モンゴル薬膳鍋 楽図苑

Posted By on 2020年2月2日

モンゴルの料理といえば「ジンギスカン」を連想していたえしぇ蔵ですが、「ジンギスカン」は日本人が考え出した日本の料理だとつい最近知りました。ではモンゴル料理とはどういうものなのか?「赤い食べ物」と言われる肉料理と「白い食べ物」と言われる乳製品に大きく分けられるそうです。肉料理というのは羊肉がメインです。それを福岡で食べるならこのお店がオススメです。名前の通り薬膳鍋で羊肉を食べることができます。鍋のスープは鶏ガラスープ、麻辣スープ(辛さを選べます)、きのこスープ、トマトスープから2種類選べます。それが2つに区切られた鍋に入ってます。薄く切られた羊肉や牛肉をそこでしゃぶしゃぶして、薬味をつけて食べます。薬味というのはずらりと並んだ瓶にいろんな種類が入っててそれを自分で調合して作ります。店員さんに頼んでおいしく作ってもらうこともできますが、自分で好きなものを入れていくだけでもなぜかおいしくなるから不思議です。鍋を食べながら、薬味がなくなれば何度も作りに行きましたが、そのたびに違うものを混ぜてもおいしいのでなんだかちょっと楽しくなります。店内はテーブル席がいくつかあり、宴会もできる部屋があります。お店の前にはモンゴルから持ってきたというゲルが置いてあり、その中で食べることもできます。せっかくなのでモンゴル気分をより味わうためにゲルを予約する方がいいかもしれません。おいしく楽しくモンゴル料理を食べて、遠いモンゴルの草原に想いを馳るというのもよろしいのではないでしょうか。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区大名1-8-25
092-791-7996

ことひら

Posted By on 2020年1月21日

福岡市中央区赤坂の福岡市民体育館の近くにずっと昔からコツコツと営業を続けるうどん屋さんの存在をおそらく多くの方がご存知でしょう。行かれた方も多いと思います。もう40年以上続けているそうです(2020年現在)。今は2代目の店主がひたすらおいしいうどんを打ち続けておられます。こういう派手さがなくコツコツと信じた道を行くというお店がたまらなく好きなんですよね。このお店が目指すところは、博多うどんのような柔らかさもあるけど、讃岐うどんのようなコシもあるという絶妙なバランスです。それはもう食べてもらえばすぐにわかりますが、きっと博多派、讃岐派どちらも喜んでもらえることだろうと思います。だしは先代が創業時に完成させた味をそのまま維持されてるそうです。随所にこだわりというか、強固な思いというか、ぶれない信念というか、そういうものをひしひしと感じます。メニューも豊富でセットメニューもありますしトッピングもいろいろ選べます。お漬物は数種類セルフで自由に選べます。店内はテーブル席とカウンター席があり、それほど広くはありませんが改装されてから非常に清潔なイメージがあります。お店の思いの詰まったうどんとだしを是非お愉しみ下さい。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区赤坂2-2-47
092-781-5528

黒ブタかつれつ 大正亭

Posted By on 2020年1月10日

このサイトがスタートした時から紹介しているお店です。このお店はとんかつのお店ではなく、店名にあるとおり「かつれつ」のお店です。そこには譲れないこだわりがあります。日本に洋食が普及し始めて間もない頃に登場したかつれつを提供しよう、洋食の原点を食べてもらおうというお店の姿勢が伝わってきます。鹿児島の黒豚の肉質は最高(鹿児島黒豚販売指定店に認定されているそうです)で、衣はサクサクに、お肉はやわらかく仕上がっています。それだけでも十分すぎるのに、さらに登場するソースがまた素晴らしいのです。神戸から取り寄せるという「日の出ソース」の特製ブレンドが究極のかつれつを演出します。お店のサイトを見ればわかりますが、とにかく素材に対して徹底的にこだわっています。パン粉、塩、卵、米、そしてキャベツに至るまで。あらゆる面でいっさい妥協がありません。これぞまさに職人芸です。店内はレトロな雰囲気で大正ロマンを感じさせますが、これがまたかつれつを引き立てているような気がします。日本の洋食の黎明期の味を皆さんも味わってみませんか?

(えしぇ蔵)
 
中央区赤坂1-3-1
092-732-7711

鶴乃堂八女

Posted By on 2019年12月23日

お隣佐賀県の佐賀市には有名な肉まんのお店があるそうです。その名も「鶴乃堂本舗」。地元では大人気のまんじゅう専門店らしいです。そのお店が広川に店舗を出しているのですが、どれくらいの方がご存知なんでしょうか?というのも広川の3号線沿いのような賑やかな場所ではなく、八女から久留米につながる”裏道”的なイメージのある82号線(久留米立花線)沿いにあるからです。その通りを走って、湯気が上がってる小さなお店を見つけたらそこです。小ぶりなサイズで食べやすく、中には肉汁あふれる具がたっぷり入っています。アツアツの肉まんは寒い時期には特にたまりません。ソースをつけてくれますがしっかり味はついてるので個人的にはソースは全然必要ないです。仕事の関係で月に一度は前を通るので、ここの肉まんを買うのが楽しみです(肉まん3個をお昼ご飯にすることもあります。3個でちょうどいい感じ)。肉まん以外にもあんまん、やぶれまんじゅう、黒糖まんじゅうなどもあります。冬場にはいろんなところで肉まんを売ってますけど、やはりまんじゅう専門店の味は全然違いますね。八女、広川方面に行かれる方は是非お試し下さい。

