この日記は全てノンフィクションであり、登場する人物・団体名などは全て実在のものです。
3月
3月30日(金)晴れ
姫がipadに腹筋を鍛えるアプリを入れたので今日試してみたがこれがとんでもない鬼コーチだった。それでもなんとか8個のメニューのうち7個までこなしたが、8個目は無理だった。でもこれでまた目標ができた。8個楽にこなせるようになるまでやるべし。夏までにチョコレート腹筋だ!
 
今日は北九州と久留米に行ったが、車の中が暑くてついに冷房を入れた!今年初冷房。今日一日でかなり桜の開花が進んだのではないだろうか?でも週末雨らしいから花見は無理かな。
 
ダンテの「神曲」はついに3巻目の”天堂”に入ったが、あまりに難解でかなり苦労する。すぐに訳わからなくなる。まぁ基本、詩だからそうわかりやすいものではないのはわかるが、それにしてもすごい。峻険な山を登る思いだ。
 
「春」
 
春錯乱 昨日暖房 今日冷房
 
蔵
3月27日(火)晴れ
今日は親父の誕生日。満80歳。長生きしてくれて感謝だ。苦労ばかりの人生だったからまだまだ余生を楽しんで欲しいやね。
親父は昭和7年生まれだからギリギリで戦争に行かずにすんだ。もし親父がもう数年早く生まれて戦争に行って戦死してたらワシは今存在すらしないわけだ。そう思うと生んでくれたこと、育ててくれたこと、43年もの自由な人生をくれたことに深く感謝せずにはいられない。
 
生きて、したいことができるっていうのは当たり前のようでいてこれほどありがたいものはない。金を稼ぐのも貧乏になるのも勝手だ。痩せるのも太るのも勝手だ。結婚するのも独身でいるのも勝手だ。賢くなるのもアホでいるのも、都会で暮らすも田舎で暮らすも、努力するのも怠けるのも、社長になるのも平でいるのも、友達作るのも一人でいるのも、真面目でいるのもワルになるのも、仏教徒でいるのもキリスト教徒でいるのも、全て自分で決めることができる。選択肢があることの幸せにもっとワシらは気付くべきだろうな。
自由な世界に生きているだけで既にかなり幸せなのだ。
 
「恩」
 
おもふほど 恩を返せぬ 不甲斐なさ
四十路を過ぎて 身にしみるかな
 
蔵
3月26日(月)晴れ
今週もまずは「中国鍼灸院」さんへ。今日の呉先生の漢詩はこれ。

「誠信」

呉炳宇

誠信重実践、(誠信実践を重ねれば)
神話成現実。(神話現実と成る)
心疑身難動、(心疑えば身動き難し)
一生歩々遅。(一生歩々遅し)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

信じて何回もがんばりよりゃ
夢は叶うとたい
どげんやろか?とか思うたら身体も動かんし
一生ぱっとせんで終わるばい
 
誠信重実践 神話成現実 ってのはいいフレーズだなぁ。まさにその通りだと思う。信じたことをとにかく続けることだ。うまくいってもいかなくてもやめんことだ。
 
あぁそれにしても小説書きたい。今は「吉雄君行状記」を週に1回分書くので精一杯だ。いろんな小説書いてみたいんだが、日々の糧に追われる毎日だ。これじゃいかんよなぁ。
 
「文学」
 
文学に 触るる暇も なかりせば
おもふところも むなしかりけり
 
蔵
3月25日(日)晴れ
気持ちよく晴れたから今日は大濠公園まで走ろうと張り切ってみたが、風の冷たいこと!よっぽど途中で帰ろうかと思った。だが陽が差しているところは暖かいからなるべく日影を避けて走って大濠公園に到着してみると・・・みんな走ってる走ってる。寒さなんて関係ないという感じだ。人が頑張ってるのを見ると元気が回復するワシは、帰りはハイペースで頑張った。マラソンてのは本当に気の持ちようだ。
 
あ、気付いたらもう3月最後の週だ。ひぇ〜早いもんだ。もう4月になるのか。こりゃちょっと気合入れ直さんといけん。
 
「寒風」
 
春の声 不意の寒風 遮りて
身にこたふるは 真冬のごとし
 
蔵
3月21日(水)晴れ
春来たりなば・・・か。今日はぽかぽか、昼寝したい気分だった。もうこのまま本格的な春に突入して欲しいところだ。
 
さて、ダンテ・アリギエリ。なかなかに難解だ。一つの詩(全て三行詩で書かれている)を何度も読みなおして解読していく必要がある。

われ正路を失ひ、人生の覊旅半にあたりてとある暗き林のなかにありき
あゝ荒れあらびわけ入りがたきこの林のさま語ることいかに難いかな、恐れを追思にあらたにし
いたみをあたふること死に劣らじ、されどわがかしこに享けし幸(さいはひ)をあげつらはんため、
わがかしこにみし凡ての事を語らん
 
