Dining 十和蔵

えしぇ蔵 | 2018年6月30日

ESEグルメの掲載店をざっと見てみると、圧倒的にランチやティータイム向けのお店が多く、夜にゆっくりと楽しむ、例えば接待に使えるようなお店が少ないことに気づいて、こりゃいかんなということで今回はランチもあるけど夜に行きたいお店を紹介します。天神から歩いてすぐの距離にある西中洲というエリアにはいいお店が結構ありまして、このお店もそのうちの一つです。まずはお店の拵えが素晴らしいのです。店内の雰囲気は非常にハイセンスな和モダンの世界が創出されています。パーティー用の部屋もよし、カウンターもよし、個室もよし。どの部屋も洗練されたお洒落な空間です。そんな環境でいただく料理は創作和食!味はもちろん、工夫に富んだ料理の数々はどれも舌に目に満足させてくれます。とにかくそのオリジナリティは特筆すべきで、ここでしか味わえない独自の和の世界を構築してゆるぎがないところは、料理人のかなりの腕とセンスを感じさせてくれます。料理好きの素人がいくら頑張っても到達できない料理が楽しめる。これこそ飲食店の存在意義ではないでしょうか?ここはプロの仕事はこうも違うものかとうならせてくれるお店です。前述のようにパーティー向け、カウンター、個室といろんなタイプの部屋がありますので、人数とシチュエーションに柔軟に対応できます。ただし、やはり人気店ですので絶対に行きたいという時には早めの予約が必要です。もし県外の方が遊びに来るのでおいしいものを食べさせたいという時には絶対お勧めします。お酒もいいものばかり揃っていますし、喜んでもらえること間違いなしです。知っておくべき福岡の名店の一つです。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区西中洲5-29
050-5570-1170

小笹飯店

えしぇ蔵 | 2018年6月15日

この街ならこのお店、という地元を代表するお店というのがどこにもありますよね。そういう地位は長年にわたって多くの地元のファンに親しまれ愛されないと築けません。かつて昭和の頃に日本人の食欲を満たした定食屋は、他のジャンルより利用される回数が多いのもあって、そうやって地元に根付いていたものでした。そういう定食屋が今も残っているとすれば、これはみんなで守らないといけないでしょう。なにしろ日本の働く人々を支え、社会の成長に大いに貢献してくれたわけですからね。例えば小笹といえば?誰しも小笹飯店を連想するのではないでしょうか?お店の中も外も本当に昔ながらの定食屋そのもの。そこでいろんな定食が楽しめますが、中でも断トツ人気は”とり肉の味噌炒め定食”。これがこのお店を地元に限らず福岡でも有名な店にしたのではないでしょうか?もう正直たまりません。揚げた鶏の胸肉を味噌を使ったソースをからめて野菜と一緒に甘からく炒めてあります。もう本当に絶品です。これが山盛りのごはんとスープ、たくあんと一緒に出てきます。昔の定食屋そのままにしっかりとしたボリュームですが、小食の方は注文するときに言えばご飯を少なくしてもらえます。他のメニューもどれもおいしそうなので迷うのですが、次々に来るお客さんのほとんどがこの”とりみそ”を頼んでいます。お昼時はかなり待ちますので時間に余裕のある時にどうぞ。皆さんも是非!絶品”とりみそ”をお楽しみ下さい。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区小笹3-10-25
092-521-3176

