この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
9月
9月27日(日)晴れ

15km以上走るとふくらはぎが痛くなるのはフォームが悪いからだと判明。最近はいろいろと調べて、試して、フォーム改善に努めていたが、その結果が出るかどうか、今日19km走って検証してみた。

コースはいつもの、ひたすら西へ行って小戸公園で引き返すパターン。大濠公園〜よかとぴあ通り〜小戸公園〜よかとぴあ通り〜大濠公園。

腰が下がらないように胸をはって、お尻の筋肉を意識しながら走った。このフォームだと自然にスピードも出る。そして確かにふくらはぎが痛くならない。帰宅しても足のダメージが本当に少なかった。
ちょっとした改善で筋肉というのは長く働けるもんなんだなとしみじみ実感した。







お昼は近所のKさんが絶賛していたフレンチの「oui fukuoka」へ。オーナーさんご夫妻は香港から移住されたばかりという新しいお店。
Kさんの言うとおり確かに素晴らしかった。これは絶対に夜も来ないといけないと思った。





爽やかな昼下がりはいつもの読書。江戸川乱歩の妖しい世界へ。

「秋」

秋の風 波間にどかんと 能古島

9月22日(火)晴れ

「宝満山」の疲れが足にまだ残ってるので、今日は姫と一緒にリハビリラン。
午前中に出発して、大濠公園〜西公園ぐるぐる〜ももち浜の海岸。







ランチをマリゾンの入口にあるタコス屋「TACOMiA」で食べる予定が、12時過ぎても開店しない。休みではないはずなのにこのゆるさ。
タコスモードになってたので、それならと同じ店の大手門店に走って移動。そこでタコスとブリトーで満腹。



帰宅してからベランダで読書。ついウトウトしてしまったが、寒くて目が覚めた。もうすっかり秋だな。

夜は姫手作りのバジルソースを使って、ワシがパスタを作った。



「走る」

なぜ走る 走らぬ理由が 見つからず

9月20(日)晴れ

3連休初日。すっきりと晴れたので山に行かずばなるまい。今回は「宝満山」に正面道から登って、帰りにうさぎ道をトレランすることにした。

朝9時に出発したのに、予想外の大渋滞で登り始めは11時になってしまった。
正面道をぐいぐい登って行くと、あまりにハイペースだったせいか姫がバテてしまい、姫に合わせてゆっくりゆっくりと登った。時間はかかったが、スローペースだったのでワシは全く疲れなかった。これが後半に効いた。







頂上で「サイラー」のパンを食べた後、「仏頂山」へ。そしてそこからうさぎ道へ。トレランにいいと聞いていたが、確かに走れる箇所が多かった。一気に下って来た。途中、ちょっと道に迷ったが、無事に下山。下りた後もあまり疲れてなかった。



今回は「ストライドラボ」さんで買ったアルトラのトレランシューズが大活躍。これは本当にいい。もう低山なら登山靴よりこっちの方がいいような気がする。軽いしグリップもあって最高。



山の後のお約束。「都久志の湯」で汗を流してから帰宅。夜は赤ワインで乾杯。いい休日だった。

動画@

「宝満山」

駆け下りて 秋の宝満 違う顔

9月19日(土)晴れ

先日、「古雅書店」さんで黒岩涙香の「幽霊塔」を買った。今どきなかなか手に入らない希少本だ。新刊本の本屋はもちろん、古本屋でもなかなか見かけない。だからお値段もなかなかだが、躊躇してては次どこでお目にかかるかわからないので決断した。



黒岩涙香は自分で創作するのではなく、海外の推理小説を自分なりに翻案して書いた作品が多い。この作品もアリス・マリエル・ウィリアムの「灰色の女」をもとにしている。
これが非常に面白かった。そして読みながら思った。江戸川乱歩そっくりだなと。それもそのはず、江戸川乱歩は黒岩涙香の影響をかなり受けているらしい。

そこでむくむくと江戸川乱歩が読みたくなった。思えば面白そうなものをいくつか読んだだけで、しっかり腰を落ち着けて読んだことがないなと。 というわけでこの秋と冬に読破しようと思い、全集を買うことにした。

とにかくいろんな出版社が全集を出しているので選ぶのに苦労した。今では手に入らないものもあるし、高額で手が出ないものもある。作品数が少ないものや、中古で状態が悪いものなどなど、さんざん迷ったあげくに買ったのが、沖積社の江戸川乱歩全集全18巻。中古だがバーゲンブックで新品未開封。収録作品も申し分ないし、安かった。



これでワシは年末まで江戸川乱歩の世界を彷徨うことになる。

「乱歩」

怪しげに 秋の夜長の 乱歩かな

9月13日(日)曇りのち晴れ

午前中は仕事。午後はおかんのお見舞いに行って、帰宅してから着替えてロングラン。
今日は足の状態がイマイチだから、とりあえず小戸公園方面に向かって、適当なところで折り返そうと思いつつだらだら走ってたら結局小戸公園に着いてしまった。