・・・なかなかに厳しいものがある。
いっそ博多弁に訳すとわかりやすいんだが。

俺、道に迷うてくさ、人生の途中で暗か林ん中におってくさ、
えらいひどかとこで歩きもされんかった林んこつはよぉ説明できんばい
思い出してんぞっとする えらい目におうて死ぬか思うたばい
ばってん、そこでよかこつがあったとば説明せないけんけ
俺がそこで見たこつば全部話しちゃるばい
 
こんな感じかな。これならどんどん読めるんだが。
 
「文学」
 
追うほどに 彼方に消ゆる 文学の
見えぬ素顔の 美しさかな
 
蔵
3月19日(月)曇り
今朝は「中国鍼灸院」さんへ。今日の漢詩は呉先生作のものではなく、李冶という唐の時代の女性の詩人の詩。

「八至」

李冶

至近至遠東西、(近く至り遠くに至るは東西)
至深至浅清溪。(深きに至り浅きに至るは清渓)
至高至明日月、(高きに至り明に至るは日月)
至親至疏夫妻。(親に至り疎に至るは夫妻)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

東西は近いとこもありゃ遠いとこもあるたい
川は深いとこもありゃ浅いとこもあるたい
太陽や月は高いとこで明るいたい
夫婦は仲いい時もありゃ険悪な時もあるたい
 
先生曰く、女性の視点で作られているから一味違うとのこと。なるほど、至親至疏夫妻なんて絶妙だな。
 

最近、ダンテ・アリギエリの「神曲」を読み始めた。天国、煉獄、地獄を描いた壮大な散文詩だ。実に素晴しい。どっぷり文学の中にいる感じがする。じっくり味わいながら読んでいこう。
 
「二至」
 
苦に至り 楽に至るは 人の世の
運命(さだめ)なりせば 二至を加えん
 
蔵
3月16日(金)雨
今日は仕事が終わってからもえちゃんの賃貸マンション探しに行った。奇遇にも一昨年に那珂川のエバーライフを紹介して頂いたドットアール賃貸大橋店のWさんにまたお世話になることになった。見せて頂いた物件はワシが住みたいくらいのいい物件で、多分もえちゃんも気に入ってくれるだろうと思う。いくつか物件を見ていると、大学の頃の下宿探しや就職した頃のアパート探しを思い出した。あの頃に比べて物件のいいこと!実に安全に快適に暮らせるようになっている。20年で驚くほど変わるもんだ。
 
「賃貸物件」
 
おもひだす 六畳一間の 侘び暮らし
今の賃貸 おもかげもなし
 
蔵
3月15日(木)晴れ
我が親戚中での最大の傑作であり、この日記でも様々なエピソードを残してくれたもえちゃんも早いもので高校卒業を迎える。そして福岡の大学に入ることになったので賃貸マンションの探索をワシが引き受けることにした。張り切っていい物件を見つけるべし。
いやそれにしても月日の流れは滝のごとくで、ワシの中ではついこないだまで首がすわってなかったもえちゃんがもう大学に入るんだから驚いてしまう。そしてその後の18年で残した傑作エピソードはワシの日記を読んでいる人の間でかなりの反響を呼んで、もえちゃんのことを書いた部分だけ他のブログに転載されたこともあった。この子は福岡よしもとに入れたらどうだろう?と真剣に思ったこともあった。おそらく4月からは大学で、福岡の地で新たな伝説を残すことだろう。近くにいれるから楽しみでしょうがない。

(参考)
以下の日記にもえちゃんの傑作エピソードあり。

・2002年7月28日
・2003年7月28日
・2005年7月16日
・2006年12月29日
・2008年7月19日
・2008年10月17日
・2009年1月1日、24日
・2009年2月21日、22日
・2010年3月27日
 
「姪」
 
うけねらふ 意図はさらさら なけれども
ひと笑わせる これも才能
 
蔵
3月12日(月)晴れ
昔のキューブリックの映画「2001年宇宙の旅」にHALというコンピューターが登場する。主人公と会話するのを見て、未来には人と会話するコンピューターが出来るんだろうか?と考えたもんだった・・・・・・。
 