ぐぐカレー。

えしぇ蔵 | 2018年6月2日

カレーというジャンルにおいてはここ最近の福岡は本当にすごいことになってます。規模は小さいけど本当に質の高いカレーを食べさせてくれるお店が次々に誕生して、特に福岡市においてはオススメしたいお店が本当にたくさんあります。日本人でカレーが嫌いな人というのはおそらくかなり少ないと思うので、これは非常に喜ばしいことです。そうなると逆にお店側からすれば、もはや家庭で作れるような一般的なカレーを出していては生き残ることはできないということになります。努力と工夫なしではこの群雄割拠の時代で光を放つことはできません。このお店は平尾のちょっと隠れたスポットにありますが、まさに腕の為せる技でしょう、既に多くの人から好評を得ているようです。注文してからスパイスを石臼でゴロゴロし始めた時点でもうこちらはワクワクものです。たっぷり作りおきして注文が来たらご飯にかけてハイどうぞではありません。一皿ごと丁寧に作っています。おいしいはずです。多少待たされてもいいじゃないですか。極上のカレーが楽しめるわけですから。なにせ小さいお店でカレーの種類もそう多くはありませんが、このお店の最大の特徴はこの丁寧さにありますから、そこを是非じっくり味わって頂きたいわけです。狭い店内にカウンターしかないので、多い時は外で待たされるかもしれませんが、待ってでも食べて下さい。このお店も確実に福岡のカレーのお店のレベルを上げていると思います。家では作れないプロのカレーを食べたい時は是非どうぞ。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区平尾2-17-21
070-6595-1477

トーストのバンビ

えしぇ蔵 | 2018年5月20日

姫が韓国が好きなので以前はよくソウルに遊びに行ってました。朝早くホテルを出て屋台で朝食を食べたことがありましたが、その時食べたのがホットサンドでした。特に珍しくもない物ですが、その時の味はちょっと忘れられません。何か独特の味とあのサクッとした食感が鮮明に記憶に残っています。これは是非行く度に食べようと思ったものですが、泊まるホテルが毎回違うのでなかなかそんな機会もなく、最近では韓国に行くこともなくなったので忘れていました。ところがなんと、薬院の街角にホットサンドのお店があるというではありませんか!しかも本場よりもおいしいという評判なので早速食べてみました。まさにあの時の感動の再現、いやそれ以上の感動でした。なんでもお店の方は本場で修行してから開店されたようですが、おそらく素材(レタスやハム、ベーコン、玉子などの具はもちろん、ジャムやごま油にいたるまで)を徹底して厳選されているせいでしょうか、本場の一枚上手であることは間違いありません。そして焼き加減も絶妙。これは絶対にはまります。チョコバナナとかジャムとかの甘いホットサンドもあります。お店は小さいですが中で食べることもできます。基本、持ち帰りの方が多いでしょうけど、ここはやはりできたてアツアツをその場で食べることをオススメします。朝食に、ランチに、おやつに是非どうぞ。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区薬院2-2-18
092-753-7866

ビストロ ミーヌ

えしぇ蔵 | 2018年5月7日

常に交通量の多い賑やかな昭和通りも、一本北側に入った通りは静かなものです。そのあたりをぶらぶらと歩いてみるとこじんまりと、ひっそりと、でも多くのファンを持つ名店に出会えます。それがこのお店です。特別な用でもない限り車で通ることもあまりないような通りなので偶然見つけるという確率はかなり低いですが、そういうお店が本当に多くのグルメな方たちに絶賛されまくっていますから、一体どれだけすごいかというのが想像できるかと思います。このお店はおいしいという表現だと全く表現しきれないすごさを持っています。そう、”おいしいというより”すごい”んです。とにかく一品ずつかなりの技術、知識、経験が盛り込まれていることを感じます。正装して行くような超高級フレンチで出されるようなディナーを、普段着でランチで食べることができるといえばそのすごさが伝わりますでしょうか?それなのにお値段が庶民的すぎるので食べてるこっちが申し訳ないという気持ちにさせられます。この味は、この深さは、一体どうやって出すんだろう?と考えながら食べてしまうほど、プロの技をひしひしと感じます。これぞまさに外食の醍醐味ですね。自分では作れないプロの味を堪能すること。このお店ではそれを十分に体験できます。ワインも安いので是非合わせてみて欲しいです。こんなすごいビストロがあることは福岡の誇りですね。是非フランス人の感想を聞いてみたいです。
(以前は大名で「gaza」という名前で営業されていたそうです。)
(えしぇ蔵)
福岡市中央区荒戸2-1-36
092-724-5007

