久留米黒棒本舗

えしぇ蔵 | 2016年2月14日

黒棒もしくはそれに類するお菓子がいつぐらいから存在するのかはっきりしませんが、形や名前こそ変われど日本中にあるので、昔からそれぞれの地域で農家の人が工夫して作っていたのではないかと思います。それだけ日本人にとって親しみのあるお菓子ということでしょうね。九州で黒棒とくれば知らない人はいないほどのお菓子です。それを大正九年から手作りで伝え続けているお店がこの黒棒本舗です。新しいお店が出来ては消え、始まっては終わる今の時代に、長年同じ味を維持してついには九州の伝統の味とまで言える存在になるという、そのぶれない姿勢と強固な意志は他の模範となる素晴らしさだと思います。そして最近では新たな試みとして、黒砂糖を使ったスイーツのお店「黒棒茶寮Doch」を隣にオープンしています。こちらではフィナンシェやロールケーキなどの洋菓子において新たな展開をしています。黒棒買ったらついでに隣のカフェでお茶してくることをお勧めします。伝統をしっかり守りつつ、新たな可能性も追求する。企業としても学ぶべきものが多くあるように思います。懐かしい味。新しい味。皆さんも是非おためし下さい。(南区野間1丁目1-1に高宮店があります。)
(えしぇ蔵)
久留米市荒木町白口1290
0942-27-3096

ほてい食堂

えしぇ蔵 | 2015年10月31日

古い建物が壊され、新しいビルが建ち、新しい道路ができ、緑が失われて徐々に変化していく街の様子を、その片隅で長年眺めているような古い食堂って皆さんの近くにもありませんか?つくづく思うんですが日本の街っていうのは変化が早すぎますよね。ほんの10年ご無沙汰しただけで全く違う街のように変化するのは何か寂しいものを感じませんか?久留米の街もその例にもれず急激に変化していきます。その久留米の片隅に、ずっと同じ佇まいで昔ながらの味を守り続ける古い定食屋さんがあることは、慌ただしい社会の中でちょっと一息つかせてくれます。お店の前に立つと一体いつからかけているのかと思われる古い看板が迎えてくれます。店に入ると土間に狭いカウンターとテーブル。年齢性別問わず近所の常連さんが入ってくるなりメニューも見ずに注文します。そして出てくる料理の懐かしさ。まさに昔定食屋さんで食べたあの味です。あれをそのまま守り続けてこられたんだなと、ありがたい気持ちにさえなります。そしてお値段もいわゆる昔ながらの定食屋さんの水準で、毎日通っても平気なくらいです。昔あったいいものを全部新しいものに置き換える必要はないのですよね。ヨーロッパに行くと同じ場所で100年以上味を守り続けているというのは全然珍しいことではありません。日本の社会では変化、革新にばかり夢中になって、守っていくべきもの、後世に伝えるべきものがなおざりにされているような気がしてなりません。こういう食堂をみんなで守っていきましょう。
(えしぇ蔵)
久留米市諏訪野町2378-44
0942-32-8679

明楽

えしぇ蔵 | 2015年10月17日

おいしいお店を探すには先入観を捨てないといけないと思うことが時々あります。駅がある建物には飲食店が集まったエリアというのがありますよね。「味の○○○」とか、「グルメ○○○」なんて名前がついてる、あれですね。えしぇ蔵は基本的にああいった飲食店エリアにはおいしいものを食べようというモードでは行きません。正直、お腹が空いたけどいいお店が近くにないのでとりあえず・・・という感じで行っていたのが現状です。ところがどっこい、そこにも本当においしいお店というのはあるんですよね。西鉄久留米駅がある建物、エマックスクルメにも飲食店が集まった「味のタウン」というエリアがあります。その中に本場の手作り餃子を食べさせてくれるお店があるのです。お店に行けばわかりますが、そこで生地からこねて手作りしています。この餃子がたまらないわけです。皮のもちもち感がなんともいえないのです。種類もニラ、牛肉、海老、しそなどいろいろあります。定食の種類も豊富です。そして嬉しいことに餃子はお持ち帰りができますので、家で焼くなり蒸すなりスープに入れるなりして食べることができます。近所だったら絶対頻繁に買って帰ってビールのつまみにするところです。餃子以外のメニューも充実しています。ランチにもよし、駅だけにちょっと飲んで帰る時にもよし、知っておいて損はないお店です。久留米の方はもちろん、それ以外の方も久留米に来た時は是非お試し下さい。
(えしぇ蔵)
久留米市東町316-2 エマックスクルメ2F
0942-38-2332