(えしぇ蔵)

八女郡広川町日吉887-3
0943-32-2727

かつ煮 いし原

Posted By on 2019年12月1日

このサイトの初期の頃から紹介していましたが、移転してメニューも若干変わったので改めてご紹介。NHKの横から六本松に至る細い道沿いにはいいお店が並んでいます。もともと昭和の雰囲気を残す住宅街で、古い家屋が並んでいますが、それを上手に活用しているお店が多いです。その中でも本当に民家そのままという感じで営業されているのがこのお店です。外観からお店という感じがなく見つけにくいかもしれませんのでご注意を。ここの一押しは看板メニューの「かつ煮ごはん」です。かつがだしで煮たものがご飯とは別に鍋のまま出てきます。それを自分でご飯にのせつつ食べるわけですが、これが絶品なんですね。これがお味噌汁と小鉢と一緒に定食で頂けます。結構食べ応えあります。他にはかつがうまいだけにかつカレーもありますし、親子丼もあります。かつサンドのお持ち帰りもできますのでお土産にオススメです。店内は昔の小さい民家そのままですので狭いです。お昼時は待つと思いますので時間に余裕を持ってどうぞ。以前の場所にあった時よりメニューが減っていますので、かつてのお店に行かれたことがある方はご注意下さい。昭和の雰囲気の店内にいると、京都の町家の老舗で食べているような風情があります。味も雰囲気もどこか懐かしく感じるものがあります。六本松の片隅で静かに営業する名店をどうぞお見逃しなく。
 
(えしぇ蔵)
 
中央区六本松1-3-16
092-751-5777

菓子工房 cotori no te

Posted By on 2019年11月27日

友達とか、お得意先とか、恩師とか、その他お世話になってる人のところを訪問する時は何かちょっと手土産持って行きたいですよね。でもそういう時にはすぐにお店が思いつかないものです。そういう時のためにえしぇ蔵はいくつかお店を選んでスマホにリストを作っています。そして今自分がいる場所から近いお店に行くようにしています。そのリストに入ってる中の一店がこのお店です。シフォンケーキとクッキーがメインの小さなお店です。行かれるとわかりますが、お店もかわいい(店名もかわいい)ですがとにかく並んでるケーキやクッキーがかわいいんです。食べる人を楽しませたいという気持ちが形になったという印象を受けます。それもそのはず、ホームページによるとお店のコンセプトが『手土産を持って会いに行こう』だそうです。まさにいいトコついてるなぁと思います。特に女性や子どもさんが貰うとすごく喜ばれるのではないかと思います。おいしくてかわいいものをもらって笑顔にならない人はいませんからね。店内は狭いですが、小さなテーブルがあってイートインもできます。けやき通りに面してはいませんのでご注意を。車で行かれるなら近くに駐車して歩いて行かれた方がいいです。子どもさんのお誕生日などのお祝いにも是非どうぞ。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区警固2-9-16
092-791-2119

博多ちゃんぽん えいと

Posted By on 2019年11月11日

だんだん福岡のちゃんぽんのお店に行く機会が減ってきました。なぜならはずす確率が高いから。ちゃんぽんのお店の新規開拓に行くと、だいたい味が濃いだけのちゃんぽんが出てきます。えしぇ蔵の個人的な好みで恐縮ですが、シンプルに作るのであれば薄味にして欲しいんですよね。もし濃い味にするならなにか工夫をして欲しいんですよね。これって無理な注文ですかね?工夫を重ねた結果、味が濃い目になったというのであれば全然OKなんですよ。例えばこのお店のちゃんぽんがそのいい例です。看板メニューである「博多ちゃんぽん」はここでしか味わえない独自のちゃんぽんです。なにせ、豚骨と、あごだしと、鶏がらをブレンドしてスープを作るんですからそりゃうまいでしょ。ブレンドの比率が難しいでしょうけど、見事に調和して素晴らしい味に仕上がってます。こういう他にはない、素人ではマネできないものがあってこそプロのお店じゃないかなと思うんですよね。ということで個人的にはここのちゃんぽんは好きです。それともう一つこのお店で絶対にオススメなのが、成都担担麺です。これは本当に絶品です。麺とスープと具が別々に出てくるタイプの担担麺なんですが、これが本当にうまいんです。これもここにしかない独自の味です。遠方のひともこの成都担担麺を食べるためだけにここまで来るというのも大いにありだと思います。随所にオリジナリティが見られるお店というのは、”がんばってる感”が伝わってきてやはりいいものですよね。応援したくもなります。皆さんも是非お試しを。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区六本松2-5-15
080-5215-1041

