ル ピュイ

Posted By on 2023年9月17日

日本人が抱いているフレンチのイメージというのは、”おしゃれで上品でおいしいけど高くてちょっと敷居が高い”という感じではないでしょうか?そうめったにはいけないと思う人は多いはず。そんなこと言ってたらフランス人は普段何を食べてるの?って話ですよ。もっと安くて庶民的で気軽に入れるお店もフランスにはたくさんあります。それを福岡で再現しようとしたのが、もはや福岡では老舗となった「ボンジュール食堂」です。そのオーナーが手掛けるガレット専門店がこの「ル ピュイ」です。場所も「ボンジュール食堂」の2軒隣です。ガレットとはそば粉の生地をクレープのように薄くして、その上に様々な食材をのせて焼いたものです。これが非常においしいと感じるのは一つはそば粉を使ってるからでしょうか。日本人には外国の料理とは思えない親しみを感じさせます。小麦粉よりも胃に負担を感じないのもいいですね。お値段も非常に良心的ですのでいつでも気軽に行けます。まさに庶民派フレンチ。お昼に一人でふらっと入って、グラスワイン飲みながらガレットを食べるなんて、ちょっと憧れますね。

(えしぇ蔵)

福岡市南区塩原3-26-23
092-555-4288

あづま屋

Posted By on 2023年9月3日

度々宣言していますが、担々麺が大好きなんです。なので担々麺がおいしいお店と聞けば必ずチェックするようにしています。今まで数々の担々麵を食べて来ましたが、ついに来たかという感じです。このあづま屋本店の担々麺、もう最高です。忖度なしに絶賛させて頂きます。もうこれは本当にすごい。担々麺を研究し尽くしてきたんだなという印象を受けました。実はのれん分けの「あづま屋担々麺 悠泉」の方に先に行きましてそこでも非常に感動してここに掲載したわけですが、それなら本店に行かないわけにはいかないということで足を運んだ次第です。見た目はかなりこってり風に見えますが、実は意外にあっさりしていて食べやすいです。胡麻の香りがたまりません。ボリュームもしっかりあります。挽き肉の最後の一粒まで食べたくなるようなおいしさ。絶対に癖になります。辛さの段階は細かくなってるので辛いのが苦手な方も大丈夫です。こちらもオムライスがまた好評で、本当ならオムライスと担々麺のセットを食べたいところですが、もはや50代となったえしぇ蔵にはちょっときつくてまだチャレンジできません。皆さんは是非お腹をかなり空かせた状態でセットにチャレンジしてみて下さい。担々麺モードの時の御用達としておススメです!

(えしぇ蔵)

福岡市東区若宮2-2-40
092-672-1131

春水堂

Posted By on 2023年8月21日

「チュンスイタン」と読むそうです。博多駅のアミュプラザ博多の地下にあるこのお店は、台湾に本店があるカフェで、なんとあのタピオカミルクティー発祥のお店だそうです。創業は1983年。日本上陸は2013年だそうです。このお店は多店舗展開していますが、品質へのこだわりは職人的な個人のお店のように徹底しています。社員教育が素晴らしく、独自に「お茶マイスター認定制度」を設け、合格した社員でないとお茶を入れることができないそうです。そして使用する茶葉はすべて無添加。徹底して品質にこだわっており、シロップも各店舗で手作りしているそうです。つまりおいしいだけでなく、安心して飲めるということですね。そしてここはカフェといっても料理の方も素晴らしく、食事にも最適です。麻辣香菜担々麺などの麺類、魯肉飯などのご飯類のクオリティも言うことなし。店内の雰囲気もソファー席などもあって居心地よく、一人でも気軽に入れます。このお店を有名にしたタピオカミルクティーはぜひお試し下さい。開発までの苦労、品質維持のための努力などを思いつつ飲むとまたさらにおいしく感じるかもしれません。福岡には天神地下街にも店舗があります。(福岡市中央区天神2丁目地下1号122)

(えしぇ蔵)