ワタナベナンバン

えしぇ蔵 | 2018年4月21日

宮崎名物のチキン南蛮はえしぇ蔵の大好物の一つです。これを嫌いという人の価値観が信じられないくらい好きです。でも福岡にいて本場の味を楽しむ機会はそうそうあるわけではありませんが、それを実現してくれるのがこのお店です。ここのこだわりつくしたチキン南蛮の完成度はかなりのものではないかと個人的には思っています。それをピタパン(中東やアフリカなどで食べられている薄いパン)にはさんでサンドで提供してくれます。使ってある南蛮酢やタルタルソースにも徹底してこだわりが見られ、他では楽しめない孤高の味に到達しています。お店の2階で食べることができますが、サンドですからもちろんテイクアウトもできます。サンドの種類は6種類、タルタルソースは10種類あって組合せは自由に選べます。組合せを変えて何度も楽しめるというのもまた嬉しいですね。ランチタイムにはチキン南蛮弁当もあります。えしぇ蔵は個人的にこういった一つの料理に絞ってまっすぐに追及するお店が大好きです。日々取り組むことで見えてくるものというのは必ずあると思います。それを見つけた時、独自の味の創造というのが可能になるのではないかと思います。チキン南蛮を極めつくした名店の味を皆さんも是非お楽しみ下さい。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区平尾5-18-10
092-524-6363

焼き鳥の軍ぞう

えしぇ蔵 | 2018年3月26日

えしぇ蔵は不動産の仕事の事務所を中央区大宮に置いておりますが、事務所の周辺には嬉しいことにおいしいお店がたくさんあります。このサイトに掲載しているお店が結構あります。その中でも事務所の3軒隣にあるこのお店は接待などで一番頻繁に利用しています。このお店の焼き鳥は、一般的な焼き鳥のお店と比べて何か決定的に違う特徴があるというわけではないのですが、とにかくその味では群を抜いています。楽しく会話しながら飲んでる時に焼き鳥を口に運ぶと、初めての人はちょっと会話が止まります。そして少し時間を置いて、「……おいしいねぇ」としみじみ言います。これは自分の予想を超えるおいしいものに出会った時の人間の素直な反応だと思います。このお店ではどの串を頼んでもほぼこのリアクションが期待できます。仕込みの段階で何やら秘策があるのか、ちょっと他では味わえないクオリティだと思います。それだけおいしいのだから高いのだろうと思うとこれまた意外。非常にリーズナブルです。店内はテーブル席とカウンターがありますが、それほど広いお店ではありません。それにこの味ですから非常に客が多いです。事前に予約することをお勧めします。飲み物にワインもありますので、ワイン好きな人は是非合わせてみて下さい。我が社の御用達焼き鳥屋に皆様も是非どうぞ。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区大宮1-7-21
050-5868-7233

本格四川料理 三鼎(サンテイ)

えしぇ蔵 | 2018年3月10日

お店の名前やキャッチフレーズに「本格」という言葉が入ると、「これが紛れもないホンモノだぞ」「本来の味をそのまま提供するぞ」みたいな印象を受けるので非常に期待するわけですが、このお店は見事にそれに応えてくれます。現地で四川料理を食べたことはないですが、ここなら味を通して海の向こうの四川料理の世界を体現できるような気がします。四川ですから確かに辛いです。しっかり辛いです。でもそれはこのお店の料理の魅力の一部に過ぎません。まず非常に味が繊細です。「多分、こういう手順で作ったんだろうな」という予想を全く受け付けません。意表をつくアイディアを見事に形にしていることも特筆すべき点です。そしてもはや芸術といえる盛り付けの美しさ。こういった点がプロ中のプロの仕事であることを証明しています。料理長は重慶にあるホテルで長年料理長をされていたそうです。腕はお墨付きというわけですね。まさに「本格」というべき絶品中華です。高価なメニューもあるので高級中華と思われそうですが、リーズナブルな価格のものもたくさんありますし、気軽に食べられるランチメニューもあります。皆さんも是非本格的絶品中華を味わって下さい。(ちなみに「三鼎」とは古代中国で使用された足が3つある器のことで、お店の入り口に置いてあります。)
(えしぇ蔵)
福岡市中央区天神4-5-13
050-5592-4935

