次回更新は3月2日の予定です。
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今週の新規紹介 「カフェ マールツァイト」
飲食店という仕事を、儲かることだけ考えて始める人もいれば、お客様に喜んでもらうために始める人もいます。その違いは料理に作り手の心がこもっているかどうかにあります。思いがこもった料理というのは必ず食べる人には伝わるもので、そこに感動が生まれます。おいしいものとの出会いというのはちょっとしたドラマだなといつも思います。そんなドラマを体験したい方にお勧めしたいのがこのお店。浄水通りにひっそりと佇むカフェです。その料理はまさに感動を提供してくれます。大きな有頭海老を2匹もどーんとのせた「海老カレー」がまず看板メニューとして存在しますが、これはもう絶品中の絶品。どれだけの手間がかかったのか想像もつきません。そして既に有名になった「たまごサンド」。ふわふわのたまごが自家製のパンの中にあふれんばかりに入っています。これだけおいしいたまごサンドはおそらく福岡にもほとんどないのではないでしょうか?そしてカフェですからもちろんコーヒーも素晴らしいです。水出しなので雑味がないコーヒーは食事の後には欠かせません。リーフレットには”化学調味料に頼らず丁寧なお料理を心がけています。”とありますが、このさりげない一文がまたいいですね。かなりの努力をされているはずなのにそれを必要以上にアピールしないところもまた気にっています。おいしい料理でドラマを生む小さなカフェに皆さんも是非足を運んでみて下さい。

福岡市中央区浄水通3-2
080-2987-2112

今週の作品 新田次郎 「槍ヶ岳開山」
登山というのは誰でもすぐに始められる身近なスポーツであり、レジャーですね。近くの里山にピクニック気分で登るもよし、日本アルプスのような高峰に挑むもよし、日の出を見るために富士山に登るもよし、フル装備で雪山に挑むもよし、自分の体力と相談していくらでも楽しむ範囲を広げることができます。日本では主な山は全て登頂されており、登山者が多い山は登山道も整備され、よほど無謀な挑戦をしない限りは安全に登頂できます。そうやって現代の私たちが登山を楽しめるのは、誰も登ったことのない山に誰かが最初に挑戦し、その経験を生かして後に続く人が出て、そのノウハウによって徐々にルートが確立され、そして多くの人によって次世代のための登山道が作られていったからです。だから感謝するために辿っていくとすれば、やはり初登頂した人に行きつくことになります。北アルプスにある槍ヶ岳の場合は、幡隆という僧侶が中田又重郎とともにそれを成し遂げました。この物語はその快挙を描いています。もちろん小説ですのでよりドラマティックにするために創作部分がかなり盛り込まれてはいますが、幡隆上人による開山というのは事実で本人が書いた記録も残っています(もし幡隆上人の真の姿に触れたいという方は穂苅三寿雄(ほかり みすお)の研究本を読まれるといいと思います)。前人未到の槍ヶ岳に挑む幡隆の胸の内には、過去にあやまって殺害してしまった妻に対する贖罪の思いがありました。そして苦心の末槍ヶ岳の頂上に立った時、霧の中に浮かぶ妻の姿を見ます……。過酷な環境で幻想的な世界が広がるシーンは感動的です。新田次郎お得意の山岳小説ですから臨場感は抜群で、一緒に登っている気分を味わえます。これを読めば皆さんもきっとどこかの山に登りたくなるのではないでしょうか。その時には是非、その山を開山した人への感謝の思いを抱いて、一歩一歩登って行かれるといいのではないでしょうか?
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