hands hands

Posted By on 2019年10月27日

西区から糸島へ続く高速の下道は仕事がら頻繁に通ります。そのたびに飯氏あたりで「ベーグル」と書かれたのぼりを目にしてずっと気になってたんですが、道路から周囲を見渡してもそれらしきお店は見当たらずいつも素通りしてました。そしてある日「おさかな天国」に行った帰りに細い裏道を通っていた時に偶然見つけました。ここは普通の一戸建の一階をきれいに改装した小さなベーグル専門店です。またなんでここで?という場所にありますから車で行く時は事前によく地図を見て行かれることをお勧めします。ここには専門店だけあって本当にいろんなベーグルが並んでいます。もちもちとした食感がたまりません。プレーンを食べた時に、これに関しては!というお店の矜持を感じることができました。素晴らしい仕事をされています。具が入ってるものは惜しみなく具が入れてあってたっぷり楽しめます。そしてお値段が安い!この場所だからできるということでしょうか?本当に安いです。ベーグルは高いというイメージがありますが、ここに関してはその心配はいりません。見つけにくいですけど絶対に探し当てて欲しいお店です。なにせ、一切宣伝しないのに口コミだけで売り切れるわけですから、その実力は推して知るべしでしょう。名店になるのに場所は関係ないという一例ですね。(ちなみにオーナーは元プロ野球選手の川口憲史さんだそうです。)

(えしぇ蔵)

福岡市西区大字飯氏773-1
092-407-8244

桜坂珈琲

Posted By on 2019年10月14日

いつも本当に不思議に思うことがあります。福岡には非常に質の高い小さなカフェが多いですが、それらのお店のオーナーには欲というものがないのかなと。本当に採算度外視でおいしいものを提供してくれるのに、キャパが小さくて量をこなすことはできません。どうやってやりくりしているのかなとこっちが心配になってきます。別の収入があって半分趣味でやっているというならわかりますが、本業ならもはやボランティアに近いサービス内容だなと感じることがよくあります。今回ご紹介する「桜坂珈琲」もその一つです。小さなカウンターと小さなテーブルが2つという本当に小さな小さなお店ですが、コーヒーはもちろん、ロンネフェルトの紅茶も、手作りのスコーンやケーキなども非常においしくて、我が家のお気に入りのカフェの一つです。とにかく一つ一つにかける手間がすごくて、こんなにおいしいのにこの値段?と不思議になります。1日でいくら儲かるんだろう?利益は出ているのだろうか?と余計なことがつい頭の中に浮かびます。その上、ダンディなマスターの話は面白く、店内も居心地がいいので、回転率落としちゃ申し訳ないなと思いつつもついつい長居してしまうわけです。心配ではありますが、客にとってはやめて欲しくないお店です。季節限定のケーキもいいですが、まずはスコーンを是非お試し下さい。自家製のミックスベリージャムやクロテッドクリームを付けて食べるともう最高です。素晴らしいティータイムになることを保証します。是非これからも存続して欲しいので、皆さんも通って下さい。そしてみんなで売上に貢献してあげましょう。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区桜坂3-10-3-102
092-406-8239

ベッカライ アロ

Posted By on 2019年9月29日

名前だけ見ると何のお店かわかりにくいと思いますが、「ベッカライ」というのは「ベーカリー」のドイツ語です。つまりパン屋さんです。「アロ」というのはラテン語で「育てる」とか「成長させる」という意味だそうです。深い名前を持ったこのお店は、超絶品のパンを楽しませてくれます。小麦そのものを味わって欲しいというコンセプトで、毎日石臼で挽いた全粒粉を使ってパンを焼いているそうです。しかも有機全粒粉です。福岡には山ほどパン屋さんがありますが、そこまで原材料にこだわっているお店はかなり珍しいと思います。「ベッカライ」だけにドイツ風のハード系パンがメインですが、味わい深くて香りもよくてそれはもう素晴らしいです。全品ハズレなしです。種類がそんなに多くはありませんので、是非全種類制覇して欲しいと思います。お店のコンセプトのとおり、パンのおいしさはもちろん、さらにさかのぼって小麦のおいしさを味わうことができます。ですので最初はできれば何もつけずそのまま食べて下さい。ワインやチーズとももちろんあいますので、ランチやディナーの食卓に是非どうぞ。お店はまるで洞窟のような土壁風になっており面白い造りになっています。居心地のいいイートインもありますので時間のある方は買ったパンを是非その場でコーヒーと一緒に楽しんで下さい。我が家の超お気に入りのパン屋です。太鼓判を押してオススメします。

(えしぇ蔵)

福津市日蒔野5-2-1
0940-43-1118