
アート建築工房」さんが不動産会社を立ち上げるということで、今日の夕方に新事務所のインターネットの設定に行った。景気が悪い上に震災が重なって元気のない日本にあって、なんとも勇ましい決意だ。見習うべしだな。逆境の時ほど攻めなければ。新会社の名前は「コンフォルタ」。名前だけ聞くとうまいパスタが食えそうだが、COMFORT(満足)からの造語だそうな。かっこいいやね。早良区小田部にてまもなく営業開始予定。
 
横溝正史がふっと読みたくなって「本陣殺人事件」を読み返した。やっぱりこの密室トリックは素晴しい。二度目(三度目?)に読むと細かい部分のこだわりがわかって更に面白かった。小道具を全て日本独自のものに徹底していることに気付いたし、過去の推理小説の傑作を例にあげて解説している部分が、どの作品も既に読んでいるので深く理解できた。”日本の推理小説”に仕上げたいという熱意が伝わってきた。
やっぱり江戸川乱歩と横溝正史は日本の誇りだな。

「障壁」
 
障壁の 前にて見えし 人の価値
避けるか 登るか 粉砕するか
 
4月10日(日)晴れ
今日は花見!気温も上がってこの上なしの晴天に花見をせずにおらりょうか。弁当を持って白水池公園へ。桜はピークを過ぎているとはいえまだまだ見応え十分。桜の木陰ごとに弁当をひろげる人たちがいた。わずかな風にも花びらがぱっと散る。今年は本当にタイミングがよかった。こんなに堪能できるのも久しぶりだ。

在原業平の歌を二つ。

世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
ことならば 咲かずやはあらぬ 桜花 見る我さへに しづ心なし
 

 
「桜」
 
いく人を 呼びとめうへを 仰がしむ
つかのまの美や とこしえの美や
 
4月9日(土)晴れ
昨日寒かったので桜がまだ持ちこたえている。白水池公園も筑後川沿いもまだまだ咲き誇っている。明日花見でもするかな。
 
バルザックの「谷間の百合」を読んだ。またしてもバルザックにやられた。これほどまでに崇高でありながら官能的な、純粋でありながら情熱的な、深層心理を深くえぐった強烈な恋愛小説を読まされた日には、現代のどんな腕利きでも創作意欲をそがれることだろうと思う。井本さんが「ドストエフスキーやバルザックを読むのもいいが、もう何も書けなくなるぞ」と言ってたがまさにその通りだ。全くの脱帽状態。
 
まぁせいぜい気張らずにワシはワシなりに書いていくしかない。要はやめんことだ。
 
「桜」
 
まだ散るな 明日花見だ まだ散るな
 
4月6日(水)晴れ
あちらこちらで桜は満開。いいもんだ。日本人でよかったと思える時期だ。
 
ユゲさんから「ソワニエ」のバックナンバーを頂いた。福岡のグルメバイブルとしてその名を轟かす雑誌。厳選されたお店ばかりを紹介しているのでワシも時々参考にさせてもらってる。なにしろ掲載店の質が素晴しい。掲載料をとる雑誌の場合はたとえどんなにまずくてもおいしそうに載せないといけない。それを見てだまされた読者はひどいものを食べさせられる。それではグルメ雑誌の意味がない。やはりいいお店を紹介してこその存在であろう。その点、「ソワニエ」は安心だ。福岡のおいしいお店を知りたい!という人は定期購読すべし。
「ソワニエ」 http://www.web-soigner.jp/

「ソワニエ」
 
ソワニエで 知る福岡の 真の味
 
4月5日(火)晴れ
「当世源氏物語」(谷崎潤一郎訳 源氏物語風)
 
ちらし

住まいのイシダ」様にお伺いした時のことでございます。店長の后様はちらしの印刷にお忙しいご様子でした。
刷り上ったものを眺めておられた店長の后様は、突然慌てたご様子で、
「と、止めまする!い、印刷機を止めまする!」
と叫ばれながら印刷機のところへ急いで行かれました。そのご様子に驚いた女官のF井は店長の后様にお伺いしました。
「いかがなされました?お后様」
店長の后様はちらしをお示しになり、言われました。
「このちらしには価格が入っておりませぬ」
「なな、なんと!」
女官のF井も大変驚いておりました。
「いかがいたしませう。もうだいぶ刷ってしまいました」
店長の后様は大変お困りでしたが、女官のF井もこれといった思案はなく、
「これは笑ふしかありませぬ」
と、なんの生産性もない返答をしておりました。
「いかがでせう?そのままお配りになれば。この物件はいくらでせう?と問い合わせがくるかも知れませぬ」
わたくしの意見はただ鼻で笑われただけでございました。
 