いい日とん勝

えしぇ蔵 | 2018年2月10日

トンカツが大好きなえしぇ蔵なので今までいろんなお店で食べてきました。このサイトで紹介しているお店だけで食べればいつも満足できると思いますが、なにせいいお店というのは仕事中にちょっと寄るというのが難しい場所にあったりして、ついチェーン店やそこそこのお店で妥協してしまいがちです。それが繰り返されるとだんだん妥協してる水準に慣れてきて特に不満を覚えなくなります。そんな日が続く中、初めてこのお店で食べた時にはまたかつての”いいお店”の水準を思い出しました。それもかなりの衝撃を伴って。このお店のトンカツは個人的感想で言えば圧倒的においしいです。ちょっとビックリするくらい。余計なことにこだわらず、とにかくトンカツの品質を少しでも上げることに全力投球しているのがよくわかります。肉質の素晴らしさ、そしてその素材の良さを最大限に引き出す揚げ方、本当に”完璧”という表現を使っていいかもしれません。かつて食べに行ってがっかりさせられたトンカツのお店は山ほどありますが、それらのお店の人にこれを食べさせたらどう思うだろうか?と考えてしまいました。ショックで廃業するのではないかと。本当に素晴らしい仕事をされています。ごはん、味噌汁、キャベツお替り自由はお約束ですが、とにかくトンカツがうまいのでそれらもついお替りすることになり、食べ過ぎるのは間違いありません。覚悟して行って下さい。こじんまりした店内はお洒落で落ち着いた和の雰囲気で、かつ肩のこらない居心地良さを演出しています。接客も申し分なし。おそらくこのお店に来た人はよほど遠方からでない限りは再訪されることは間違いないと思います。この文章でえしぇ蔵なりに絶賛しているつもりですが、どうもまだまだ絶賛しきれていない感じがします。あとは皆さんがお店で確認して下さい。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区平尾5-4-7
092-522-9593

フロータン

えしぇ蔵 | 2017年11月21日

目立たない場所で小さなお店を構えて、近所の人やお得意さんだけ来てもらえればそれでいいというスタンスで営業されている飲食店というのは、かなり高い確率で料理のクオリティが高いと言えます。そういうお店ほどこのサイトでは紹介したいのですが、おそらくお店の人にとってはいらん世話かもしれません。でもやはりこういう姿勢のお店は多くの人に知って欲しいのでやはり紹介します。このお店は住所は平尾ですが、そこだけまるで発展から取り残されて昭和のかけらが残っているという感じの隠れた一角にあります。初めて行く時は”こんな狭い路地を入るの?”ときっと思うと思います。そんな狭い路地の先に数軒お店があってその中にあります。店内は古い家屋をセンスよく改装しています。メニューはカレーのみ。このカレーが絶品なわけです。この一品に賭けるという思いが味の中に凝縮されている感じがします。そんなカレー一つで多くのグルメたちを集めているわけですからその質の高さがわかると思います。ただ、残念ながらあまり大量に作られていないのです。すぐになくなりますから絶対に食べるためには開店時に行くことをお勧めします。カフェとしての利用ももちろんOKです。一つのメニューだけで、しかも少ない量となれば非常にそそられるものがありませんか?皆さんも是非この希少な一皿を味わって下さい。
(えしぇ蔵)
福岡市中央区平尾2-14-21