この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
9月
9月25日(日)晴れ

午前中は軽くラン。コースは、赤坂〜大濠公園〜明治通り〜百道〜明治通り〜大濠公園〜赤坂。約10km。
まだまだ暑くて長く走れない。何の疲れなのか、身体のいろんなところが痛い。

今日はブルーボトルコーヒーが最終日らしく、行列がすごかった。









午後は姫と散歩と買い物。大濠公園を散歩しても日影じゃないと暑い。
散歩後、自宅で読書してたらいつのまにか寝てた。最高の昼寝。

夜はもちろん焼酎のソーダ割。ワシの料理はエノキの肉巻き。われながらおいしかった。



「昼寝」

秋の午後 昼寝はまさに 桃源郷

9月24日(土)晴れ

今日は早じまい。4時には帰宅した。
今夜はお楽しみの家飲み。ワシの一品は「ニラ玉」。コウケンテツレシピだから間違いない。それにしても料理というものはほんのちょっとしたコツで全然違ってくるもんだな。



「ニラ玉」

ニラ玉や あてよりむしろ おかずかな

9月20日(火)晴れ

台風が去ってすっかり気温が下がってしまった。肌寒さを感じつつ、8時台の新幹線に乗った。
途中、徐行するかなと心配していたが、全くスムーズに走り、11時過ぎには博多に到着した。

自宅で昼食をとった後、仕事へ。
今回はなんとも珍道中になった。こういう旅は印象に残るから、きっと死ぬ間際に思い出す出来事の一つになるかなと思う。

「記憶」

楽しきも 波乱あっての 記憶かな

9月19日(月)雨

台風の影響でダイヤがかなり乱れているので、今日の予定はキャンセルしてすぐに帰路についた。

ホテルの送迎バスが白浜駅まで送ってくれたので、そこからはくろしおに乗って和歌山駅へ。
このくろしおに乗っていた時間が長かった。強風で何度も電車が止まって、通常は1時間半ぐらいの区間になんと5時間もかかった! とはいえグリーン車だったので本読んだり寝たりとそれなりに快適に過ごした。

くろしおは
和歌山から新大阪までは運休なので、ここからは 阪和線で大阪に移動し、さらに乗り換えて新大阪へ。

新幹線が2時で運休になるのはわかってたので、電車の中で新大阪のビジネスホテルを予約しておいたが、そこに到着した時はもう6時。ただ移動するだけで一日が終わった。
なか卯の親子丼とうどん、コンビニのおつまみとビールを買って部屋で小宴会。

まさに波乱の旅。
明日朝の新幹線で帰福予定。

「荒波」

白浜の 荒波横目 最徐行

9月18日(日)曇りのち雨

朝食を終えたら、9時半ぐらいにバスで出発。今日は熊野古道を歩くので、目指すはスタート地点の発心門王子。

到着した時は小雨。雨具を着ていざ出発。 熊野古道と言ってもルートはたくさんあるが、ワシらが歩くのは発心門王子から熊野本宮大社まで。
最初は車道だったが、やがて山道へ。 雨は強くなったり弱くなったり。気温は下がったので体力は充分。濡れながらもぐんぐん歩いた。 途中、伏拝王子にある茶屋でちょっと休憩。
そしてまたぐんぐん歩く。あまり急な坂がないので結構なペースで歩けた。















約2時間ほどで熊野本宮大社に到着。
大社から歩いてすぐの所にある大斎原の大鳥居を見た後、カフェでしばし休憩。



熊野本宮大社からタクシーに乗って、今日の宿「渡瀬温泉ホテルささゆり」へ。

温泉で汗と疲れを流してサッパリ。 そして夕食。和歌山の地酒を楽しんだ後は、今日も早々に就寝。

「熊野古道」

熊野古道 深山幽谷 旅修行

9月17日(土)曇り

今日から連休を利用して紀伊半島の熊野古道へ。台風が来てるけど、なるようになれということで強行。

朝5時起床で博多駅へ。6時40分の新幹線に乗った。この時間ならお昼には白浜に到着できる。
新大阪で新宮行きのくろしおに乗り換えたが、これのグリーン車が快適だった。2時間以上乗ったが、もっと乗っていたかった。

白浜駅で降りてバスで今日の目的地のアドベンチャーワールドへ。実はここでパンダを見るのがこの旅の真の目的かもしれない。
到着したらテーマパークのような広さにちょっと驚いた。ここにはいろんな動物がいるが、とにかく目標はパンダ。まだ昼飯も食べてないのにすぐにパンダラブの建物へ。
いたいた。2頭。どちらもかわいい顔で昼寝中だった。YouTubeとかでは元気に動いてるが、実際見に行くと寝てばかりという話を聞いてたが本当だった。 もう一つの建物の方は動いてた。無心に笹を食べてる子もいた。