いかほどか あかさず配る それもまた
人の興味を あおるものかな
 
店長の后様が社長の帝のお叱りを受けておられないか心配でございます。
 

「桜」
 
桜咲く 見る人もなく 桜散る
誰しも未だ 心は晴れず
 
4月4日(月)晴れ
ひろみ屋」さんがキャンペーン中。徳用切り子が500gも入ってなんと税込み2,100円!これは絶対にお得。買っておくべき。
http://www.hiromiya.jp/
 
中国鍼灸院」さんにて頂いた本日の漢詩。
 
「防波堤」
 
呉炳宇

千里堤大難保命、(千里の堤大なりといえども命保つこと難く、)
寸尺足小易逃生。(寸尺の足小なりといえども生逃げるに易し。)
防波先築心堤覇、(波防ぐよりまず心に堤を築き、)
敬天尊地人太平。(天を敬い地を尊べば人太平なり。)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
どげな大きな防波堤があったっちゃ、命は守れんばい、
足の長さはたかがしれとぉばってん、逃げるには十分ばい。
防波堤ば作るよりか、まずわが心ん中に堤防ば作ってから、
自然に敬意ばはらわにゃ平和には暮らせんばい。
 
この漢詩は言葉の対照が面白い。「千里」と「寸尺」、「堤」と「足」、「大」と「小」、「難」と「易」、「保」と「逃」、「命」と「生」。呉先生は「漢詩は言葉の遊びヨ」と言われていたがなるほど興味深い。だが読むには面白いが作るとなると至難の業だ。こういうの作れるようになりたいやね。
 
「堤」
 
我が胸に 憂いを防ぐ 堤なく
ただ苦しみの 過ぎ行くを待つ
 
4月3日(日)晴れのち曇り
緒川たまきさんとともにワシの中で最高の女性の理想像であった高峰秀子さんが去年の12月28日に逝去されていたことを昨日知った。享年86歳。あぁ我が憧れも永遠の旅へか。結構ショックで昨日からずっとYoutubeで動画を検索して見ている。
ワシはこの人の偉大な女優魂はもとより、生きることに対する真剣さ、苦境をものともしない強さに憧れた。凛とした美貌の内側にある強靭な精神力を尊敬していた。強い日本人としてかくあるべしというものを見ていた。
生き様が人の教訓になるなんて、全くすごい話だ。偉大なる女優、偉大なる女性、高峰秀子さん。(遅ればせながら御冥福をお祈りします。)
 

 
「天使」
 
銀幕の天使ぞ 今や羽ばたきて
何演じるや 安楽の地で
 
4月2日(土)晴れ
かるぼなぁら、来てよね♪わたしさみしいのぉ〜♪
今日はワシが晩飯当番。ネットを見てたら、東京のイタリア料理店「アンプレッソ」のシェフのレシピサイトを見つけて、そこのカルボナーラのレシピがうまそうだったからチャレンジしてみた。結構うまくできた。今までも感じたことだが、ネットで見つけたレシピというのはおいしくないことも多々あるが、実際にお店で作っているシェフのレシピはかなり高い確率でおいしくできる。このサイトも然り。是非他のレシピにもチャレンジしてみようと思う。
ちなみにアドレスは、
http://www.gozzo.com/ciao/

しかし料理ってのは面白いもんだ。ほんの数秒の差でおいしくなったり、ほんの一ふりで味が違ったりする。時には化学の実験をしているような気分になることもある。おいしくなる、まずくなる、どちらにしろ必ず理由がある。誤魔化しがきかない分、努力は報われる。奥が深くて飽きがこない。料理はやめられまへんな。
 
「オリーブオイル」
 
イタリアン オリーブオイルは けちらない
 
4月1日(金)晴れ
もたもたしてる間にもう4月だ。いかんなぁ。
 
最近、ESEグルメの掲載店に掲載内容の確認を依頼する作業をしているが、掲載自体を削除して欲しいというお店も結構ある。その理由はみんな同じ。「うちはお得意様だけで細々やっていければいいんで・・・」とのこと。この欲のなさがつまりはあれだけの美味を生むわけだ。採算が全てのお店では格別の美味に到達するのは不可能だからな。やはりいいお店ってどこかみんな似ているような気がする。ワシが応援するなどとぬかしてESEグルメに掲載することも実はいい迷惑だったりするんだな。まぁそんなこんなでESEグルメってどうなん?とか考えたりもする今日この頃。
 
ル・シュクル」さんにお邪魔して新作の撮影。今日は「ローテ・ローザ」と「ダブルチーズ」。
 




たまらんねぇ。

それにしても今日はあちこちで菜の花が美しかった。桜も大急ぎで開花している。いよいよ本格的な春だ。
 
「筑後川」
 
大らかに ただ大らかに 筑後川
岸も水面(みなも)も 黄に染まりつつ