この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
12月
12月31日(日)曇りのち晴れ
今年の主な出来事。

・頬の血管腫の手術をした。1回目はあまり改善が見られなかったが、2回目で劇的に小さくなった。来年最後の手術を予定。

・語学の勉強は一応継続中。

・月間100kmランと筋トレも継続中。

・ゴールデンウィークに波佐見陶器市へ。

・5月に金沢帰省。8月に対馬帰省。

・9月の姫の誕生日に天草旅行。

・10月に義母と3人でタイ旅行。

・毎年恒例の京都旅行は11月。テーマは「錦秋の都」。紅葉をたっぷり楽しんだ。

・年末恒例の年末の温泉は近場の古湯温泉「山明かり」へ。

・登った山は「鳳山」、「高良山」、「兜山」、「耳納山」、「高千穂峰」、「三俣山」、「飯盛山」、「片縄山」、「糠塚山」、「立石山」

・えしぇ蔵クッキングはだいぶ品質が安定してきた。年末に作った「京都ネーゼ風カルボナーラ」は姫も絶賛してくれた。

・親父が福岡の施設に入った。それに伴うすったもんだで結構疲れた。

・兄貴が緊急手術。これもまたすったもんだで疲れた。

・叔父が永眠。かなりのショックだった。

・今年読んだ本で印象的だったのは、高田郁「みをつくし料理帖」全10巻。 池波正太郎「藤枝梅安シリーズ」全7巻。「利休にたずねよ」「火天の城」などの山本謙一の作品。ピエール・ルメートル、トム・ロブ・スミス、ジョン・ル・カレ、カトリーヌ・アルレー、ヒラリー・ウォー、フレデリック・フォーサイス、アン・ライスなどの海外の傑作エンターテイメント。

・マツダのアテンザが走行距離10万kmを越したので、ジャガーXEに乗り換え。

家族のことでつらい出来事が次々と発生。加えて仕事も売上が下降する一方の状態で、公私ともに最悪の一年になった。
ここまでひどい一年を経験したなら、あとは良くなるしかないのではないかと、そう思うしか生きる希望を持てない状態で一年を終わった。

2018年がどうなろうともう知ったことではない。そういう心境で聞く除夜の鐘。

(今年一年でお世話になった全ての皆様に感謝申し上げます。)

「非力」

今はただ 己が非力を おもひしる
五十をまえに 情けなきかな

12月28日(木)曇り
姫がまだ寝ているうちに起きて、部屋の露天風呂に入った。冷え切った身体が温もって気持ち良かった。

朝食はまたしてもかなりの満腹状態にさせられた。その消化のためもあって二人で近所を散策した。朝の空気は冷たかったが澄んでいた。呼吸で肺が洗われているような感じがした。霜が下りているのを見て子どもの頃の対馬の通学路を思い出した。
古湯温泉は小さい温泉街だが過度に観光地化されてなくていい雰囲気だ。



ぎりぎりの時間にチェックアウトして帰路に着いたが、そのまままっすぐ帰るワシらではない。まずは「ONCRI」に寄ってカフェでまったりとお茶タイム。次に「パンのたなか」に寄ってパンを買い、そして「しゃくなげの里」で野菜を買い、「まっちゃん」でまた野菜と豆腐を買い、最後に「イブスキ」でドイツのハムとソーセージを買って帰った。



昼過ぎぐらいに帰宅。買ってきたパンで昼食をすませ、ワシは「コスモ不動産」さんに餅を頂きに行った。
コスモ不動産」さんでは毎年年末に餅を作って、業者に配る。それをワシも毎年貰っているのだが、今回は罠にはめられて手伝わされることになった。ワシが到着時間を連絡してしまったがために、その時間に餅が搗き上がるように仕組まれていた。到着したらすぐに大きな餅の固まりから小さくちぎる役をあてがわれた。これが熱いのなんの!ワシと社長がちぎって、女性の社員さんたちが丸める役をしたが、社長と二人で「熱!熱!」と叫びながらちぎった。

貰って帰った餅は夜のおやつに早速食べた。「コスモ不動産」さんの餅がないと年を越せない我が家になった。

「古湯」

ふたり旅 古湯の里の 霜を踏む

12月27日(水)晴れ
今日と明日は年末恒例の温泉旅行。いつも遠方の大分や熊本まで出かけるが、今年は逆に思い切り近い所にしてみようということで、選んだのは古湯温泉。自宅から車で1時間10分という近さ!
宿は以前、「彦岳」に登った時にお風呂だけ使わせてもらった「山あかり」。6室の離れがあるのみの小さな宿。





4時ぐらいに宿について、ちょっとゆっくりした後に風呂へ。部屋にも露天風呂はあるが、以前入った大浴場の方が気持ちよさそうだったのでまずはそっちへ。古湯温泉は皮膚病や傷などにも効く薬湯だ。ぬる湯だがその分長時間浸かってることができる。他の客もいなかったので一人山を眺めながらまったり。

