マイティガル

いわゆる日本のカレーライスもエスニックなカレーもそれぞれの美味しさがありますね。もちろんエスニックといっても一言でまとめられないほど、素材やスパイスの調合によってバリエーションは数えきれないほどあり、ナンやチヤパティ、ブラウンライスなどあわせる穀類も国ごとの特徴があるようです。日本人の嗜好にあわせて多少はアレンジしている店が多いかもしれませんが、マイティガルは本場ネパールの味を楽しみ、ネパールという国そのものに興味がわいてくるようなお店です。マイティガルとは、ネパール語で「ふるさとの家」という意味だそうです。オーナーのクマールさんはもともとネパールの雑貨のお店をされていたそうで、お客さんの要望で少しずつ料理を出すようになって今の店になったとか。メニューは多くはないけれど、じっくり煮込んだカレー3種は、スパイスがまろやかになっていてそれほど辛くなく(辛くもしてもらえます)、ごはんとの相性ばっちりです。人口的な味がないので、食べるごとに、だんだん美味しく感じてくる、そんなカレーです。とろみのないスープに近いカレーをネパールの人は手で食べるそうで、福岡でも「手で食べる会」があるとか・・・・クマールさん曰く、「カレーをスプーンで食べるのは、寿司をフォークで食べるようなものです。全然味が違いますよ。」 なるほど、納得!ちょっとしたコツをクマールさんが伝授してくれますよ。「スプーンを洗わなくていいから嬉しいんだよね」なんておちゃめなコメントもしてくれたクマールさん。情報の発信や文化交流の場としての活動もいろいろされているようです。
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(ぼぅ)
 
中央区警固1-4-23
092-751-5363

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