福岡市博多区博多駅中央街1-1 アミュプラザ博多地下1F
092-260-7820

海千

Posted By on 2023年7月30日

ある日、パソコンのお客様と辛子明太子の話になった際に、宗像に工場がある「海千」というところの辛子明太子がおいしくて、そればっかり食べてると聞いたので、いつか食べてみようと思ってましたが、その数日後に姫が六本松の「エルロク」で辛子明太子を買って来たので食べてみるとすごくおいしかったので、「これどこの?」と聞いたら「(パッケージに)海千って書いてあるよ」との答え。これも縁というものかなと驚きました。最近の辛子明太子ではない、あの昔のしっかり辛い辛子明太子の味で、「おいしい」の次に感じたのが「懐かしい」でした。納豆みたいに、より食べやすくするために徐々に味が改変されていって、いつのまにか昔の味とはかなり違うものになってるものって結構ありますが、明太子もまさにそうで、マイルドになりすぎてもはや違う食材になっている感じがします。でもここの明太子は違います。あの頃の本当の辛子明太子の良さをそのままお届けします、という主張を感じます。我が家もこれからは「海千」の明太子の登場回数が結構増えていくのは間違いないです。工場は宗像ですが、博多駅、福岡空港、道の駅むなかたでも購入できますし、八幡西区にもお店があります。スーパーなどでも置いてあるところがあります。皆さんも是非お試し下さい。特に五十代以上の方にはかなりヒットするはずです。

(えしぇ蔵)

宗像市王丸770-4
0120-945-356

パティスリー ニコ

Posted By on 2023年7月18日

子どもの頃、ケーキを買ってもらえる時は心躍る思いがしませんでしたか?えしぇ蔵の出身地は超ド田舎なのでケーキ屋といっても、今福岡のあちこちで見かけるようなちゃんとしたお店はありませんでしたが、それでもその店内に入るとワクワクしたものでした。思えばこうやって子どもをワクワクさせる仕事ってやりがいのある仕事ですね。そんなワクワクさせるケーキ屋さんがえしぇ蔵の自宅の近くにあります。六本松から少し奥まったところにあるこのお店はヨーロッパ調のおしゃれで落ち着いた外観で、中に入った途端にまさにそのワクワクを体感できます。ケーキがカラフルでかわいいからなのか、妙にテンション上がります。味はもちろん、サイズ感もちょうどよく、しかもお値段も良心的です。バラエティも豊富で選ぶ楽しさもあります。ケーキ屋には夢があります。ご家庭に小さな子どもさんがいるなら是非連れて行ってあげて下さい。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区谷2-13-15
092-406-6593

ニュースマイル

Posted By on 2023年7月2日

洋食屋さんというジャンルは日本ならではの特異なもので、外国の料理でありながら明治以降の日本の文化が日本人にあった変更を加え続けて、ついには日本の一つの食文化とまでなりました。ただ、平成以降の日本においては、本来の海外の食のジャンルとしてフランス料理、イタリア料理、スペイン料理、ドイツ料理などがそれぞれ確立したものとして浸透したので、洋食というジャンルがその場所を失いつつあるのは非常に悲しいことです。そんな中、敢えて洋食で勝負するお店があればこのサイトとしては全力で応援したいと思うわけです。このお店もその一つです。以前は店内で食べる普通のスタイルだったのが、今はテイクアウト中心の形に変わっています。それでもしっかりそれまでのおいしさはキープしていますのでご心配なく。言い換えればあのニュースマイルの味が自宅で食べることができるということですね。お弁当のおかずの一つ一つが本当にいい味で、いっさい手抜きがないことがよくわかります。通常の弁当に加えて、おもしろいところではナポリタンのお弁当や、オムライスのお弁当もあります。形は変われど味は変わらず。これからも応援していきたいです。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区薬院2-19-1
092-713-6058

タイ屋台料理&ヌードル オシャ

Posted By on 2023年6月20日

タイ料理のお店を選ぶ際に非常にわかりやすい目安となるのが、「タイセレクト」という制度です。これはタイの商務省がタイ料理のお店を審査して、お墨付きを与えるというもの。例えば日本政府が海外の鮨屋を評価して、「これは紛れもなく日本の鮨だ!」と太鼓判を押すようなものです。全国でもまだそれほど多くないこの「タイセレクト」に選ばれたお店が、福岡にも数店ありますが。ここもその中の一つです。もうこの説明だけで品質は証明されたようなものですね。独特のスパイスの効いたタイの料理というのは実に”不思議”な味がします。最初はこの味をどう評価すべきなのかと混乱させといて、いつのまにか中毒にされてしまいます。このお店の料理もまた然り。必ずはまります。そうは言っても「食べてみたいけど辛いのは苦手」という人もいますよね。そこはご安心を。おつまみ類、ご飯類、揚げ物、デザートなどメニューは豊富ですし、辛い料理にはちゃんとメニューに辛さの程度が明記してあります。ランチメニューも充実していますが、夜にお酒とともに楽しむのもまた最高です。まさにタイの魅力満載です。お値段も良心的です。タイ政府お墨付きの料理を堪能して、タイの街に想いを馳せるというのもよろしいのではないでしょうか?

