この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
4月
4月30日(月)晴れ
昨夜は疲労と満腹で早々と寝てしまったので今朝は早起き。朝風呂に入ってから少し散歩した。
朝食を済ませて少しゆっくりしてから宿を出た。



昼食をとる予定の日田までは下道を行くことにして、途中にある「慈恩の滝」に寄った。初めて滝の裏側を通ったが水量がかなり多くて結構水をかぶった。そこだけ空気がひんやりとして気持ち良かった。それにしても勇壮な滝だ。





日田に到着してからはまず「コグラ (KOGURA).」でパンを購入。
次に真向いにある江戸時代からの歴史を誇る酒蔵「薫長」へ。ここで酒蔵見学をさせてもらった。



その後は「草八」の蕎麦で昼ご飯。
お腹ができた後は豆田の街をぶらぶらと歩いたが、連休中にも関わらずあまり観光客がいなかった。こっちとしては空いてる方がいいが、ちょっと心配してしまった。

最後にもう一度「薫長」へ。入口の横にあるカフェでアイスクリームを食べた。大吟醸の酒粕を使ってるらしいがこれがなかなかのお味。
その後、生酒と酒粕を購入して、日田インターから帰路についた。

夜は旅の収穫で酒盛り。
今回もいい旅だった。やはり九重はいい。あの壮大さは何度も味わいたくなる。次回は牧ノ戸登山口から日帰りできる頂きにチャレンジしてみようかなと思う。

「山」

山と湯と 料理と酒と 思い出と
いくつ登れる いくつ楽しむ

4月29日(日)晴れ
連休スタート。まずは山へ。通算91個目になる今回の山は、九重連山の大物、大船山。
この山は長者原登山口からだと片道3時間半という、軟弱登山隊には似合わないハードな山。ちょっと日帰りはきついので近くの宝泉寺温泉に一泊することにした。

朝6時前には家を出た。途中基山のサービスエリアで朝食を済ませ、お昼のおにぎりを買い込んだ。
さすがにスタートが早かったせいか、渋滞ゼロで長者原登山口に到着。登り始めは8時50分。

蓼原湿原を通過し森に入る。九重連山はもう何度も来たが、このコースは前回を覚えてないほどかなり久しぶり。こんなだっけ?と思いながら登った。



雨が池までの登りは結構きつかった記憶があるが、疲れることなく意外にすんなりと到着した。 前回はまだ若い頃だったが、いかに当時のワシに体力がなかったかがわかる。

雨が池を通過し、また下りに入る。高台から坊ガツルを見下ろすとテント村が鮮やかだった。
そして久しぶりの坊ガツル。九重の真ん中にいるこの感じが懐かしい。ここを起点にすれば九重のあらゆる山にチャレンジできる。キャンプを張ってあちこちトライする人の気持ちもわかる。





テント村を通過すれば大船山への登山口がある。ここからが本番。
徐々に傾斜がきつくなる道をひたすら登る。休憩しながら登ったが、ここ数年では一番ハードだった。山をきついと感じながら登ったのは久しぶり。

稜線に出ると船をひっくり返したような大船山の頂がすぐそこに。そしてラストスパートで頂上へ。 3時間20分という長丁場を経てついに頂上に立った。登頂がこんなに嬉しいのも久しぶり。
周囲を圧して聳え立つ大船山だからとにかく眺めは最高。さえぎるものは一切ない。晴れ渡る空と心地よい風。言うことなし。







おにぎりを食べた後、御池を見に行った。写真で何度も見た透明な水で有名な御池。やっと生で見ることができてこれまた感動。次回は紅葉に包まれるのを見てみたい。



頂上に戻り、下山開始。普通山は下る方がはるかに早いものだが、ここは足場が悪くて降りにくいのでまた長丁場。
テント村に降りた時は既にかなり疲れていた。だかまだ先は長い。 疲労はピークになりつつあったが、雨が池への登りに入ったところでなぜか復活。ペースを上げてぐんぐん登った。姫もそれにしっかり着いてくる。やはりこの人は鉄人だ。

雨が池からの下りも長かった。ここは登りの方が楽に感じた。
そしてようやく蓼原湿原へ。帰りは3時間10分。行き帰りがほとんど変わらない。

車で宝泉寺温泉の今日の宿「久月」に移動。温泉で疲れを癒やした。 山の後は安い宿で十分。だがここは安い割には地鶏や豊後牛が主役の料理がなかなか美味しくて良かった。ビールを水のように飲んだ。

今まで九重に行くたびにいつかは大船山と思っていた。今回ようやく一番の難敵に登り、九重連山の主な山を全て制覇したことになる。達成感が半端じゃなかった。
何にも例えがたい充実感に包まれながら眠りについた。

「大船山」

大船に 乗る気分なり まさにこれ

4月27日(金)晴れ
あるお得意さんを訪問した時、事務所の隅にマクドナルドのフライドポテトが網に入れてぶら下げてあった。
「社長、これ何してるんですか?」と聞いたら、「マクドナルドのフライドポテトが腐らないて聞いたから実験しよると」とのこと。見たところ何も変化した様子はなく普通に食べられそうな感じだったので、実験を始めたばかりかな?と思いきや、なんと去年の8月からということだった。
「ね?ひどいよね?俺たちは何を食べさせられよるんかね?」

ワシも腐らないとは聞いていたが、これほど変化がないとは驚いた。不自然にも程がある。恐ろしい話だ……。
時間が経過すれば、花は枯れる。食物は悪くなる。人は老化する。それが自然の流れ。尊重することこそ最善の道ではないだろうか?

