この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
4月
4月30日(土)快晴
本日の目的地は貴船神社と鞍馬寺。
まずはバスで出町柳まで。そこで出町ふたばのお菓子を買うのはお約束。 そして叡山鉄道に乗って、終点の鞍馬寺まで。



叡山鉄道はもみじのトンネルが有名なので、さぞかし新緑をたっぷり味わえるかと思いきや、もみじのトンネルはほんの一駅分だった。でも短いとはいえ美しい新緑にしばし見惚れた。

鞍馬寺は本当に一つの山域全体が境内なので、一番上まで登るとしっかり一つ分の山を登ったことになる。
昨日の雨に洗われた新緑はどこも見事で、いい森林浴ができた。雲一つなく晴れて眺望も最高だった。だが足はなかなか鍛えられた。









一番上からさらに道が続いてそのまま進むと山の頂上を超えて下りに入る。なかなかの急な道を下っていくと、最後に行き着くところが貴船神社になる。



貴船神社は想像したよりもかなりこじんまりとしていた。姫はここでお約束の水占いをした。



その後はバスで叡山鉄道の貴船駅へ。そしてもと来たルートで戻る途中にある岩倉駅で下車して、ぶらぶら歩いて実相院へ。有名な床もみじを見に行った。
小さいお寺だが、庭の素晴らしさは一見の価値あり。新緑が眩しいほどだった。床もみじが見える場所に座るともう立ち上がりたくなかった。床に反映した見事な新緑にしばし見惚れた。撮影禁止なのでしっかりと目に焼き付けてきた。





実相院を後にしてバスと地下鉄で京都駅に戻った。
ポルタでランチしてホテルに戻り、預けていた荷物を受け取って再び京都駅へ。

今日はこれから金沢まで移動。いつも乗るサンダーバードも今回はおとなびのおかげでグリーン車に乗れた。これが超快適!広くてフワフワのシートでぐっすり眠ったので金沢まであっという間。

ホテルは最近、金沢駅前にできた新しい「ハイアットハウス」。キッチンやソファーがあるマンションみたいな部屋でこれまた超快適!駅からすぐの立地なのでこれは是非御用達にしたい。

夜は義父母と焼肉へ。野菜料理ばかりの我が家なので焼肉なんてかなり久しぶり。
食後は義父母もホテルに来てしばらく団欒。家族4人でいると本当にマンションみたいだ。

義父母が帰った後、これまたマンションのような風呂で汗を流して、足のストレッチをして夢の中へ。

「鞍馬寺」

鞍馬寺 葉陰の笑顔 緑なり

4月29日(金)雨のち晴れ

連休を利用して金沢に帰省することになった。今回は50歳以上限定の「おとなび」に入会して、新幹線グリーン車5日間乗り放題という超お得なサービスを利用することにした。だからただ帰省するだけでなく、ついでに京都も一泊しようということになった。

朝の便で博多を出発。京都駅前のホテル「三井ガーデンホテル京都駅前」にちょうどお昼ぐらいに到着した。
まずは京都駅の地下街ポルタでカレーうどんを食べて腹拵え。

午後はバスを利用して、「京都市キョーセラ美術館」で開催中の「ポンペイ展」を見に行った。
これがなかなか良かった。火砕流に埋もれたのにいろんなものが原形をとどめていたんだなと驚いた。だから当時の生活がリアルに実感できる。できたばっかりのようなパンがそのまま炭化して残ってたのにはビックリ。
いづれポンペイには行きたかったので、ちょっと予習になって良かった。





この美術館は建物自体が芸術といえる。昭和8年に建築された豪壮な造りをそのまま生かしつつ、モダンなデザインと見事に融合させて2020年にリニューアルオープンしたらしい。 古さを殺さない新しさのいい例ではないかと思う。





館内のカフェでしばし休憩。到着した時は土砂降りだったが、ポンペイ展を見てる間に雨は上がったので庭も散策した。
結構ゆっくりしたので美術館を後にした時はもう夕方。日差しも戻りつつあったのでディナーを予約したお店まで歩くことにした。

出町周辺を少しブラついて買い物した後、イタリアンのお店「カンティーナロッシ:」へ。 ここは住宅街にある普通の民家なので、本当にこの辺にあるのか?と到着するまで不安だった。
わずか3組しか入れない小さなお店で頂いたイタリアンのコースは本当に最高だった。ミシュランのビブグルマンに選ばれたというのも納得できる。 ちなみにビブグルマンというのは、5000円以下でお値段以上の料理が楽しめるお得なお店に与えられる称号。調査員は本当によく見てるなと思う。



ワインでいい感じにほろ酔いのままバスでホテルに戻った。今回のホテル「三井ガーデンホテル京都駅前」もきれいないい宿だった。 快適に夢の中へ。

「京のまち」

幾旅も 飽きることなし 京のまち

4月24日(日)晴れ

我が家のすぐ近くに伝説の喫茶店「珈琲ひいらぎ」がある。ワシらには敷居の高い喫茶店だったので前を通るたびに羨望の眼でチラ見してたが、今日は思い切って昼食後にコーヒーを飲みに行ってみた。
格調ある落ち着いた雰囲気の店内で気さくなマスターが迎えてくれた。ずらりと並ぶコーヒーカップの中で好きなものを選ぶと、マスターが見事な手際でコーヒーをいれてくれる。これがしみじみうまい。