前回は入口で帰ったので今日は奥まで探索。そしてビックリ。もう何十年も福岡に住んでるのに、小戸公園がこんなに広いとは知らなかった!まるでちょっとしたリゾート地だ。たくさんの人で賑わっていた。泳いでる人もいたし、ヨットも浮かんでた。広場にテントはってる人もいた。うーんこれは楽しいゾ。ということで定番コースに決定。

「小戸公園」

小戸公園 あゝ小戸公園 小戸公園

9月12日(土)曇り

姫の誕生日祝いの仕上げとして、「力飯店」に焼肉を食べに行った。西中洲のお店までてくてく歩いて行ったが、夕方は涼しくなったのでいい散歩気分。

高級焼肉を食べに行くなんて我が家にとってはかなりの大イベント。さすがにお店のつくりからお肉の質、サービスの内容まで完璧。言うことなし。また来たいなぁと思うけど、なかなか気軽に来れるお値段ではないのがつらいところ。







あぁそれにしてもいい時間を過ごせた。これにて姫の誕生日イベント全て終了。

「川風」

ほろ酔いの 頬に川風 九月なり

9月8日(火)晴れ

今日は〇〇回目の姫の誕生日。プレゼントは既にあげたし(アルトラのランニングシューズ)、外食は土曜日なので(力飯店)、今日はケーキと花だけ。近所に「バロック」という花屋があるのでそこで作ってもらった。ケーキはこれも近所の「オネット」。近場で間に合わせようというのではないが、なにせ時間がないのでそうなった。だが「オネット」のケーキは本職をも凌駕するレベルなので姫には100%満足してもらえる。

お互いの誕生日を祝う相手がいるというのは幸せなことだ。本当の幸福というのはどれも必ず何気ないことだ。

「年齢」

年をとる ただそのことの ありがたさ

9月7日(月)台風のち晴れ

台風一過。夜明けにはほぼ落ち着いて、9時ごろには晴れ間すら見えてきた。
午前中のお客さんだけ休みにしてたので、午後から仕事へ。
あちこちで普段見ない光景を目撃した。休んでいるセブンイレブン、ガソリンスタンド、郵便局……。どこもかしこもシャッターが閉まってる。走ってる車も少ない。平日の昼間、しかも晴れてるのにこんなに人の気配が少ないというのも珍しい。

2社まわって夕方早めに帰宅。台風対策をしてたベランダを元に戻すついでに掃除した。
夜は10kmラン。

台風10号も言うほどひどくはなかった。むしろ9号の方が強かった印象がある。

「台風」

台風の 過ぎて涼しき 九月かな

9月6日(日)晴れのち曇りのち台風

5時起床。台風が来る前に走っておこうと家を出たが外はいい天気。のんびり14km。本当に台風くるのだろうか?という感じ。





「大濠テラス」の養生が完璧すぎて笑った。



お昼前から降り始めた。その中をおでかけ。「釜喜利うどん」でうどんを食べた後、姫のランニングシューズを買いに「ストライドラボ福岡店」へ。姫もアルトラのかわいいシューズを買ってごきげん。

帰宅してから時間を持て余したので久しぶりに「The Godfather」を見た。この映画は本当に何度見ても飽きない。完璧な映画だ。

夕方ぐらいから風が強くなり始めた。これまでにないくらいの台風とはいったいどんなものだろうか?
対馬が心配だ……。

「台風」

台風に 不安になるも 久しぶり

9月1日(火)晴れのち曇り

 学校の少し下流で谷川をわたって、それから岸で楊の枝をみんなで一本ずつ折って、青い皮をくるくるはいで鞭をこしらえて手でひゅうひゅう振りながら、上の野原への道をだんだんのぼって行きました。みんなは早くも登りながら息をはあはあしました。
「又三郎ほんとにあそごのわき水まで来て待ぢでるべが。」
「待ぢでるんだ。又三郎うそこがないもな。」
「ああ暑う、風吹げばいいな。」
「どごがらだが風吹いでるぞ。」
「又三郎吹がせでらべも。」
「なんだがお日さんぼやっとして来たな。」
 空に少しばかりの白い雲が出ました。そしてもうだいぶのぼっていました。谷のみんなの家がずうっと下に見え、一郎のうちの木小屋の屋根が白く光っています。
 道が林の中に入り、しばらく道はじめじめして、あたりは見えなくなりました。そしてまもなくみんなは約束のわき水の近くに来ました。するとそこから、
「おうい。みんな来たかい。」と三郎の高く叫ぶ声がしました。

(宮沢賢治 「風の又三郎」)



猛暑のまま9月になった。台風が近づいてるが、これが去ると涼しくなるかな。

今日で「スポーツ・栄養クリニック」のリハビリが終了した。最後は先生がリハビリの様子を見に来てくれた。本当に面白いくらいすっきり治ったので感謝しきれない。今後も筋トレやマラソンするならまたお世話になるかもしれない。スポーツでの怪我の時はもうここしかないという感じ。

「又三郎」

吹き飛ばせ 猛暑もコロナも 又三郎