「時の川」

さからひて 得るものもなし 時の川

4月24日(火)雨

ツイッターをこれまであまり真剣に見ていなかった。フォローしてくれた人を単純にフォロー返ししてたら、久しぶりに見るとくだらない記事の山になってた。
これでは自分の興味ある記事を探すのに手間がかかるので
整理することにした。
アダルト・投資・成功理論に関することを書く人、同じことを何度も書く人、1日に10回以上書く人、他人の攻撃ばかりする人などのフォローを解除したらかなりすっきりした。

そして半分くらいはプロレスの記事になって笑ってしまった。これからはツイッターを楽しめそう。

「情報」

情報の 山もあらかた ゴミの山

4月17日(火)雨
筋トレメニュー覚書。

ダンベルベンチプレス 10回×2セット
ナローグリップダンベルベンチプレス 10回×2セット
ダンベルカール 10回×2セット
リバースプッシュアップ 20回
×2セット
ディクラインナローハンドプッシュアップ 30回×1セット
ボディアーチ 10回×1セット
ワンハンドローイング 左右各10回×2セット
フロントレイズ 10回×1セット
サイドレイズ 10回×1セット
ダンベルアップライトローイング 10回×1セット
プローンローリング 10回×3セット

久しぶりの覚書。前回の覚書と比べるとかなりメニューが変わってる。
筋トレは週に2回を目標にしているが、1回になることもしばしばあるので1回分のメニューを思い切り増やすことにした。これでかなり追い込める。
2年ぶりぐらいに腕周りを測ったら1.5センチ太くなってたのでちょっと嬉しい。

まぁそれにしてもワシの身体はとことん結果が出にくい……。

「筋トレ」

もはや趣味 もはや習慣 もはや癖
結果出らねど もはや意地なり

4月15日(日)晴れ
天気がいいのでサイクリングがてら、福岡市博物館で開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチと『アンギアーリの戦い』展」を見に行った。 見れるはずのないダ・ヴィンチの幻の傑作「アンギアーリの戦い」でどういう展示をするのだろうか?という興味本位からだが、見に来た人に浪漫を抱かせるにはいい材料が展示してあったのではないかと思う。
ただ、せめてルーベンスが描いた模写ぐらいは本物を見れるかと期待していたので、それもなかったのは残念だった(それをもとに他人が描いたものはあった)。

フィレンツェに行った時にバザーリの大作を眺めながら、あぁこの裏に眠ってるんだなと感じた、あの時の戦慄は忘れられない。完成していたらどれだけの大作になっていただろうか?イタリアにとって世界に誇る遺産になっていたであろうことは間違いない。

「傑作」

ないものも 傑作にする レオナルド

4月1日(日)晴れ
朝から掃除を済ませ、親父が入ってる施設に見舞に行き、車椅子に乗せて散歩に出た直後に家から電話。「上の階からすごい勢いで水が漏れてきた!」。大急ぎで帰宅してみると、廊下のダウンライトの穴やドアのつなぎ目から温泉の打ち湯のように水が漏れていた。

そしてここから大騒ぎ。上の階の人が謝罪に来て、バケツや大量のタオルを貸してくれた。水漏れの業者も呼んだが天井裏に入れないのでなす術もまく帰っていき、仕方ないのでワシが電球とソケットを外したダウンライトの穴から手を突っ込んでタオルで何度も拭いて処理した。水が止まるまで4時間ほどかかった。やれやれ。

上の階の人はご夫婦も子どもさんも人としての模範のように人間が出来てるので、いつもワシは感心して参考にしてるが、そんな人たちなので謝罪の仕方が半端じゃない。こちらが恐縮してしまうほどだった。

奥さんの失敗らしく後ろで小さくなっておられたが、御主人はそれを責める様子もなく自分の失敗のように恐縮していた。
「どんな補償でもしますから遠慮なく言って下さい!」と言われてたが、そう言われると逆にそんなに言えなくなるもんだ。
立場が逆だったらこの人たちはきっとワシを許しただろうと思った。だからワシもキレることなく、特に大きな被害もなかったので、円満解決にした。
とはいえ、すぐに保険会社に連絡してくれたようで、後日業者がメンテナンスの下見に来ることになった。手回しの良さも見事。
相手方が本当にいい人たちで助かった。

「水漏れて」

水漏れて 水も漏らさぬ 夫婦仲