昼食後、イルカのショーを見に行ったが、これがなかなか良かった。人間とイルカの間に愛を感じた。無理にさせてるようには見えない微笑ましいショーだった。

その後はまたパンダ。時間の許す限り何回も見た。寝てる子も起きて笹を食べてたが、なんとも可愛すぎた。

ショップも充実してたのでゆっくり買い物できた。 4時までいて、バスで移動した。ここは是非また来たい。赤ちゃんが生まれたりしたら見に来ようと思う。

バスを千畳敷で降りて海を見に行った。太平洋の荒波が台風のせいで勢いを増してるようで凄かった。近くに行くとのまれそう。



そこから歩いて今日の宿「シーモアレジデンス」へ。ここは食事も温泉もない安宿だが、温泉は隣のホテルを利用できる。
チェックインした後、部屋に荷物を置いてすぐに温泉へ。有名な白浜温泉初体験。きれいなホテルで風呂の設備も良かった。 蒸し暑い一日だったがここでさっぱり。



夕食はホテルの隣りにあるラーメン屋「柑月」へ。ここのラーメンが感動的と言ってもいいぐらい美味しかった。このお店が福岡にあれば通うのは間違いない。



部屋に戻って少し読書したが、疲れてたせいかいつのまにか寝ていた。起きたらまだ宵の口だった。それからまた改めて就寝。

「白浜」

白浜や パンダと波と 塩ラーメン

9月11日(日)晴れ

午前中はロングラン。今日のコースは、赤坂〜202号線〜城南学園通り〜西南杜の湖畔公園〜城南学園通り〜筑肥新道〜油山観光道路〜大濠公園〜赤坂。約16km。
まだまだ暑い。ロングランに適した気候はもうちょっと先かな。大量の汗をかいた。









午後はTOIECの試験を受けに行った姫を拾って。「高浜や」でうどんランチ。そして買い物して帰宅。
帰宅してから久しぶりにがっつりと昼寝した。かなり疲労が蓄積していた感じで、昼寝ですっきりした。

夜のワシの料理は、「オクラのマヨネーズ焼き」。



「昼寝」

ランの後 ふとんで昼寝 桃源郷

9月10日(土)晴れ

姫のバースデーイベントの続きで今夜は外食。お店はワシの恩人のIさんが絶賛する「スタジオーネ」。ここは本当に評価が高いので姫もきっと喜ぶだろうということで。
そして期待以上の料理の質に本当に驚いた。プロの技を堪能させてもらった。姫も大満足。















ついついワインのたくさん飲んでしまった。
これぞプロの仕事という感じ。ただ脱帽。本当に素晴らしかった。いい夜にして頂いて本当に感謝。

「美味」

美味なりし 絶賛越えて 敬意かな

9月9日(金)晴れ

ようやく走るのに快適な夜になってきた。体調もいいので今日は大濠公園ラン4周+ウォーキング1周。
これからロングランが楽しい季節になる。長い夏だったから待ちかねた。

夏の間は暑くてだるくて走れないので、もう自分は走れなくなったんだと毎年思ってしまうが、9月になって気温が下がるとまだまだいけるかな?と思いなおす。その繰返し。自分に自信がない証拠。

ブルーボトルコーヒーが戻ってきたからいつか飲みたい。

「9月」

まだいける 思いなおせる 9月かな

9月7日(水)晴れ

明日が姫の誕生日だが、帰りが遅くなるので前倒しで今日お祝いのスペシャルパスタを作った。その名も「ペスカトーレ 誕生日 スペチアーレ」。海老、イカ、ベビーホタテを使ったトマトパスタ。こういう大事な日は鉄板メニューにする方が無難。

合わせて飲んだキャンティは安いのにおいしかったのでまた買ってこよう。



誕生日イベントはまだ続く。

「長月」

長月や 先に年取る 姉女房

9月4日(日)晴れ

午前中に久しぶりのロングランへ。コースは、赤坂〜大濠公園〜明治通り〜藤崎〜愛宕浜〜小戸公園〜明治通り〜大濠公園〜赤坂。約18km。









秋晴れで爽やかかなと思いきや、全然まだ夏だった。驚くほど汗が出た。あまりにどくどくと出てくるので血ではないかと確認したほど。今日流した汗の量は半端じゃないと思う。

家で昼食の後、お茶をしに「Filles et Garcons」へ。まるでフランスにいるようなオシャレなカフェだった。

夜はワインだったので、イタリア料理を作った。「鶏肉のピッツァイオーラ」。我ながらうまくできた。



「原因」

走れない 暑さのせいか 年齢か

9月1日(木)曇りのち雨

「先生、あの人は高田さんのとうさんですか。」一郎が箒ほうきをもちながら先生にききました。
「そうです。」
「なんの用で来たべ。」
「上の野原の入り口にモリブデンという鉱石ができるので、それをだんだん掘るようにするためだそうです。」
「どこらあだりだべな。」
「私もまだよくわかりませんが、いつもみなさんが馬をつれて行くみちから、少し川下へ寄ったほうなようです。」
「モリブデン何にするべな。」
「それは鉄とまぜたり、薬をつくったりするのだそうです。」
「そだら又三郎も掘るべが。」嘉助が言いました。
「又三郎だない。高田三郎だぢゃ。」佐太郎が言いました。
「又三郎だ又三郎だ。」嘉助が顔をまっ赤かにしてがん張りました。

(宮沢賢治 「風の又三郎」)

他の本を読んでる途中でも9月1日だけはこれを読む。もうこれだけ何回も読むといつしか自分の幼少期の思い出のような気がしてくるから不思議だ。

今日作ったパスタは、「パスタ・アッラ・ケッカ」。フライパンいらずで簡単にできる。



「又三郎」

過ぎゆきて 夏の終わりの 又三郎