ダイニング ジャポネ

えしぇ蔵 | 2015年9月6日

洋食屋さんというジャンルが微妙な立場になりつつある昨今ですが、これはこれで大いに日本人の食文化の一部になっていると思うのはえしぇ蔵だけではないと思います。ハンバーグ、オムライス、グラタン、スパゲティ・・・中高年の人々には幼少の頃にあこがれの響きだったのではないでしょうか?これらは元は外国の料理とはいえ、長年日本において日本人に合うように変化をとげ、もはや日本独自の味になっていると言ってもいいかと思います。ですのでこのジャンルはこれからもしっかり成長していって欲しいと思います。久留米においてその代表的な存在がこのお店です。メディアにも何度も取り上げられている有名店ですからご存知の方も多いと思います。このお店を有名にしたのはオムライスです。あらゆる方面でとにかく絶賛されています。えしぇ蔵が食べた時に一番に思ったことは、完成されているということです。最終的な答えにたどり着いたのがこれ!っという印象を受けました。何も文句なし。これ以上必要なものもないし、省くべき不必要なものもない。一筆たりとも加える必要のない名画を見ているような感じでした。オムライス以外にもハンバーグやグラタン、パスタ、カレーライス、ハヤシライス、そして意外なところではちゃんぽんやかつ丼など、いずれも評価が高いです。こういうお店は洋食屋という食文化の維持繁栄に大いに貢献しているのではないかと思います。福岡県が誇る洋食の名店。是非これからもがんばって欲しいところです。
(えしぇ蔵)
久留米市中央町38-6
0942-33-6762

BRAVA(ブラーヴァ)

えしぇ蔵 | 2015年8月22日

日本にいるとあらゆる国の料理を食べることができますが、果たしてそれが本当に本場の味を再現しているのか、あるいは日本風にアレンジしているのか、はたまた全くのデタラメなのかは現地に行ったことがない限り客側はわかりません。お店側の主張を信じるしかないのですが、これがナポリのピッツァに関して言えば確認する方法があるのです。「真のナポリピッツァ協会」というものがありまして、ナポリのピッツァを提供するお店を認定しています。その数は世界中で400以上にのぼるそうです。そこには厳しい条件(生地は小麦粉・塩・水・酵母しかつかわない、生地は手で伸ばす、などなど)がありまして、それをクリアしているお店でないと認定はもらえません。だから「真のナポリピッツァ協会」認定のお店ということであれば、それはつまりホンモノの証なのです。こんな確かな安心感はありませんね。久留米においてこの認定を貰っているのがこのお店です。石窯で焼かれたピッツァのうまさはそりゃもうこたえられません。ここはお値段もお手頃ですし、ピッツァ以外のメニューも充実しています。デートにもパーティにも使えます。是非是非皆さんも証明書付きのナポリのピッツァをお楽しみ下さい。
(えしぇ蔵)
久留米市天神町152-4
0942-34-3917

る・く~ぷる

えしぇ蔵 | 2015年8月8日

高級ホテルやハイレベルなレストランなどで腕をふるっていた料理人の方たちがそこをやめる日はいつか来るものです。そういう時はどこかでいいお店が生まれるチャンスでもあります。独立してどこかの街で小さなお店を開店するというのはよくあることですが、そういうお店ではかなりの高い確率で素晴らしい料理に出会えます。なにせしっかりとした組織の中できっちりと修行を積んでいますのでゆるぎない技術を習得しています。まずいわけがありません。だから「あのお店の料理人がどこそこでお店を持つらしい」という情報は見逃す手はありません。そんなお店を久留米の片隅で見つけました。久留米インターの近くではありますが、偶然見つけたということがまずあり得ないような場所なので、おいしいお店というのは本当にどこにあるかわからんもんだと思ってしまいます。こちらのお店のハンバーグはそれはそれは絶品。まさに高級ホテルや高級レストランの味を庶民的な価格で楽しめます。きちんとしたお店で長年仕事されてきたからでしょう、妥協がないというか、細かいところまできっちりとした仕事をされます。ハンバーグに職人芸を感じます。久留米の目立たない場所でこんな絶品が味わえるなんてまさに感動ものです。是非、より多くの人に知って欲しいです。
(えしぇ蔵)
久留米市東合川町4-9-30
0942-44-1139

モン・シュシュ

えしぇ蔵 | 2015年5月30日

昔ながらの作り方を守るというのも料理の魅力の一つですが、新たなアイディアを盛り込んでそれまでになかったものを生み出すのもまた料理の醍醐味です。お好み焼きというものは誰が作っても、誰もが想像するようなものが出てくると思っている人が多いと思いますが、このお店のお好み焼きはその予想を覆すものです。えしぇ蔵が初めて見た時、一瞬お誕生日ケーキがホールで運ばれてきたのかと思いました。それくらいの大きさと厚みがあるのです。いわばスポンジにあたる部分がビッシリつまったキャベツで、その上に小麦粉の生地の部分がいい感じにカリカリに焼かれて乗っています。それはそれは食べるのが惜しいほど芸術的な外観です。おそらく「こんなに食べられるだろうか」と思うほど大きいですが、ほとんどキャベツですから大丈夫です。満腹にはなりますが、罪悪感のない心地いい満腹感です。少しずつ崩しながら食べていくと真ん中あたりに玉子が入っています。それをまた崩しながら食べると味が変わるので飽きさせません。上のソースもしつこくなく、後味もいいです。なにしろキャベツの量がすごいので消化もいいです。個人的にこのお好み焼きなら毎日食べられます。店内は古い店舗をうまく利用した今時のカフェ風の作りで、女性には特に喜ばれると思います。雰囲気的にも一般のお好み焼き屋さんとは一線を画しています。お好み焼きが好きでないという人でも一度お試し下さい。ここならきっと気に入ってもらえるのではないかと思います。
(えしぇ蔵)
久留米市六ツ門町7-30
0942-30-8100