そして今日、siriを使ってiphoneと会話した。

ワシ:「こんにちは」
iphone:「お疲れ様です。今、午後8時2分ですよ」
ワシ:「ば〜か!」
iphone:「お役に立とうと頑張っているんです」
ワシ:「ごめんね」
iphone:「謝ることなんかありませんよ」
ワシ:「君はすごいね」
iphone:「私がですか?」
ワシ:「そうです」
iphone:「喜んでいただくのが私の仕事ですから」
ワシ:「素晴しい」
iphone:「それほどでもありませんよ」
ワシ:「疲れた〜」
iphone:「しかたないですよ。とにかく危ないことはしないでくださいね」

まさにHALだ!
 
「テクノロジー」
 
おもふより 先を行くかな テクノロジー
 
蔵
3月10日(土)晴れ
木曜日から姫がいないのでゆっくり羽を伸ばせるかと思いきや、なんだかんだとデスクワークがかさんでとてもゆっくりできない。気付けばもう土曜日。明日は姫も帰ってくる。結局全然ゆっくりできそうにない。でもまぁこのご時世、忙しいことは幸せなことだからな。あんまり不平も言うべきじゃないだろう。
 
今日の日中は4月のように暖かく気持ちよかった。久留米のお客さんまで行く道のりは快適なドライブだった。
 
晩飯は自炊なので豚ばらキムチを作って食べた。テキトーに作ったんだがえらくうまいので我ながら驚いた。これはつまり平尾の「山田屋」の肉だし、姫手づくりのキムチだからだろう。素材の良さは大いに腕をカバーするもんだ。
 
「留守番」
 
家事が増え 留守の気楽さ 味わえず
 
蔵
3月7日(水)曇り
久しぶりの日記。なぜかというとウイルス退治に追われていた。数年前にワシがホームページを作ったお客様から「ホームページが急に見れなくなった」との電話があった。調べてみるとなんとホームページを勝手に改ざんするウイルスにやられていた。トップページだけかと思いきや、階層の奥の奥までおよそ300個近くのファイルが感染していた。その惨状を見て呆然としてしまった。
あの手この手を駆使して駆除し、ようやくホームページが復活した。3日かかった。大変だったがワシにとっても大いに勉強と戒めになった。既存客のセキュリティ対策を強化しなければいけない。
 
そもそも人間に生まれながらの悪はいないというのがワシの説だが、こと金が絡むと意外と簡単に道を踏み外すものだ。今回の件も広告のコードを埋め込んであったので金が絡んでいることは間違いない。己の利益のためには人に迷惑をかけても平気なわけだ。そこまで割り切れる心境というのを率直に聞いてみたいもんだ。
 
まぁ人間なら誰しも悪の部分は必ずあるからそれを抑えることができるかどうかの問題なわけだ。彼らは抑えられなかったということか。それにしてもここまでやるかね。つくづく人間の心理ほど不可解なものはない。
 
それにしても疲れた。脳みそフル回転だった。何も考えない時間が欲しい。
 
「仮住まい」
 
西へ東へ浮きくさの
ただよふごとき身なれども
どうせこの世は仮住まい
思いわずらふほどもない
 
蔵
3月3日(土)晴れ
「星香園」の牛島さんがスマートフォンの選択に迷っていた。iphoneにすべきか、アンドロイドにすべきか。そんな話の中で、すごいアプリがあることを教わった。なんと音楽を聞かせるだけで曲名を表示するらしい。「shazam」というアプリで、どうも巷では既に広く知られており、知らぬはえしぇ蔵ばかりなりということだった。
早速帰りの車の中でダウンロードし、その時聴いていた曲で試してみるとわずか数秒で曲名、アーティスト、そしてアルバムのデザインまで出た。面白いからいろんな曲でやってみた。帰宅してテレビで流れている曲でもやってみた。唯一駄目だったのが、SLAVAのアカペラだった。鼻歌でも検索できるというから試してみたがこれはワシの音程が悪いのか全然駄目だった。人間の声だけでは反応しにくいのだろうか?でもグレゴリアンチャントは成功したからそうも言えないか。
いやそれにしてもすごいアプリだ。これで無料なんだからな。
 
「技術革新」
 
今ははや CDすらも 過去のもの
「カセット遠く なりにけり」かな
 
蔵