風呂で身体が温もった後はしばし読書。持ってきた本が面白くてやめられない。夢中で読んでるうちに食事の時間になった。

食事は佐賀の素材をふんだんに使った田舎料理。コースの料理だけでもたっぷりなのに、別に取り放題のおばんざいもあって、そっちも食べたせいで今年一番の満腹状態になった。
佐賀の地元の日本酒を利き酒させてもらえるコースだったので、6種類もの味を堪能することができた。同時に飲み比べると違いが顕著にわかる。気に入ったものの名前を覚えたので後日買ってみようと思う。





部屋に戻って、寝る前に部屋の露天風呂に入ろうと思ったが、外のあまりの寒さに挫けて明朝入ることにした。そしてまた読書。ふと見るとこたつで爆睡している姫。なんとか起して布団に寝せた。
姫は湯たんぽのサービスを利用したので暖かい布団で寝ることができたが、ワシは大丈夫だろうと思ってそれを断ってしまった。これは失策だった。山の寒さをみくびっていた。エアコンをつけて寝たのに寒くて何度も起きた。

「日本人」

温泉と 地酒と和室 日本人

12月23日(土)曇り
我が家の恒例行事の一つ。クリスマスコラボディナー。ワシはパスタ担当。11月の京都旅行の時に「京都ネーゼ」で食べた濃厚カルボナーラの再現に挑戦した。

材料にこだわれば、料理は半分勝ったも同然。まず普通のベーコンではなく、グアンチャーレとパンチェッタを。チーズはペコリーノロマーノとパルメジャーノレッジャーノを。卵はヨード卵光。もうこれでうまいのはほぼ確定。

まずはグアンチャーレとパンチェッタを炒める。たっぷり油が出るのでオリーブオイルも必要ない。
ボウルに卵黄とペコリーノロマーノとパルメジャーノレッジャーノを入れて混ぜる。パスタの茹で汁を少しプラス。
そのボウルをパスタを茹でてるお湯に少しだけ浸してあたためる。(パスタを入れた時にダマにならないようにするため)
茹で上がったパスタをフライパンに投入。グアンチャーレとパンチェッタと混ぜて塩加減を調整。
そしてそれをボウルに投入。混ぜてから皿に盛りつけ、たっぷりの黒コショウをかけ、ペコリーノロマーノを横にそえて完成。



グアンチャーレとパンチェッタを炒める時に白ワインを少し入れるといいと聞いたので次回試してみよう。

「ドヤ顔」

美味なりし ドヤ顔になる はからずも

12月17日(日)曇り
チケットを譲って頂いたので、ふらっと「福岡モーターショー」に行ってきた。
「土日はとにかく人が多いから避けたほうがいい」とは言われていたが、他に空いてる時間もなく行ってみてビックリ。なるほど半端ではなかった。
まず駐車場が見つからない。会場からかなり離れたところまで行っても満車満車。ようやく一台出庫するタイミングで止めれたもののかなり遠方。そこからせっせと歩いて会場へ。
さぁ、見るぞ!と思っても今度は会場の建物に入るのに長蛇の列。くねくねと入り口前のスペースを右に行ったり左に行ったり。

ようやく建物に入ると今度は動きもとれない人の多さ!こりゃゆっくり見れないなと思い、とにかく見たい車種のブースだけ目指して行ったが、止まってゆっくり見るなんてとんでもない。スマホで1枚写真撮ったらすぐ移動しないと顰蹙。
それでもお目当てのブースはなんとか廻れたから良しとしよう。
混雑に辟易したので、輸入車が展示されている国際センターだけ見て、国産車が展示されているマリンメッセ福岡は行かなかった。
正直、もっとゆっくり見たかったけど仕方ない。















それにしてもアストンマーチンの美しさはなんとも言えない。

「憧れ」

憧れる 瞳は同じ 親子連れ 

12月9日(土)晴れ
横浜の叔父が亡くなって急遽上京したのが3日。兄貴の容態が悪くなって緊急手術したのが5日。兄貴の病院に行ったり、親父の施設に行ったりで走り回った一週間だった。

この一年の不運は何なんだろう?もうすっかり諦めて、どうにでもしやがれって感じだ。
来年はきっとよくなるだろうなんて根拠のない希望は持たないことにした。ただ現実に対処していくだけ。

景気づけに来年は大好きなイタリアに行こう。来年から年1回イタリアに行って、10年で全州制覇しようと思う。
それにしてもなんであの国にこんなに魅了されるんだろう?治安も政治も経済も先進国とはとてもいえない国に。あのゆるさの中に、日々気合を入れて取り組む日本での日常に欠けたものがあって、無意識のうちにそれを補充したいと欲しているのかもしれない。

ま、その前にもっとイタリア語勉強しないと。

「師走」

干し柿と 酒をもらって 師走かな