味川

えしぇ蔵 | 2015年4月25日

良心的な価格でおいしいものを提供してくれるお店を見つけては紹介していますが、そういうお店ほど競争力が弱いものでして、せっかくのいいお店が次々に閉店していきます。そして決してここでは紹介することがないであろう類のお店の前に長蛇の列ができ、繁栄しては多店舗展開をして、いいお店を駆逐していくというのが悲しい現実です。この現実を前にして、こんなサイトやってても意味がないのではないか?と思うことは頻繁にあります。でも今回紹介するようなお店がこつこつと営業しているのを見ると、やはりやめるわけにはいかないなと思うわけです。こちらは久留米のアーケードの片隅にある、昔馴染みの小さな定食屋さんです。入ってくる客が顔見知りばかりというほど地元に愛され続けてきた老舗です。ここでは弁当の形で様々な定食が用意されており、極めて良心的な値段で食べさせてくれます。これが本当においしくて、しかも家族に作ってもらったような親近感を覚える味です。気さくで優しい人柄のおじさんとおばさんが、あたたかく迎えてくれるあの雰囲気は、まさに両親のもとに帰ってきたような感覚を与えてくれます。帰り際におばさんが「いってらっしゃい」と言ってくれますが、本当にまた「ただいま」と言って戻ってきたくなるお店です。こういうお腹だけでなく心まで満たしてくれるお店が一所懸命営業している限りは、やはりESEグルメも続けて、応援しなくてはいけないなと思うわけです。久留米の方、是非御用達にどうぞ。遠方の方も久留米に来た時はどうぞお試し下さい。
(えしぇ蔵)
久留米市東町34-81
0942-35-0016

彩舞庵

えしぇ蔵 | 2014年8月22日

久留米にお客さんがいる関係で、お昼は久留米で食べることがよくあります。このサイトをやっているからには新規を常に開拓しないといけないわけですが、それには当然リスクも生じます。時にはそんなリスクを避けて、間違いのない行きつけでがっつり食べたいと思う時もあります。そういう時のお店をいくつか見つけていますが、ここもその一つです。古いお店で、お二人でコツコツと続けてこられたという感じの素朴で真面目な印象があります。まるで友達の家にでも来たかのように心から歓迎してくれるような接客は、本当に心和むひと時を与えてくれます。そばは味は言うに及ばず、ボリュームもたっぷりです。ちなみにそばをセットで頼んでみて下さい。いろいろ付いてくるのにこの値段?と驚くと思います。コストパフォーマンス大賞なんてものがあれば最終選考まで残るのは間違いありません。こんなにおいしいのにこんなに安くでこんなにお腹いっぱいになっていいの?と思うはず。これぞまさに”おいしい”そば屋です。えしぇ蔵が行きつけにする理由はそこにあります。かなりお腹が空いてる時、「そばが食べたいけど、そばじゃちょっと物足りないかな?」なんて思う時はうってつけのお店です。是非ここでお腹いっぱいになって下さい。(もし天ぷらが好きという方は是非かき揚げを頼んでみて下さい。きっとびっくりします。こんなに食えるか?と思います。でもこれがうまいんで食えるんです。お試し下さい。)
(えしぇ蔵)
久留米市篠山町179
0942-37-2210

グリルミヤザキ

えしぇ蔵 | 2013年11月30日

高級と謳ったものが安価なものであったり、ここでとれたと謳ったものがあっちでとれたものであったりと、食材の虚偽表示で大騒ぎになってお偉いさんが出てきて頭下げたりと相変わらず食に関する意識レベルの改善が見られない我が国ですが、一方でホンモノを長年提供し続けてくれる老舗はそんなすったもんだはどこ吹く風という感じで淡々と仕事している様子が実に頼もしいなと思わずにはいられないえしぇ蔵です。嘘をつくこともなく、手を抜くこともなく、妥協することもなく、しっかりといい仕事をしてかつそれをことさら自慢せず当然のことと思っているようなお店に行くと、こういうお店もまだまだあるんですよと多くの人に知らせたくてうずうずしてしまいます。そこで是非紹介したいのがこのお店。久留米で本当においしいハンバーグやステーキを食べさせてくれます。使っているお肉のいいこと!そして妥協のない丁寧な仕事!これだけのおいしさを誇るならもっと大々的に宣伝してどんどん店舗を増やして・・・なんていうことは考えないんでしょうね。長年ずっと同じスタイルでコツコツと営業されています。そういう職人的姿勢がえしぇ蔵的にはズキーンとくるわけですね。こういう洋食屋さんはやっつけ仕事のチェーン店などに負けることなく末永く頑張って欲しいなと強く思います。
(えしぇ蔵)
久留米市螢川町4-2
0942-38-7544