たくさんの美しいコーヒーカップを眺めながらコーヒーを飲む。BGMはレコードでクラシック。これがまた最高。この素晴らしいひと時のためならこのお値段は妥当だと思った。

夕方は姫が走りたいというので一緒に大濠公園を3周。晴れて気持ちのいい公園はジョグするには最高。心地よい疲労で帰宅。



夜の家飲みは、ナスのサクサク焼きにチャレンジ。なかなかサクサクにならなかったが、後半はコツをつかんだ。



「珈琲ひいらぎ」

ひいらぎや このひとときの 心地よさ

4月23日(土)曇り

最近は週末の家飲みのために一週間がんばってると言えるかもしれない。週末が近くなると、土日に何を作ろうかと考え始める。
今日の一品は、大牟田の産直で筍をゲットできたので、筍のソテー。まさに旬の味。これが実にうまかった。



「焼酎」

迷う時期 ソーダで割るか お湯割りか

4月22日(金)晴れ

気温が高かったせいか、今日はやけに疲れた。なので夜の大濠公園は散歩のみ。





先日、ある本を読み終わって本棚に置きに入ったら、全く同じ本があってめっちゃショックを受けた。ついに始まったかと。今までにも持ってる本を買ってしまったことは何度かあったが、いつも読んでる途中で「あ、これ読んだことある!」と気付いていた。だが今回は完全に読み終わった後も気付かなかった。情けなし。あぁこんな感じで脳細胞が衰えていくのだろうか。

「初老」

同じ本 買って悲しき 五十代

4月17日(日)晴れ

今日は朝食後すぐにロングランへ。
今日のコースは、人で混みあう大濠公園を迂回して、NHKの前を通って唐人町へ。明治通りを地行の交差点で右折してよかとぴあ通りに入り、西へ。
そして愛宕浜の住宅街を通って「マリナタウン海浜公園」に出た。ここは初めて走ったが、いいコースだった。
帰りは明治通りに出て、西新から城南線を通って大濠公園に戻った。そこで姫と合流して1周走って帰宅。約16.7km。















シャワーを浴びて、お昼前に天神へ。「月そば」でランチした後、ビジネス用のカバンを買いに行った。今時のリュック型のビジネスバッグにした。

今日もよく運動した。夜の焼酎のソーダ割がうまかった。

「ソーダ割」


焼酎や ソーダで割ると 飲みすぎる

4月13日(水)晴れ

久しぶりの筋トレメニュー覚書

プッシュアップ 20×1
アブローラー 10×3
レイズドレッグクランチ 10×3
バーベルカール 10×2
ワンハンドローイング 左右10×2
アップライトロウ 10×2

先日、背中を傷めたのでリバースプッシュアップはしばらくお休み。

今日は志免の新事務所への引越し作業。名前も「コレクト不動産」に変わって再出発。心機一転、再度勝負に出る。
セカンドチャンスは絶対に無駄にしたくない。









「二度目の橋」

落ちて知る 二度目の橋の 渡り方

4月11日(月)晴れ

胃の痛みはおさまったが、昨日のロングランは結構アップダウンがあったので足の疲労は残ってた。ということで今日は大濠公園を歩くだけ。





明後日は不動産業の事務所の引越し。今年はいろいろと変化の一年になる。それに備えて自分も変化しないといけない。

「ぬるい風」

ぬるい風 春の大濠 マスクなし

4月10日(日)晴れ

朝からなぜか胃が痛かった。波状攻撃で痛い時と平気な時の繰返し。そのうち治るかなと午前中は姫と買い物。
「ラ・スピガ」でパンを買って、「ココロガーデン」で食べた。かなり日差しが強かった。

午後は胃痛を抱えたままロングランへ。走ってる間も波状攻撃は続いた。痛い時は歩いたりしてゆっくりと18.6km。
今日のコースは、赤坂〜薬院〜平尾〜高宮通り〜三宅〜野多目〜都市高速のガード下〜福岡大学〜城南学園通り〜別府〜六本松〜赤坂。

別府でいい感じの古本屋さんを見つけた。今度ちょっと覗いてみようと思う。



帰宅して熱い風呂に入ったら胃痛がおさまった。念のために夜の焼酎はかなり薄めて飲んだ。
今日のワシの一品は「焼きえんどう豆」。ただえんどう豆を焼いただけ。ちなみに昨日は「キャベツのオイル蒸し」。どちらも手抜き料理。





「胃痛」

ストレスが 減ってなぜ来る 胃の痛み

4月3日(日)晴れ

午前中は姫と大濠にある「福岡市美術館」で開催中の「福岡市美術展」を見に行った。写真部門に入選したM島さんの作品が展示されていた。デジカメに全くの素人だったM島さんに操作方法やフォトショップを教えるようになってもう何年だろう。今やM島さんは何度も入選、入賞するようになった。ゆっくりと真面目に技術を磨いていって確実に結果を出すというのは誰にでも出来そうで出来ることではないなぁと思いながら作品を眺めた。