(えしぇ蔵)

福岡市南区大橋1-23-21 安部ビル1F
092-551-2175

広島のお好み焼き Kitchenじゅん

Posted By on 2023年6月5日

年齢のせいでしょうけど、食後に胃がもたれる料理が増えてきました。昔はどんな料理もさっさと消化してましたけどね。最近はお昼に食べたラーメン一杯でも夕方まで引きずることがあります。そういう老化したえしぇ蔵にとって、お好み焼きはどうしても小麦粉の少ない「広島風」を選びがちになりました。ところがご存知のように「広島風」のお店は少ないです。だから中央区の今川に見つけたこのお店は自宅から車ですぐなので非常にありがたい存在です。少ない小麦粉、たっぷりの野菜、油控え目、そしてお約束のオタフクソース。「広島風」万歳って感じです(中に入れるうどんかそばを選ぶ時にそばが多くなったのはこれもまた年齢でしょうね)。このお店は本当に丁寧に作るので時間がかかることを知っておいて下さい。どこの「広島風」もそうですけど、時間がない時に行くのはお勧めしません。丁寧に作られたお好み焼きには作り手の思いがこもっており、心にしみるおいしさです。メニューも豊富で、お好み焼き以外も充実しており、お酒も飲めます。ちょっとしたおつまみで飲んで、〆にお好み焼きもしくは焼きそばなんて最高ですね。是非皆さんもお試し下さい。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区今川2-9-7
092-713-8577

蕎麦切り かんべえ

Posted By on 2023年5月22日

そばっていうのは手頃な価格でしかも身体にもいい庶民の普段の食べ物という感じでしたが、最近は福岡にも高級そば屋が増えてきまして、そば屋も両極端に分かれつつあるかなと思います。このお店は高級の方に入るお店なので、なかなか気軽にというわけにはいきませんが、一度ランチでお試し下さい。なるほど、これならこのお値段で正解だと感じると思います。納得のいく価格です。それだけクオリティは高いです。特筆すべきはその斬新な試みです。まず十割、二八などの蕎麦自体の種類の中に「十割太打」というのがあります。これはうどんのように太めに切ってある蕎麦ですが、これが通常の蕎麦と蕎麦がきの中間のような感じで歯応えがあってしみじみと蕎麦のおいしさを味わうことができます。蕎麦味噌、蕎麦豆腐というのもありますが、要するに蕎麦というもののおいしさを伝えたいという姿勢が感じられ、いろんな形で楽しませてくれます。その他のメニューもとにかく一つ一つが素晴らしいです。天ぷらはもう絶品です。夜は蕎麦の魅力を存分に味わえるコースがいくつか用意されています。カウンターのみの小さなお店ですが清潔でシンプルで心地よい空間になっています。大切な人と二人だけで絶品の蕎麦を食べたいという時にオススメです。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区梅光園1-1-1
092-732-3569

侑久上海 THE BUND

Posted By on 2023年5月7日

地元の食材を生かした「博多版中華」をモットーにした上海料理のお店「侑久上海」の2号店で、天神に新しく誕生した「天神ビジネスセンタービル」の地下2階にある「天神イナチカ」に入っています。福岡の中心地天神のオフィスビルの中にある飲食店と聞くと、とにかくテナント料が半端ではないのでどうしても料理の質を心配してしまいますが、ここはどうぞご安心下さい。こんな一等地でリーズナブルな上海料理が楽しめるなんて、大変素晴らしいことです。もし天神で働いてるとすれば、ランチや飲み会で頻繁に利用したと思います。天神の中心部は飲食店がたくさんあるイメージがありますが実はそうでもなく、さらにクオリティまで求めるとなると意外と少ないのが現状です。だからこのお店の存在は貴重なので是非覚えておかれるといいと思います。質の高い上海料理は年齢層を選ばず多くの人が満足されると思います。お店のつくりは扉もなくオープンな感じで気軽に利用できます。チャイニーズバーを謳ってますのでカウンターもあって、一人でお酒を飲めたりもします。この立地でこのコストパフォーマンスはかなりの企業努力の結果ではないかと思います。利用しない手はありません。天神に来た時にはお見逃しなく。

(えしぇ蔵)

福岡市中央区天神1-10-20 天神ビジネスセンタービル地下2F
092-707-2677