昭和の時代には街の風景の中に小さな煙草屋さんがあるのは普通でした。だいたい間口の小さなお店で、中にはおばちゃんが座布団の上に座って煙草を売ってました。懐かしい光景です。今では喫煙者は激減し、喫煙者も電子タバコに変える人が増えてもはや昔ながらの煙草屋は目にしなくなりました。でも赤坂のけやき通りを歩くとそれがあるんです。あれ?今どきまだこんなお店があるんだと思って覗いてみると、なんと煙草屋の構えをそのまま利用して、焼き菓子を売っているお店でした。ショーケースには煙草ではなく焼菓子が並んでいます。ラークのような箱にはクッキーが入ってます。なんという素晴らしいユーモア。しかもこのお店の焼き菓子のおいしいこと!これは絶対にリピーターになります。気軽に買えるので絶対に行きつけにすべきです。「焼菓子は二十歳から」なんてシールが貼ってあったりして、全体的にユーモアたっぷりな姿勢が個人的に非常にツボにはまりました。テイクアウトでコーヒーもあるので、一緒に買うといいと思います。既に人気を博しており、海外の人も買いにくるようです。なので行くならたくさん種類がある午前中がいいかと思います。皆さんも是非、煙草を売ってない煙草屋さんを覗いてみて下さい。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区赤坂3-13-22
050-3554-8888