ランチは久しぶりの「黒文字や」へ。ワシはボリュームたっぷりのオムライスを食べた。こんなに食べたら午後走らないわけにはいかない。

ということで午後はロングランへ。山の疲れがまだあるので大濠公園を軽く走ろうと思ったのだが、あまりの人の多さにすぐに明治通りに脱出した。
今日のコースは、赤坂〜大濠公園〜明治通り〜脇山口〜早良街道〜干隈三差路〜福大通り〜島廻り橋〜油山観光道路〜六本松〜赤坂。約14km。
途中、「西南湖畔の森公園」に寄って桜を撮影してきた。



夜は例によっていろんなおかずで焼酎。ワシの一品は「トマトとクレソンのサラダ」。



「葉桜」


日曜日 名残の葉桜 それもよし

4月2日(土)晴れ

「円応寺」というお寺の参道が桜のトンネルになっているという情報を姫がゲットしたので、まだ朝飯も食わない早朝から車で現地へ。確かに見事な桜のトンネルがあった。誰も来ないであろう早朝を狙ったのに、もうカメラマンが数人撮影していた。



石の門がまたいい味出してる。これがあって更に魅力倍増。





最高の桜を見せてもらった。

宿に戻って朝食(これがまた最高にうまい)を終えてから、チェックアウトの時間までまた散歩。今度は宿の周辺をぶらぶらと。



チェックアウト後に向かったのは、武雄に来たらお約束の「武雄市図書館」。ここは外せない。



その後は「道の駅山内」で買い物。そして「さわら」というかわいいお店でお昼に食べるベーグルを買った。

帰りながら、どこでランチしようかと悩んでいたら、「鍋島藩窯公園」という案内看板を発見。行ってみるべしということでちょっと寄り道。ここもいい公園だった。焼き物のお店が密集していて、楽しいエリアだった。



たっぷり遊んで、昨日と同じ西九州自動車道を通って帰宅。
夜は焼酎!今日のワシの一品は、「きゅうりとちくわの簡単醤油漬け」。



「旅のあと」


旅のあと 格別なりし 家の酒

4月1日(金)晴れ

今回で6回目になる「春の登山と温泉の旅」。今回は武雄の「黒髪山」へ。
最近、佐賀で遊ぶ機会が増えた。そして佐賀の魅力を再発見しつつある。今まで佐賀は近すぎるという感覚があって県外に遊びに行く時に素通りすることが多かった。でも今は佐賀こそ近くて魅力あふれる県だということがわかった。登山においても今年はどんどん佐賀の山を攻めていこうと思っている。

朝7時50分に家を出て、登山口である「有田ダム草平駐車場」に到着したのが9時40分という早さ。
まず目指すのは「英山(はなぶさやま)」。この山はいろんなコースを作れるが、ワシらが選んだ周回コースはなかなかの急登が続いて結構体力使った。この辺の山は標高は低いが、ワシらが選んだ登山口は低いので登りごたえはあった。



稜線に出て「英山」到着。予定していなかったが、姫が行きたいというのでついでに「英岩」で絶景を堪能。









お次は「前黒髪」。その先にある岩場で昼食をとった。この山は展望が開けるところが何ヶ所もあって撮影スポットには困らない。







そしていよいよ本命「黒髪山」へ。頂上は巨大な岩のてっぺんというなかなかのスリル。はしごやロープを使いながら登って、たどり着いた頂上には最高の絶景と、若干の恐怖が待っていた。天候に恵まれたので眺望は思うがまま。まさに最高の瞬間。











その後、「蛇焼山」にちょっと寄ってから下山。「有田ダム」経由で戻った。移動距離約8.4km、獲得標高796m、移動時間約4時間15分。



車に戻ってもまだ2時。次の目的地は桜を見に「御船山楽園」へ。つつじが有名だが桜もなかなからしいということで行ってみた。
平日なので人も少なくてゆっくり見ることができた。暖かい陽気の中でそよふく風に散る桜の花びら。なんとも美しい情景。天国のおかんに見せたかった。





桜を堪能した後は今日の宿「扇屋」へ。明治から続く老舗は味のある数寄屋造りで純和風の空気に浸れる。
部屋に入ったところに茶室に通じるような通路があるという風流な趣向が良かった。



室内は広く、書院もあってなんとも贅沢な造り。やっぱり日本建築はいいなと再認識。





温泉を堪能した後はこの宿自慢の懐石料理。オーナーでもある料理長の山下さんはあの「料理の鉄人」に出演したほどの腕前とのことでかなり期待していたが、期待を超える料理の数々に本当に感動した。この部屋でこんないいもの食べることができてこのお値段は素晴らしいと思った。
(料理に関する詳細は「ぽごしっぽよ」参照)

山の疲れもあったし酒も入ったので早々に就寝。

「桜」


春風に 母の知らない 桜散る